« June 2010 | Main | August 2010 »

Saturday, July 31, 2010

恐ろしい白髪染め

【7月31日特記】 人間、半世紀も生きていると、白髪が増えてくるか、さもなくば禿げ上がってきて当然である。僕の場合は親戚中を見渡してもハゲの人はいなかったので、白髪筋なのだろうと若い頃から予期していたのだが、いよいよそれを身を以て確認できる域に入ってきた。

とは言え、こないだまではそんなに白髪が目立つほうでもなかった(と自分で勝手に思っていただけかもしれないが)のである。

ところが、先月出張先のホテルで、普段とは違う鏡で見たら普段は見えないものが見えるということなのか(まあ、洗面台が小さかったので鏡との距離が近かったということもあるが)、げっ、俺ってこんなに白髪だらけだったのか、と気づいたのである。

一体いつから?

いや、いつからなのかはどうでも良い。問題は「いつまで?」である。もっと白髪が増えてくれば、もう少しバランスが良くなりそうな気はする。しかし、今の配合比率は美しくないのである。極めて美しくない。

年を誤魔化したいとか、若く見られたい、ということではない。この美しくない配色をなんとかしたいと思ったのである。

Continue reading "恐ろしい白髪染め"

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Friday, July 30, 2010

仕事の始まり

【7月30日更新】 「私は正しいことを言っているのに上司が理解してくれない」みたいな相談を受けた。時々受ける相談だ。

しかし、サラリーマンは正しいことを言ってるかどうかで評価されるのではなく、正しく人を動かせているかどうかで評価されるのである──みたいな返しをしてみる。

「え、でもでも」と君は何を措いてもまず自分が正しいことを言っているということを僕に認めてもらおうとする。それがなければスタートできないみたいに。それがまるでゴールみたいに。

だが、それがどちらであったとしても、喩えて言うなら風下から走るか風上から走るか、平坦なコースを走るか上り坂を走るかという程度の差しかない。「それって大きな差じゃないですか!」と君は言うだろう。うん、確かに大きな差だ。しかし、それは走りださない理由にはならない。

Continue reading "仕事の始まり"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, July 28, 2010

続・無機能電話機と多機能機

【7月28日特記】 一昨日、ケータイには iPhone の「機内モード」のような機能がないという記事を書いたらコメントが付いた。

曰く、「docomo の携帯電話にも、セルフモードという『すべての通話やメールが使用できないように設定する機能』があります」云々。

ええ、だから、本文中にも「3キャリアの携帯電話にもそろそろこの機能が付き始める」と書いた通り、その動きについては知ってますって。もしかしたら、あなたは docomo の社員ですか(笑)、などと思いながら、念のために確かめてみると、なんと僕の docomo ケータイにも既にその機能が備わっているではないか!

全然知りませんでした。これはこれは大変失礼いたしました。m(_ _)m

Continue reading "続・無機能電話機と多機能機"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Tuesday, July 27, 2010

映画館へ行こう

【7月27日特記】 今年の映画鑑賞本数はここ数年と比較すると少し多い。ひとつにはこれは試写会が増えたからだ。

僕の担務が変わったわけではなく、僕の所属しているセクションが、かつてはメディア系であったのがコンテンツ系に再編されたから、つまり、かつては地上デジタル化とかデータ放送とかインターネットとかモバイルとかをやっていたセクションだったのが、映画出資やDVD出版やインターネットやモバイルを扱うセクションに再編されたからである。

こういうセクションにいると自社出資のものからそうでないものまで、次から次へと試写の案内が来る。最初はよろこんで行きまくっていたのだが、こんな風にブログで映画レビューなどを書いていると結構不自由な思いがすることに遅まきながら気がついた。いや、最初から気づいてはいたのであって、「思い知った」とでも言うべきなのかもしれない。

Continue reading "映画館へ行こう"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, July 26, 2010

無機能電話機と多機能機

【7月26日特記】 iPhone の(あるいは Apple 製品共通のと言うべきなのかもしれないが)洗練されたところ、使いやすいところは本当にたくさんあるけれど、僕が一番感心したのは非常に地味な機能だった。

