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Saturday, January 09, 2010

何を伝えるかよりもどう伝えるか

【1月9日特記】 何を伝えるかよりもどう伝えるかの方が深刻な問題になる時代になってきたと思う。

僕の中に、若い世代に伝えたいこと、後の世代に残したいことというのは割合はっきり見えている。

それは例えば、前に書いた、「どうして僕が悪いわけじゃないのに、僕が謝らなきゃならないんだ?」→「それは、謝るのが君の仕事だから」みたいなこと。他にも似たような記事はいくつか書いていたように思う(もし興味があれば左欄の CATEGORIES から「仕事」を選んでみてほしい)。

しかし、問題はそれをどう伝えるかなのである。

まともに伝えると、彼らは崩壊するか暴発するかのどちらかである。

呼びつけてひとこと言おうものなら、ほんとにひどく凹んでしまう。まるで物理的に体のどこかが凹んでしまったのではないかと思うくらい、凹んで、落ち込んで、うなだれて、翌日は会社に来なかったりする。

後で呼びつけるのではなく、その場で一喝しようものなら、「公衆の面前で恥をかかされた」と逆上するか、あるいは拭いがたい怨念を抱いて内に籠るかのいずれかである。

それでも強く言った方が良いのだと腹を括って臨んだりすると、下手すると暴力で逆襲されたりする。

いや、誇張しているのではない。今や会社の中で日常的に起こっている現象なのである。

そうなってくると、何を伝えるかというところまでは辿り着かないのである。なんでも良いから、単純なことで良いから、いや、まずは「君は完璧ではないのだ」ということかな、それをどう伝えるのか、その方法を必死になって見つけなければならないのだ。

とても深刻なことになっていると思う。僕らの思いがまず伝わった上で否定されたり変形されたりするのであれば仕方がない。しかし、まず、僕らの言葉は伝わらないのである。

でも、結局無理やり口に押し込むように伝えるしかないのかな?──ここ数日はそんな風に思っている。まだ、迷いはある。が、伝えなければ何も始まらない。

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