Life-Size Music~ずっと大切にしたいうた~
【9月19日特記】 また良いアルバムを見つけました。My Amazon Store にも追加しておきました。カバーのコンピレーションなのでどちらのカテゴリに収めるか少し迷いましたが、結局カバーの名盤ではなく珠玉のコンピレーションのほうに入れました。
Life-Size Music~ずっと大切にしたいうた~[邦楽カバー編]
- ハナミズキ(Dew)
- サヨナラCOLOR(小泉今日子)
- スローなブギにしてくれ(I want you)(斉藤和義)
- 接吻KISS(Fried Pride)
- 泣いたままでlisten to me(グディングス・リナ)
- 世界中の誰よりきっと(酒井法子)
- 会いたい(財津和夫)
- 初恋(GOING UNDER GROUND)
- 真夜中のギター(UA)
- 見上げてごらん夜の星を(noon)
- Swallowtail Butterfly~あいのうた~(つじあやの)
選曲が良いです。
一般的には「選曲が良い」という表現は「良い曲を選んでいる」という意味ですが、このアルバムの場合は全てカバーなので、元々の曲が良いというだけではなく、それを「良いアレンジ・良い演奏・良い声で巧くカバーしている」という意味になります。
1)の Dew。昨年メジャーデビューしたデュオで、私は初めて聴いたのですが、一青窈のオリジナルよりも好きになりました。
2)の KYON2 も良い。オリジナルの Super Butter Dog の雰囲気をほぼそのまま再現していますが、彼女に非常にフィットした楽曲であったと思います。
4)の Fried Pride というグループも全く知らなかったのですが、Jazz 畑のデュオで、もう10年近いキャリアがあるんだそうです。これは Original Love の原曲とはかなり様相を変えて、でも原曲の良さは見事に活かした名演だと思います。
5)のグディングス・リナも私にとっては全く未知の歌手だったんですが、2003年デビューと言うから、もうかなりのキャリアのある人です。BARBEE BOYS の No.1 ヒットではないシブいところを採ってきてレゲエでやるっていう、このセンスが抜群。これがこのアルバムの白眉だと思います。
6)は今話題のw のりP。デビュー当時のイメージが強くて歌はもっと下手だと思っていたんですが、余計な力が入っていないのびのびとした良い出来です。
8)も良いです。村下孝蔵のフォークっぽいオリジナルがちゃんとロックっぽく再生されています。島谷ひとみ版よりはずっと良いかもw
9)はさすがにUA。抑えているのにしっかりと発露している。言うことありません。
11)は例によってウクレレだけのバックなので Yen Town Band の原曲と比べて迫力はかなり落ちますが、つじあやのと Chara が意外に似通っていることがわかるwなかなか良いトライでした。
今回 D.M.M. からのレンタルで聴いたのですが、D.M.M. のサイトにジャケ写がなかったので、リンクは Amazon になっています。洋楽カバー編(青いほうのジャケット)もあって、同じようなメンバーでやっているので、こちらも借りてみたいと思います。
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