それは「機内モード」である。飛行機に搭乗するときなど、電波の受発信はしないようにしながら、本体単独で使える他の機能はそのまま生かすというものである。

僕は docomo しか使ってなかった頃からこの機能がほしかったのである。今では3キャリアの携帯電話にもそろそろこの機能が付き始めると耳にしたが、これは遅きに失したと言わざるをえない。

今までは飛行機に乗る時は電源を切るしかなかったのである。あれだけ多機能のきょう日の携帯が、機内に入った途端に「無機能」になるのである。馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

例えば、しょこたんが自分のブログに航空機の窓から撮った写真をアップしたときに、「機内では携帯の電源は切らなければいけないのではないか!?」と物議を醸したことがあった。これってかなり無残な話ではないか?

Continue reading "無機能電話機と多機能機"

| | Comments (2) | TrackBack (0)

Sunday, July 25, 2010

【7月25日特記】 梅雨が明けて一気に暑くなった。水ばかり飲んでいる。

「夏バテ防止法は水分を取り過ぎないこと」などとおっしゃる御仁もおられるが、僕の夏バテ防止法は水分を大量に摂取すること。糖分を含んだ飲料はそれほど口にしないが、水・お茶の類は大量に飲む。

この暑さの中だと、大量に水分を取ってもほとんどが汗に出てしまう。だから、普段は結構トイレが近いのに、全然おしっこに行かない。1日に何リットルも飲んでいるはずだが、ということは何リットルも汗をかいているということなのか。

でも、それで良いのだそうである。気をつけるべきことはナトリウムの補給だけだと教えてくれた人がいる。大量に水分取って大量の汗をかいて、少量のナトリウムを補給。

Continue reading "水"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, July 24, 2010

ついに見つけた!

【7月24日特記】 ついに見つけた。ずっと探していた曲なのである。探していたけど見つからない、「御宇多年求むれども得ず」な曲だったのである。何故なら持っている情報が少なすぎたから。

タイトルも判らない。演奏者も判らない。ずっと昔、ラジオ番組の1コーナーのテーマ曲に使われていた曲。番組名もラジオ局名も思い出せない。出演者名も憶えていない(確か山内ナントカという女性ではなかったか?)

ウクレレの曲である。綺麗な曲である。初めてウクレレを買ったときに、いつかこの曲を弾いてみたいと思った曲である。でも、それだけの情報では音源も楽譜も手に入らない。

最初は高を括っていた。多分、ハワイアンの代表曲で、誰でも知っている曲で、いろんなアルバムや教則本に収録されているのではないか、と。でも、それは甘かった。

自分で口ずさんで音声入力し、それを元に楽曲名を突きとめるサイト"midomi"でも検索してみたが、上手くヒットしなかった。

半ば諦めていたところで、ついに見つけたのである。

Continue reading "ついに見つけた!"

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Thursday, July 22, 2010

iPhone アプリのテスト

【7月22日特記】 iPhone からココログに投稿するアプリのテスト。

このアプリは前からあったらしいのだが、僕は知らなかった。

iOS4 用にアップデートしたのだか、Apple の審査を通らず公開が遅れており、今日漸く使えるようになった。

こういうのがあるとほんとに便利ですね。どっからでも更新できる。

さて、投稿して、あとはちゃんと表示してくれるかのテスト。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, July 20, 2010

7/20サイト更新情報

【7月20日特記】 サイトを更新しましたのでお知らせします(このブログのことではなく、併設する私のHPの更新案内です)。

今回もまた、書評と、レギュラーで更新している言葉のエッセイの新作がひとつずつです。

書評の方は著者の志村一隆さんから送っていただいた『明日のテレビ』です。志村さんとは twitter を通じて知り合いになりました。

それから、エッセイのほうは先日車内で聞いたアナウンスがきっかけで認めたものです。

という訳で今回の更新は下記の通り。

Continue reading "7/20サイト更新情報"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, July 19, 2010

