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Tuesday, March 31, 2009

Blu-spec CDs Change Everything?

【3月31日特記】 Amazon からのリコメンデーション・メールに「【Blu-spec CD】シーズ・ソー・アンユージュアル [Limited Edition]」の文字。

シンディ・ローパーは大好きだし、彼女のオリジナル・アルバムは全部買っているので、こういう紹介/推奨がなされることについては何の不思議もない。

ただ、【Blu-spec CD】って何、それ? 僕は寡聞にして知らなかった。もう、かなり一般的な商品カテゴリなんだろうか?

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Monday, March 30, 2009

WOWOW『海外ドラマ60年史』(再)

【3月30日特記】 WOWOW から録画しておいた『海外ドラマ60年史 ~名犬ラッシーからCSIまで~』(再)を観た。初回放送は今年の1月2日。

WOWOW のコンテンツはかつてドラマとスポーツがほとんど全てを占めていたが、昨年の『CG進化論』をはじめとしてこういうドキュメンタリも作るようになってきた。もっとも、これはドキュメンタリと言うよりバラエティと言うべき構成ではあったが。

TV誕生以来のかつての海外名作ドラマの「抜き」と関係者(米国の制作者、日本の著名人等)へのインタビューがあり、加えてスタジオがある。関根麻里が廻して、横にデーブ・スペクター、ゲスト(役割としては「専門家」)という扱いで泉麻人と水道橋博士がいる。

このメンバーを見れば大体どんな会話が交わされたか想像がつくだろう。

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Sunday, March 29, 2009

映画『ホノカアボーイ』

【3月29日特記】 映画『ホノカアボーイ』を観てきた。

監督の名前で映画を選ぶことの多い僕が、何故この聞いたこともない監督の映画を観たいと思ったかと言えば、それは Honokaa というハワイ語の響きに魅かれたからである。

── h, k, l, m, n, p, w という、たった7つの子音と5つの母音の組合せによる、たおやかでゆったりとしたハワイ語の響き。そして、この映画もきっとそういう映画ではないかという仄かな予感。

果たして、これは拾い物の、すごく良い映画だった。

冒頭のシーンは(ハワイの映画だと知っているから、そう判るのだが)ハワイ島かマウイ島あたりの火山地帯(実はハワイ島)。一面黒い土の中を1台の車が走ってくる。そして停まる。女の子が降りる。運転席には男の子。

カメラがなかなか寄らない。降りた女の子が少し歩いて岩陰に消える。やがてカメラが寄って来て、彼らが岡田将生と蒼井優が扮する日本からの旅行者カップル・レオとカオルだと判る。

女の子は苛立っている。道に迷ってこんな山奥に入り込んでしまい、それを責めるとレオはいつも通り都合が悪いと黙り込んでしまう。カオルはそのことを知っていて、わざと「私のこと、好き?」などと袋小路に追い詰める。──蒼井優が相変わらず巧い。

この蒼井優の苛立ち方を見ていると、あ、そうか、さっき車を降りたのは道に迷って何もない山奥を長時間走っている間におしっこが我慢できなくなったのだ、と気づく。つきあい始めて間もない女の子にとっては耐え難い状況に追い込まれていた訳だ。

しかし、このシーンはエピローグであり、次のシーンが始まる時には半年が過ぎており、当然2人は別れていて、この時通り過ぎた町・ホノカアに、レオは大学を休学してやってきたのである。今は街で1つしかない映画館の映写技師(チャズ・マン)の助手として働いている。

映画館には他に経営者であり無類の食いしん坊のエデリ(松坂慶子)、ポップコーン売りのジェームズ(トム・スズキ)がおり、近所には暇で居眠りばかりしている床屋のみずえ(正司照枝)、80過ぎたエロじじいのコイチ(喜味こいし)、悪戯好きの偏屈ばばあ・ビー(倍賞千恵子)ら、多くの日系人が住んでいる。

映画はレオとビーの不思議な交流をメインにして、ほっこり笑えるさまざまなエピソードを織り込みながら進んで行く。ビーが作るどれもこれも美味しそうなメニューの数々もこの映画に独特の花を添えている。

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Saturday, March 28, 2009

随想:原作と映画(TV)化

【3月28日特記】 こないだもあったが、原作を読んでから映画(あるいはTVドラマ)を観た人と、いきなり映画を観た人との感じ方の違いというものはどうしても出てくる。特に原作に入れ込んでしまうと、どうも映画の粗いところばかりが見えてしまうようだ。つまり、

