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Friday, July 17, 2009

Smile for me

【7月17日特記】 沢田研二という歌手がいます。愛称はジュリーです。最後の大ヒット曲を飛ばしてからほぼ四半世紀が過ぎているので、30歳未満の人は全く知らなくても不思議はありません。

1960年代の終盤に"グループサウンズ"を代表するバンド、ザ・タイガースのボーカリストとして一世を風靡し、GSブームの終焉に合せてGSピックアップ・メンバーで結成したPYG(ピッグ)のツイン・ボーカリストのひとり(もうひとりは萩原健一)として活躍し、70年代以降はソロとして数々の超ビッグ・ヒットを連発しました。

1980年代の前半までは日本のポップ・シーンにおけるカリスマだったと言って良いでしょう。

その沢田研二の数あるレパートリーの中で「隠れた名曲」を挙げるとすれば、私の選曲は以下の通りです:

  1. ザ・タイガース時代『スマイル・フォー・ミー』
  2. PYG時代『自由に歩いて愛して』
  3. ソロ時代『君をのせて』

逆順でコメントすると、3はソロ・デビュー曲で「おいおい、いきなりロッカバラードかよ」という風に受け止められたと思います。事実この曲はほとんどヒットせず、当時流行っていたシカゴやチェイスのようなブラス・ロック調の『許されない愛』が初のソロ・ヒットとなりました。

しかし、そういう派手さ・激しさはなくとも、曲の素晴らしさ(作曲は宮川泰)とジュリーの張りのある声が合わさって、私は20世紀に残る名曲になっていると思います。

そして、2ですが、まあPYGは短命に終わったバンドなので「隠れた名曲」もへったくれもないのですが、何かと言えば引き合いに出される『花 太陽 雨』よりもこの曲のほうが遥かに良いと思います(詳しくはここに書きました)。

私は以上2と3については早くから音源を手に入れていたのですが、長年探しても手に入らなかったのが1です。

この曲はバリー・ギブとモーリス・ギブの作品です。言わずと知れたビージーズです。当時のマスコミは「アメリカのグループサウンズが日本のタイガースにプレゼントした」という紹介の仕方をしていました。

これもバラードです。そして当然のことながら全編英語です。チャート上位にランクされたはずですが、他の派手なヒット曲の陰にすっかり隠れてしまって解散後はほとんど完全に忘れされたような印象があります。

私は好きな曲でした。ずっともう一度聴きたいと思っていました。それが DMM のおかげで30年ぶりに聞くことができました。改めて聴いてみると思っていたほど素晴らしい曲ではありませんでした(笑)。

でも、やっぱり良い曲です。DMM に対して感謝の気持ちでいっぱいです。とか言いながら Amazon へのアフィリエイト・リンク張ってます(笑)。

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