今日の BGM#45

【7月19日特記】 さて、今日もいつもの通り2回分まとめて掲載。

  1. おやじの唄(吉田拓郎)
  2. COOL(マザーグース)
  3. さすらいの天使(いしだあゆみ)
  4. ショッピング(井上陽水奥田民生)
  5. 青空のナミダ(高橋瞳)
  6. ゲゲゲの鬼太郎(熊倉一雄)
  7. 気まぐれロマンティック(いきものがかり)
  8. Missing(久保田利伸)

Continue reading "今日の BGM#45"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, July 18, 2010

『SR サイタマノラッパー』

【7月18日特記】 映画『SR サイタマノラッパー』の DVD を借りてきて家で観た。

自主映画と見くびってパスしたら、なんと2009年キネ旬ベストテンで堂々第25位にランクされた作品である。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭ではグランプリを受賞した。

超低予算、短期間で撮影された作品である。当然1カメで、凝った画作りなんかやってる余裕はない(だから、一つひとつのカットがやたら長い)。そうなると勢い脚本勝負ということになるが、この脚本がよく書けている。

それから、これはヒップホップ/ラップ映画であるので、ラップの出来も映画の重要な要素である。これまた、演者が巧いかどうかは別として、作品としてはよくできている。

脚本とラップ、この2つの掛け算で、この映画の好評は得られたのだと思う。

筋は単純である。サイタマのど田舎のフクヤ市、レコード屋もライブハウスもないそんな土地でラップをやっている3人のラップに対する情熱とちぐはぐな日常を描いたものである。

この3人の職業は、ひとりがブロッコリー農家、もうひとりがおっぱいパブの店員、そして、もうひとりはニートである。なんとも言えないではないか。

Continue reading "『SR サイタマノラッパー』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, July 17, 2010

強炭酸よ永遠なれ

【7月17日特記】 強炭酸が戻ってきた。

アルコールばかりお嗜みの向きにはお気づきでないかもしれないが、ここのところ何年間にも亙って清涼飲料の世界では微炭酸が幅をきかせており、強炭酸飲料はほぼ一掃されていると言っても過言ではない状態だった。

しかも、微炭酸であることがまるで美点であり売りであるかのように、ボトルに「微炭酸」と大書してあるケースが多かった。時には「ツンと来ない」という表示も見たことがある。

僕は(ついでに言うと妻もそうなのだが)炭酸の強い飲料が好きだ。こればかりは酒飲みが炭酸の利いたビールを好むのと似ているような気もする。しかし、炭酸の利いたビールをがぶ飲みしてプハーッなどと言ってるおっさんが、何故だかガス入りの水を忌避する例もたくさん見た。

ヨーロッパに行くとガス入りの水がたくさんある。酒が飲めない僕は、そして、炭酸が好きな僕は、食事の時にガス入りの水を頼むことが少なくない。そういう僕を見て怪訝な顔をする酒飲み、そして、どういう風の吹き回しか自分も水を頼もうとして「ガス入りで良いか?」と訊かれて狼狽えて否定する酒飲み。

──なんでそんなに炭酸水が嫌なのかよく解らなかった。いや、未だによく解らないままである。

Continue reading "強炭酸よ永遠なれ"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, July 16, 2010

梅雨明け2題

【7月16日特記】 今週は全国的にずっと天気が悪い。しかし、先週末の予報では今週一杯雨続きだが、来週には梅雨明けするとのことだった。

ところが、昨日読んだ記事では、来週に入ってもからりと晴れるというわけには行かず、どのタイミングで梅雨明け宣言をするのか気象庁の担当者の力量が問われる、とある。

で、ふと考えたのである。

Continue reading "梅雨明け2題"

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Thursday, July 15, 2010

きっかけ

【7月15日特記】 僕は朝は用意が整ったら家を出るというスタンスなので、乗る電車の時間は決まっていなくて、日によって30分くらいは前後する。

それでも、まあ、よく乗る電車は2本くらいに絞られるし、時間は違ってもいつも同じ車両の同じドアから乗るので、乗り合わせる人たちもかなり固定化されてくる。そして、いつの間にかそういう「朝の通勤の友」にニックネームを付けていたりする。

