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Friday, June 19, 2009

機構改革と自意識過剰

【6月19日特記】 会社の機構改革・組織変更で、僕の所属しているインターネットやモバイルのセクションが映画出資などを手掛けるセクションと合体する。

つまり、それは僕もまた広い意味で映画に出資する側の人間になるということで(ま、もっと広い意味では既に今でも出資する側の人間ではあるのだが)、どうも映画評の記事が書きにくくなるということだ。

自分が観て「良かったなあ」と感じた作品についてはそのまま書けば良いので悩むことは何もない。問題はその逆のケースである。

「これはひどいなあ」と感じた映画がたまたま自社が出資している映画であった場合、それをボロカスに貶したりしていると、同じ製作委員会に属する他社から(いや、その前に社内の誰かから)「どういう了見か」と糾弾されそうな気がするのである。

もっとも、今までも(「これはひどいなあ」と感じた作品であっても)そんなにあからさまに貶したことはないつもりだし、自分としてはできるだけ褒められる点を探して書いているつもりだし、たとえ部分的に貶すことはあってもそんなに悪意のある表現にはしていないつもりでもある。

だから、今まで通りに書けている限りは、あまりお咎めを受けることはないような気はする。

だったら、あんまり気にせず、今まで通り続ければいいじゃないか、というのが結論なのだが、とは言え、心のどこかにやっぱり「なんか、やりにくいなあ」という気はある。

まあ、今までだって、その日の自分の気分とか個人的な事情とかに多少とも引っ張られたことはあっただろうし、そういう意味で多少のぶれは大目に見てもらうしかない。

もしも僕の書いたものが、「自社出資作品だから手ぬるい評になっているのではないか」と思われたのであれば、それは僕の書き方に問題があったのかもしれなくて、どっちにしてもそう思われたのならそう思われたで仕方がないとしか言いようがないように思う。

今後は自社出資作品の場合はそのことを明記して記事を書くことも考えたのだが、それはそれで余計意識しすぎてがんじがらめの文章ができてしまうような気がするので、結局のところ今までと特別何も変えることなく書いて行こうと思う。

いずれにしても、僕は作品をランク付けしたり断罪したりしようという意図は持っていない。1つの感じ方を提示しようと思うだけである。そういう虚心坦懐な態度でこれからも映画レビューを続けて行こうと思う。

なんであれ自意識の過剰は良くないのである。

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