最近の買い物から
【8月21日特記】 音楽のオールド・コンシューマはいまだにダウンロードだけは満足できずにちょこちょこ音楽 CD を買ってしまうのだが、Amazon でのそんな買い物からいくつか紹介。
まずは UA の『KABA』。文字通り(と言われても最初は何のことだか解らんが)カバー・アルバムである。
選曲も抜群だし、アレンジのひねりも非常に効いている。特に『セーラー服と機関銃』に僕はぞっこんである。
そして、この曲や『きっと言える』『買い物ブギ』『蘇州夜曲』など、時代を超えた誰もが認める名曲に混じって、『わたしの赤ちゃん』とか『妖怪にご用心』みたいな曲を入れてあるところが本当に UA の真骨頂である気がする。『妖怪に~』は知らない曲だったけど、惚れたなあ。
この声とこの歌唱力。全く文句なしである。
次に元ちとせの『Occident』。こちらもカバーである。同時発売の姉妹版『Orient』が日本の曲のカバーであるのに対して、こちらは外国曲のカバーである。僕は『Occident』のほうが選曲が良いと思ったのと、『Orient』に収められている『熱き心に』は既に持っているということもあって『Occident』だけを買った。
こちらは UA と違って、聴く前からある程度想像はつく。英語の歌をあの琉球唱法で歌うという面白さである。それが少ししつこいと感じるようなら買わない方が良い。
そして、その唱法が最もマッチしているのは初っ端の True Colors ではないだろうか。これは沖縄のシンディ・ローパーである。結構来る。
そして、沖縄のアンディ・ウィリアムズ、Love is a many-splendored thing (慕情)もなかなか面白いし、ラストの沖縄のビートルズ HAPPINESS IS A WARM GUN も乙である。
こうやって説明すると、要するに沖縄の○○が並ぶわけで、要するに同工異曲なのであるが、オキナワン・ミュージックが好きなら買って保持するだけの値打ちがあると思う。
続いては、ウクレレの教則本。山内雄喜の『ハワイアン・スタイル・ウクレレをかるーく弾こう!』DVD つきである、って自分で書いていて言うのも何だが、DVD つきだったのか! てっきり CD だと思って教則 CD 集のケースにしまいこんでしまって観ていなかった。
この本は良い本である。
弦の巻き方から丁寧に説明してあって、じゃあ、初心者向けの本かといえば必ずしもそうではない。「誰々スタイルで○○を弾いてみよう」みたいなページがたくさんあってものすごく楽しい。
キーごとのヴァンプ集やハーモニック・スケールの解説に留まらず、スラック・キーまで出てくるので、中級者以上でも新たな発見があるのではないだろうか。ちなみに High-G と Low-G は混在している。
これを見ながらウクレレを手にしているととても楽しい。
CD であれ、楽器であれ、楽譜であれ、なんか「音楽を手にする」愉しみってあるような気がするんですよね、我々旧人類は。
なお、以上3商品については私の Amazon Store にもアップしておいた。ウクレレ教則本については近くもう一冊上げるかもしれない。
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