Continue reading "きっかけ"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, July 14, 2010

『明日のテレビ』志村一隆(書評)

【7月14日特記】 よくまとまった本である。

僕は放送局に務めていて、しかも、その中で一番インターネットに近い部署にいるので、僕が読むと知ってることばかりが書かれていて物足りない気がするのも確かである。でも、同じ会社の中でインターネットと接点のないまま、接点を考えることもなく働いている多くの同僚や先輩で、こういうことをちゃんと理解していない人はかなりいるのである。

そういう人たちに読ませてやりたい本である。

世間一般の人にとってはなおさら知らないことばかりなのかもしれない。しかし、そういう人たちが読んでもすんなり頭に入ってくる構成であり、すっと理解できる文体の本なのである。

Continue reading "『明日のテレビ』志村一隆(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Tuesday, July 13, 2010

Sleep Cycle

【7月13日特記】 先週月曜日から iPhone アプリの Sleep Cycle というのを使っている。

これは要するに目覚まし時計なのだが、寝ている間の寝返りのパタンから睡眠のフェーズを分析して、眠りの深いところではなく浅くなったタイミングで起こしてくれるというもの。だから、必然的にセットした時間より(場合によっては30分も)早く起こされることになる。

それでも、睡眠が浅いところで起こされたほうが寝覚めが良く、頭もすっきりする──というようなことが売りのソフトなのだが、僕は元来非常に寝起きが良くて起きることが苦にならないので、そもそもこんなアプリを使う必然性もなかったのである。

ただ、眠りの深い/浅いを分析してくれるということ、そして、自動的にそれがグラフに記録されるというところに興味が湧いて有料ダウンロードした次第である。

Continue reading "Sleep Cycle"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, July 12, 2010

ネット上の遺品

【7月12日特記】 前にも書いたことがあるが、最近、僕が死んでしまったら例えばこのブログはどうなるんだろう、みたいなことを考える。

そんなことを考えるようになったのは、ひとつには年を取ってきたからである。

別に今現在、死に至るような持病はないにしても、それなりに昨日よりは今日のほうが、先月よりは今月のほうが、昨年よりは今年のほうが死に近いのだという抽象的な感覚はある。

若い頃には具体的にも抽象的にも、そんなことは全く感じなかった。

そして、そんなことを考えるようになったもうひとつのきっかけは、先日『遺品整理人』というテレビドラマを見たことにもよる。

誰かが死ねば、生きている誰かがその遺品を整理することになる。しかし、僕のブログや twitter のアカウントは? 妻のメールアカウントは?

Continue reading "ネット上の遺品"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, July 11, 2010

京都国際マンガミュージアム『フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで』

【7月11日特記】 京都国際マンガミュージアムに行ってきた。いつから京都にこんなものがあるのか全く知らなかった。地下鉄烏丸御池駅からすぐ。

まんが図書館として約30万点のまんが資料を所蔵し、みんなゆったりと腰掛けて読み耽っている。懐かしいものがたくさんあった。ワークショップや教室なども盛んに開催しているらしい。館長は何と養老孟司氏である。

僕も似顔絵を書いてもらおうかと思ったが、画のタッチが今イチ好みでなかったのでやめた。

で、僕がここを訪れたのは漫画を読むためでも似顔絵を書いてもらうためでもなく、特別展『フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで』を見るためである。

Continue reading "京都国際マンガミュージアム『フィギュアの系譜 土偶から海洋堂まで』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, July 10, 2010

映画『川の底からこんにちは』

【7月10日特記】 映画『川の底からこんにちは』を観てきた。東京ではとっくの昔に公開が終わっているが、関西では今日が待ちに待った初日である。

いやあ、指折り数えて待った甲斐があったというもの。なんという脚本! まさに舌を巻く巧さ。映画を観て悔しくなるのは本当に久しぶりの経験だった。ダイアローグに圧倒的なリアリティがある。