「原作はあんなに良かったのに・・・」

という感慨である。しかし、「原作は良かった」と「映画はひどかった」の間を「のに」で結ぼうとすること自体が既に間違っているのかもしれない。考えてみると原作の出来と映画の出来の間にはほとんど相関関係がないように思えるから。

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Wednesday, March 25, 2009

WBC が終わっていよいよ「本番」が始まる

【3月25日特記】 WBC は1次ラウンド/2次ラウンド/決勝ラウンドを通じて大変な盛り上がりで、視聴率的にも連日驚くような数字が出た。そして、最後まで盛り上がっただけではなく、決勝戦にもちゃんと勝って優勝したので、これこそ文字通り「弥(いや)が上にも」盛り上がったと言える。

ま、一部では、最初から日本と韓国で5回戦やっとけば良かったのに、なんて冗談も飛んでたけど(笑)。

で、まあ、僕も旧世代に属する人間なのでご多分にもれず野球ファンで、とりわけプロ野球ファンで、だからまあ興味はないわけではなかったのだが、しかし僕の場合はそんなに必死になって見ていたわけではない。

ただ、TV局なんぞという所に勤めていると、社内のいたるところにTVがあって、しかもそれが全部ついている状態なので、勤務時間中に試合があると「否が応でも」見てしまうわけだ。

特に昨日の決勝戦なんぞは、一般の会社員は多分 WBC を観たいがためにTVが置いてある食堂等にお昼を食べに行ったのだろうけど、我々の場合は逆で、WBC を観たいがために誰も外に食事に行かなかったくらいだ。

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Tuesday, March 24, 2009

IE8 とりあえず

【3月24日特記】 IE8 を入れてみました。

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Sunday, March 22, 2009

ドラマW『朝食亭』

【3月22日特記】 WOWOW から録りっぱなしになっていたドラマW『朝食亭』を観た。今春のシリーズ3本の中ではこれが一番良かったかな。江頭美智留の脚本がよく書けているのだ。

ロケ地から、舞台となっている場所は谷中、根津、西日暮里の辺りだということが判る。これは結構ポイントだと思う。いかにもこんな店があってこんな人たちが集っていそうな感じがするのである。そういう意味では、舞台選びの時点でもうこの企画は成功しているとも言える。

そして、その谷中の辺りに「朝食亭」という食堂があって、そこで毎朝「朝一番会」という会合が催されている。

なんのこたあない、8人の常連客が7:30までに集合して開店の8:00までにみんなで朝食をするというだけのことなのだが、集まっている客は中学生と小学生の兄妹から「じいちゃん先生」と呼ばれる老人(大滝秀治)まで広い層にわたっている。

みんな単に料理の味と店主(蟹江敬三)や女将(竹下景子)の人柄に惚れて通って来ているのかと思いきや、それぞれにいろんな事情や思惑からここに集まっているということが徐々に判ってくる。

店主の息子・清彦(池内博之)は交通事故で亡くなっている。飲酒運転の轢き逃げである。この事故をきっかけに、元々「夕顔亭」であった居酒屋は「朝食亭」に名前を変えて、朝と昼しか営業しなくなってしまった。息子の命を奪った酒を供するのが嫌になったのである。

冒頭に清彦が轢かれるシーンがある。現場に最初に駆けつけた警官(的場浩司)もまたいつしか「朝一番会」のメンバーになっている。

清彦が轢かれる直前に美沙子(瀬戸朝香)と電話をするシーンがある。美沙子が「もう電話しないで。さよなら」と言って電話を切る。その直後に清彦は轢かれる。清彦の携帯はバラバラになって履歴は残らず、美沙子に渡すつもりだった婚約指輪がだけが現場に残されたのだが、両親は彼にそんな相手がいたことを全く知らない。

その美沙子も今や「朝一番会」のメンバーになっている。しかし、清彦との関係は伏せたまま参加していることが判る。

そして、上にも書いた通り、他のメンバーもそれぞれに事情やいわくがあるのだが、それがひとりずつ少しずつ明らかになってくる──その辺りが非常に巧い脚本なのである。

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Saturday, March 21, 2009

映画『フィッシュストーリー』

【3月21日特記】 映画『フィッシュストーリー』を観てきた。

この手の映画は原作を読んでいるかいないかで判断のポイントや評価が分かれる可能性がある。この文章は原作を読んでいない者によるものだということを最初に断っておこう(だから原作をうまく料理できているかどうかなんて観点では全く書けない)。

