命運+1曲
前にも書いたように、僕が収録しているのは「戦後日本ポップス史に残る名曲集」みたいなものだ。そして、かつてのコレクションのうちネットやレンタルCDから取ってきた曲の多くが失われた。
で、とりあえず手持ちの CD については今また少しずつ PC に取り込んでプレイヤに転送しているのだが、端的に言うとこの部分が増えているのである。
何故なら以前取り込んでいたときには同一のアルバムから何曲も入っているのもバランスを欠くような気がして、主にシングルカットされたものを、1アルバムせいぜい2~3曲までみたいな感じでやっていたのだが、やり直すに当たってそんな規制をしても何の意味もないような気がして制限を取っ払ってしまったのである。
単純に好きな曲が全部入っていれば良いではないか、という考えへの転換である。
だから、こないだ別の記事でも取り上げた和幸の『和幸 ゴールデン・ヒッツ』と『ひっぴいえんど』という2つのアルバムなどは、どの曲も捨て難く、結局全部取り込んでしまった。
先週は吉田拓郎をまとめて収録したので一気に曲数が増えたはずだ。そしてこの先、まだ1曲も取り込んでいないムーンライダーズ関係に手を染めると多分100曲くらいは増えるだろうし、それ以外に手持ちの CD でさらに100曲くらいはあるだろう。
そこに改めてネットやレンタルCDから取り込むものがやっぱり100曲ぐらいはあるはずだから、すぐに1000曲に達するだろう。
そういうことは容易に想像がつく。しかし、今何曲かなと確かめてみたら、たまたま前に持っていた曲数+1であったところが妙に嬉しかったのである。
特に、古いプレイヤと同曲数、ではなく、古いプレイヤの曲数+1であったところが。
今後の作品収集ライフが、別に根拠はないのだが、なんだか豊かなものになりそうな気がしてきたのであった。
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