満島ひかりが扮する佐和子。東京に出て5年目で5つ目の冴えない職場。で、そこの新井というぱっとしない課長が5人目の彼氏。

でも佐和子は「しょうがない」が口ぐせ。変に素直で諦めが良い。景気が悪いのも地球が温暖化してるのもしょうがない。自分にしても所詮「中の下」の女なんだから、ろくな男と巡り会えないのもしょうがない。スイカみたいな胸じゃないんだから高望みしたってしょうがない。

と言っても、新井がバツイチで就学前の娘と同居してたとは聞いてなかったけど…。

でも、そんな佐和子だから、結局何があっても周囲に流されるまま生きて行く。父に逆らって飛び出したはずの家だったが、その父親が病に倒れたのをきっかけに田舎に戻って父のシジミ工場「木村水産」を継ぐ羽目になる。しかも、そこに会社を辞めた新井が娘と2人でくっついてくる。

ただでさえ閉鎖的な土地柄に勝手に飛び出した娘が帰ってきてもおいそれと受け入れてはくれない。おまけに工場で働いているのは強烈なおばちゃん10人。この10人が一斉に反発するわ、シジミの売れ行きは不振だわでにっちもさっちも行かない。

とうとう開き直った佐和子は…、というストーリー。

Continue reading "映画『川の底からこんにちは』"

| | Comments (0) | TrackBack (2)

Thursday, July 08, 2010

『みつばちハッチ』マスコミ試写会

【7月8日特記】 『みつばちハッチ』のマスコミ試写会に行ってきた。

もちろん仕事絡みで見に行ったわけだが、完全に子供向けの作品なので論評するのが難しい。かなりの低学年/低年齢をターゲットにしているのでなおさらである。

大人が見てもついつい引き込まれてしまうような映画ではない。どちらかと言えば子供騙しである。

ただ、子供が見るにふさわしいシンプルでストレートな筋を丁寧に描いてある。ひたすら母を恋い友を思う一途なハッチと、次第にそれに感化されて行く周りの虫たちや人間の少女の物語である。

Continue reading "『みつばちハッチ』マスコミ試写会"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Wednesday, July 07, 2010

『ハナミズキ』マスコミ試写会

【7月7日特記】 昨日、映画『ハナミズキ』のマスコミ試写会に行ってきた。『涙そうそう』の第2弾という位置づけで良いと思う。

つまり、『涙そうそう』同様、まず同名の歌があり、その歌詞をモチーフにして作られた映画であり、ともに TBS の出資であり、TBS の社員である八木康夫や那須田淳らのプロデュースの下に同じく社員である土井裕泰が監督し、脚本は吉田紀子が担当している。

『涙そうそう』のほうは妻夫木聡と長澤まさみのキャストでそこそこヒットした割にはそれほど高い評価をもらえなかったが、僕は結構良かったと思っている。

そして、この『ハナミズキ』もしっかりと構成された、良い映画であると思う。全般にテレビ的な作りの映画だという感じがした。長いスパンの物語を追っており、これはむしろ2時間の映画にするよりは1クール10回か11回かけてゆっくり描いて良い話である。

その長い話を、複数台のカメラを駆使して、あまり画作りに凝ることもなく、むしろ表情のアップを多用して、テンポ良く切り替えながら進めて行く。

ただ、『涙そうそう』が大雑把に言って家族の物語であったのに対して、今回の『ハナミズキ』は恋愛の物語である。その違いが観客を選ぶことになるかもしれない。

Continue reading "『ハナミズキ』マスコミ試写会"

| | Comments (2) | TrackBack (2)

Tuesday, July 06, 2010

バルニエ

【7月6日特記】 考えてみたら、僕みたいな者でも好きな食べ物はいろいろあって、そして時代年代とともに結構変遷している。

例えば、オリーブは今、僕の好物である。オイルも好きだが実も好きだ。しかし、オリーブの実を初めて食べた時の自分の拒否感もまた記憶にしっかり残っている。

Continue reading "バルニエ"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Monday, July 05, 2010