で、非常に微妙な映画なのである。「あんまり面白くなかった」と言う人も少なくないのではないだろうか。僕自身も、好き嫌いは別として、「面白かった?」と訊かれて「うん、めちゃくちゃ面白かった」とは答えない。ただ、こんな映画も良いのではないかなと思うのである。

宣伝文句として「あの『アヒルと鴨のコインロッカー』のチームが・・・」と書いてあった。原作:伊坂幸太郎、監督:中村義洋、出演者でも濱田岳がかぶっている。決して「あの『チーム・バチスタ』シリーズの中村義洋監督が・・・」とは書いていない。

そして、確かに『アヒルと鴨のコインロッカー』から『フィッシュストーリー』へと不思議に繋がった感じがあるのである。

『釣りキチ三平』の「あの『おくりびと』の滝田洋二郎監督が・・・」という宣伝文句とは大違いである(笑)。

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Friday, March 20, 2009

『アクロス・ザ・ユニバース』(初回生産限定盤/DVD付)

【3月20日特記】 もうジェイク・シマブクロはいいかな、と思っていたのである。しかし、そこにシンディ・ローパーと書き添えられているとなると、僕としては見過ごすことができない。で、見つけて即予約してしまったのである。

ところが、それが手許に届いてみると、シンディは冒頭の1曲のみ参加。なあんだ、ちょっと早まったか。全曲ビートルズのカバー。ラストの1曲はヨー・ヨー・マとのセッションだ。これはなかなか気持ちの良いセッションになっている。

が、しかし、あとは予想通り、いつもの感じ。いつものジェイク。

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Thursday, March 19, 2009

映画『罪とか罰とか』

【3月19日特記】 映画『罪とか罰とか』を観てきた。

この映画を観たのは、1)タイトルが秀逸だと思ったから、2)KERA 監督の前作『グミ・チョコレート・パイン』がとっても良かったから、である。

上映開始を待っている間に不意に、『グミ・チョコレート・パイン』の上映館でポスターを見ながら「おい、監督外人やんけ!」と叫んでいた少年のことを思い出した。

で、この映画を観て最初に思ったことは、成海璃子はどうしてこんなに太っちゃったんだろ?ということだった。僕は『神童』も『あしたの私の作り方』も観ているけど、はっきり言ってあの頃の彼女と比べると見る影もない。

で、『グミ・チョコレート・パイン』の時に KERA 監督が主演の石田卓也(この映画でもカメオ出演している)に、「それじゃカッコ良すぎる」と言って十何キロだか太らせたという話を思い出して、ひょっとして今回もそういうことか?とパンフを探してみたが、どこにもそういう記述はなかった。

ただ、この太りようが、いかにもイケてない崖っぷちアイドルという感じを非常によく体現していたのは確かである。

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Tuesday, March 17, 2009

随想:漫画を原作とする映画が多い理由

【3月17日特記】 暇な時に読み返してみると、このブログにも一度書いたのと同じことをもう一度書いていたりするのに気がつく。知っていて書いているのではなく、忘れて書いているのである。

例えば以下の2つの記事は、書いた時期こそ違え、基本的に同じ内容である。

【2009年3月5日】 僕が目をつけてきた女優たちのその後
【2008年3月26日】 見初めた女優たち

人間の記憶って(いや、「僕の記憶って」と言うべきか)いい加減なもんである。

しかし、両方読み比べてみると、全く矛盾なく繋がって、意外に首尾一貫している自分に妙に誇らしさを覚えたりもする(って、馬鹿だねえ(笑))。

それに気をよくして、どっかに書いたような気がするのだけれどどこに書いたか思い出せないことをもう一度ここに書いてみる。

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Monday, March 16, 2009

今日の BGM#23

【3月16日特記】 僕の携帯音楽プレイヤに収めた曲もついに700曲を超えた。ステッパを踏みながらランダムに再生すると、約700分の1の確率で曲が選ばれる訳だ。しかし、その割には同じ曲が選ばれることが多い。

