『歌鬼2』
【3月6日特記】 『歌鬼2』を聴いた。今回は買わなかった。TSUTAYA DISCAS である。
で、事前にラインナップを見てある程度予想はしたのだけれど、今回の企画は面白くないね。
選曲のセンスも、アレンジの斬新さも新奇な解釈も、歌手と楽曲との組合せ(あるいはミスマッチ)の妙も、なんか前作『歌鬼』に通じるような何も感じられない。
ご参考までに、前作が出た時には僕はこんな記事を書いてたんですけどね。今回はそんな風にときめく部分がないんだよね。こんなんで良かったんスかねえ、山崎さん?
多分これは、僕とは何等かの点で決定的に違う要素を持った、違う層に向けて発売された製品なのだと思う。
それがどういう層なのか、うまく説明できないけれど、例えばこの2枚組アルバムの2枚目のCDを聴きたいと思うような層だ。『オールナイトニッポン』仕立てのこのCDは僕には全く無用な代物だ。
でも、この2枚目を聴いて涙するような人たちが多分いて、そういう人が1枚目を聴いて良い気持ちになったりするのだと思う。
あ~あ、TSUTAYA DISCAS で借りて、初めて全くPCに取り込まないで返却するCDになるのか、とため息をついたのだが、思い直して尾崎亜美の『きりきり舞い』だけ録音。明日返却する。
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