ブログって愉しい
【10月12日更新】 このブログの中の、映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の記事にここんとこちょこちょこコメントが付いている。あまり人気のない僕のブログで、同じひとつの記事にいくつもコメントが付くのはそうそうあることではない。おまけに今回は直メールまで飛んできた。
そこには僕が普段書いている他の記事とは違う何か、特殊性があるはずである。それは何か?
──そう、それは公開よりも随分早い段階での試写会鑑賞の記事であるということ。そして、この映画が往年の SF 名作アニメーションの実写版リメイクであるということ。加えて木村拓哉主演であるということ。
きっと一番大きな要因は3つめなのだろうが、大雑把に言ってしまうと、どれもこれも同じ側面がある。それはつまり普段僕が取り上げているのとは少し趣きの違った作品であり映画評であったということだ。
それが普段僕のブログを読みになんか来ない人を呼び寄せたということなんだろう。そして、そういう風にしてここを訪れてくれた人に、たまたま何か書きたい人が多かったということだろう。
SF ファンやアニメ・ファンも僕のブログにとってはあまり馴染みのないお客さんで、キムタク・ファンや SMAP のファンの方ともなるともっともっと縁遠い読者ということになるが、そういう方々がここに来てくれて、そして来てくれた人の中にたまたま何か書き残してやろう、質問してやろう、と思う人が多かったということだ。
皆さんがお書きになったものを読ませていただくと、SF があまり得意でないオヤジに、アニメにあまり詳しくないおっさんに、かつて宇宙戦艦ヤマトにそれほどハマっていたわけでもない一般人に、キムタクや SMAP のことをよく分かってない中年男に、この際だからいろんなことを教えてやろう、という感じが如実に現れているのである。滲み出しているのである。
これは大変愉快である。
僕がいろんな映画を見ていろんな映画について書くと、普段接触のないいろんな人が僕のブログに何か書き込み、書き残してくれて、僕の見聞や交流が広がるのである。
刺激になる。
いやあ、愉しいなあ。ブログって本当に愉しいって、こんな時に思う。
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