夫婦の違い、感じ方の違い

【7月5日特記】 例えば妻が僕に何かやってほしいことがあるとする。その時に僕が別に何かをやろうとしていたりやりたいことがあったりすると、彼女は必ず「そっちやってからで良いよ」と言うのだが、僕はそれが嫌なのである。

やらなけれなならないこととやりたいこと、何かに迫られたり頼まれたりしてやることと自分の自由意志でやることの2つがある場合、僕はまず前者を片づけてからゆっくり、ゆったりとした気持ちで後者に取りかかりたいのである。

Continue reading "夫婦の違い、感じ方の違い"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Sunday, July 04, 2010

7/4 サイト更新情報

【7月4日特記】 サイトを更新しました(このブログのことではなく、併設する私のHPの更新案内です)。

今回はいつものパタンで、書評と、レギュラーで更新している言葉のエッセイの新作がひとつずつです。

書評は『算数宇宙の冒険』という数学ファンタジー・ジュヴナイル小説についてのものですが、いやあ、数学部分が難しくて読むのに随分時間がかかりました。

という訳で今回の更新は下記の通り。

Continue reading "7/4 サイト更新情報"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Saturday, July 03, 2010

ドラマW『第三のミス まず石を投げよ』

【7月3日特記】 昨年の末に WOWOW から録画したまま放ってあったドラマW『第三のミス まず石を投げよ』を漸く観た。今年の 8月にも再放送するらしい。久坂部羊原作の医療ドラマである。

僕はこの手のドラマはあまり得意ではない。それは正義でありヒューマニズムであるからだ。

いや、別に僕はひたすら正義を憎みヒューマニズムを嫌って生きているというわけではない(よね?) ただ、一面的なのが好きでないのである。そして、医療のような重いテーマを扱うと往々にして、どうしてもその一面的なところにしか逃げ場がなくなってしまいがちだからである。

そういう意味では、ある種一面的なところに堕ちてはいるが、多面的なトンネルを潜った上でのことであるとも言える、ま、そこそこのドラマだったと思う。

Continue reading "ドラマW『第三のミス まず石を投げよ』"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Friday, July 02, 2010

今日の BGM#44

【7月2日特記】 さて、今日も2回分。

  1. ふりむかないで(ザ・ピーナッツ)
  2. 湊町レヴュー(MOONRIDERS)
  3. The Perfect Vision (MINMI)
  4. 聖☆おじさん(スチャダラパー×電気グルーヴ)
  5. 帰って来いよ(松村和子)
  6. 哀愁列車(ミスゴブリン)
  7. How Do I Survive(Superfly)
  8. GOOD MORNING-CALL(小泉今日子)

Continue reading "今日の BGM#44"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

『算数宇宙の冒険』川端裕人(書評)

【7月2日特記】 うーむ、困った。どう評して良いかよく分からないのである。僕には一知半解であったが、これは読んだ僕が悪いのか、書いた作家が悪いのか…。

数学に材を得た、小学生を主人公としたファンタジーであり、数学世界への冒険譚である。で、出てくる数学がゼータ関数だのリーマン予想だの、ちょっとやそっとではない難しさである──と言うよりも、現代数学最高峰の難題を扱っているのである。

そんな本を選んでしまった僕が悪いのか、あるいは、こんなテーマに挑んでしまった作家が悪いのか。

ともかく、少なくとも数学の部分は生半可にしか解らない。恐らくこの小説を読んで面白いのは僕より遥かに数学的なレベルの高い人だろうと思う。そういう人であれば、読みながらニッと笑えるのかもしれない。

そして、そういう人にとっては、この今イチ脈略がないようなストーリーも、多分数学を介することによって、もっと繋がりの良いものになるのではないかと思う。

逆に数学が全く理解できなければ、この物語は奇想天外どころではなく、単なる荒唐無稽に堕ちてしまうだろう。

Continue reading "『算数宇宙の冒険』川端裕人(書評)"

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« June 2010 | Main | August 2010 »