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Saturday, May 08, 2010

後片付けの方法

【5月8日特記】 食後の後片付けをする場合、我が家では妻が洗って僕が拭くという分担になることが多いのだが、妻が独りでやるとなると(あまりに量が多くない限り)まず全部の食器を洗ってから全部の食器を拭くという順番でやっているようだ。恐らくそれが一般的なやり方なのだろう。

僕が独りでやる場合は、1つの食器を洗剤で洗い、それを水(または湯)で流し、それを布巾で拭き、収納場所が近い場合はそのままそこに仕舞ってから、続いて次の食器を洗剤で洗い、水で流し…、というのを繰り返して行くことが多い。最近そういうやり方がとても好きになってきたのである。

これには一応理由がある。

作業を始める時、流しは洗い物の食器で溢れている。これを先に全部洗おうとすると、簡単なようで却々難しいのである。下手するとせっかく洗った食器に洗ってない食器の汚れがかかってしまうことになるのである。

そして、全部洗ってから全部水で流してきれいになった食器を置こうとすると、往々にして今度は置くスペースが足りなくなってくるのである。

僕のようにひとつずつ全工程を終えるやり方だと、大きなスペースを確保する必要がないのである。流しの一番上の食器を手に取り、洗剤をつけたスポンジで食器を洗い、それを片手に持ったまま蛇口をひねり、汚れと泡が落ちたらそのまま拭いて食器棚にしまう。それの繰り返しで、どこにも空きスペースを必要としない。

それどころか、流しのスペースがだんだん広がって行くのを見るのが大変気持ちが良いのである。

僕は何かにつけて、だんだんそういうやり方が好きになってきている。

例えば、洗濯物を取り込むとき、ひとつずつ竿やハンガーから外して、畳む。次の衣類を取ってまた畳み、さきほどの衣類の上に重ねて置く、もしくは横に並べる。その繰り返しである。

先に全部取り込もうとすると当然両手で1回の作業では済まないし、取り込んだ洗濯物を置くスペースが要る。そして、乱雑に置かれた衣類の山を見ると、畳む気力は萎えてしまうことがある。ならば一着ずつ、取り込んで畳むという作業を繰り返したほうが気持ちが良いような気がするのである。

流しから少し離れた食器棚に食器をしまうとき、あるいは食事の際に出来上がったディッシュをテーブルに運ぶとき、僕がひとつだけ持って行こうとすると妻が慌てて「あ、これも」と言うことがある。

僕は言う:「大丈夫。もう1回行けば済むことだから」。他にも持って行くものがあることを僕が解っていないのではないのである。なにごともまとめていっぺんにやろうとしなくても良いのではないか、と思い始めているのである。

そう、工程ごとに完了させて行くやり方が効率の良いやり方だという考え方はいつからこんなに一般的になってしまったのだろう? 1つひとつについて全工程を繰り返して行くやり方があっても良いのではないだろうか?

なんで自分がこのやり方を好きになってきたのか、自分でもよく解らない。あるいは歳のせいかもしれない(何故年を取るとそうなるのか、という合理的な説明はできないのだが)。

別にいっぺんにいろんなことをするのがけしからんとか気に入らんとか言う気はない。それどころか、並行していろんな作業を同時に進めるのは大好きである。

その一方で、1つひとつ完成を見て行く、こういうやり方も大変好きなのである。なんでかは解らない。ただ、それぞれのやり方にはそれぞれの美しさがあるということに気がついてきたのも確かである。

なんかこういうことって、年取ってきたことのメリットのような気がする。

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