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Monday, April 26, 2010

人間ドック考(2010年度版)

【4月26日特記】 今日人間ドックを受けてきた。

去年の今ごろも多分同じことを書いたと思うが、健康診断というのは本当に健康に悪い。

飲まず食わずで血を抜かれて、放射線浴びて、ゲップのでる薬を飲まされながらゲップを我慢しろと命じられ、消化しない液体飲まされてサーカスみたいに宙吊りにされた挙句、締めは下剤である。

ただ、毎年同じようなことを受けていながら、年々進化しているのを感じるのも確かである。

たとえば、心電図にかかる時間は昔に比べて随分短縮したように思う。

それから、腹部のCTスキャンを撮ったのだが、これも一瞬で終わる。確か、この施設は最新式の機械を導入して、従来の何倍かのスピードで撮影できるようになったと書いてあった。

そう言えば、僕らより上の年代の人たちは、バリウムは昔もっと飲みにくいものだったと言っていた。

そんな風にして少しずつ進歩しているのである。

そもそも、大昔の人々にとっては胃壁がどうなってるかなんて切り開いてみるしか見る術がなかったはずである。それを、白いどろどろの液体を内壁に塗りつけてレントゲン撮影しようなんて奇策を一体誰が考え出したんだろう?

そう、当初は「奇策」だと思われたんじゃないかな? そして、そんな奇策からスタートしたものが段々身体にとって負担の小さいものに変わっていっているのではないだろうか。

僕らはひとりひとりが自分の健康のために検診を受けているのであるが、医学の進歩という歴史的観点から見ればひとりひとりが実験材料なのである。

まあ、後世の人たちの検診が楽になるのであれば、それもまたよし、である。奇策に踊らさせてバリウム飲んで、検査台の上で踊らさせて撮影されて、再び奇策に踊らされて下剤を飲もうではないか。

今年の人間ドックではそんなことを考えた。

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