さて、今回も2回分。

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Sunday, March 15, 2009

映画『ヤッターマン』

【3月15日特記】 映画『ヤッターマン』を観てきた。

僕は世代的にはこのTVシリーズの中心的な視聴者ではない(もちろん観たことはあるけど、いつも観ていたという訳ではない)。だから、企画自体に対してそれほど思い入れはないのだけれど、三池崇史が撮るのであれば、という思いが僕を映画館に運ばせたのである。

で、こりゃ大正解! 面白いのなんのって。時々しか見てなかったけど、多分原作TVアニメのイメージと寸分違わない出来。で、原作の味を活かして、かつ映画としても非常に完成度の高い作品に仕上がっている。

映画はド頭から何の説明もなく激しい戦闘シーン。「いやあ、こりゃ、やられたなあ」っちゅう感じ。ほんでこのシーンでの特撮/CGのなんというスピード!

で、なんと言っても驚きは映画全編を通じてカメラが止まらないこと!

いや、もちろんカメラが静止しているシーンも当然あるんだけど、圧倒的大部分のカットでカメラが動いている。寄ったり、引いたり、回ったり、そして素早くカットが切り替わったり。別に動く必然性がないようなシーンでも微妙に寄って来たり遠巻きに回ってたりする。人が止まっているカットでは背景でメカが動いている。

──これは画作りの上では大変なことだ。パンフに紹介されている「画コンテが電話帳ほど厚かった」というエピソードを読んだだけでもその大変さが窺い知れる。その想定された角度/動きに合せてCGもセットも照明も役者も一斉に組織されて動かされることになるのである。

だからこそ、こんなダイナミックな画が撮れている。映画でしかできない技を展開しているし、映画作家にしか実現できない作品になっている。いやはや、あっぱれと言うしかない。

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Saturday, March 14, 2009

国籍不明の現地人スタッフ

【3月14日特記】 他人から見て、僕には3つの特徴があるようだ。

  1. どこにいても国籍不明に見えるらしい
  2. 旅行者ではなく現地人に見えるらしい
  3. お客さんではなく従業員に見えるらしい

1)の例としてはこんなことがある。

  • ハワイに旅行した時、ホノルルのレストランでウェイターが「どこから来た?」と訊くので「どこから来たと思う?」と返したら、ヴェトナムから始まって東南アジアをほぼ一周した後、遂に南米にまで飛んで行ったが、とうとう彼の口から Japan という単語は出てこなかった。
  • UAに乗って海外に行った時、機内で白人スッチーが食事の希望を聞いて回っている。僕の前の席の白人夫妻には"Fish or meat?"。そして、隣の日本人夫妻には「ニク、サッカナ?」。そして僕には何も言わずに写真の入ったメニューを見せた。
  • 同じような例だが、東京出張の際、外国客の多いホテルに泊って、翌朝ホテル内のレストランに食事に行った。
    入り口に係の従業員(日本人)がいて、 お客さんの顔を確かめながら「何名様ですか?」「お2人ですか?」、「ハウ・メニ・ピープル?」「トゥー?」などと訊いている。そして、僕の顔を見ると何 も言わずに人差し指を1本立てて首を傾げて見せた。

なんでなんだろう? 自分では分からない。純粋に顔の造作の問題? それともファッション? 表情とか仕種とか?

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Thursday, March 12, 2009

礼を守る

【3月12日特記】 沖縄にShurigusuku

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Wednesday, March 11, 2009

広さを求める

【3月11日特記】 月末に出張に行くので宿を取った。

「どうせ寝るだけなんだから何でも良い」という人もいるが、僕はそうではない。どうしても広い部屋を求めてしまう。

ひょっとすると、会社の寮を放逐されて14.25平米のワンルーム・マンション「TOP杉山」に住んだ経験がトラウマになっているのかもしれないが、狭い部屋は気分が塞ぐのである。

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Tuesday, March 10, 2009

ドラマW『戦力外通告』(2)

【3月10日追記】 見終わって一晩明けてから妻が言う。

「ねえ、私ずっと考えてたんだけど、あのドラマ、脚本か演出がすごく下手だったんじゃない? 描ききれてない部分が多くなかった?」

「え?」てなもんで、その先を聞いてみると、宇津木(中村雅俊)の初恋の相手・晶子(真野響子)が一旦「もう一緒に温泉旅行に行くことは忘れてください」とメールしたのは、宇津木の妻・恵里子(風吹ジュン)がどんな女なのか見に行ったからなのではないか、と言う。

なるほど、そういう話ならドラマに随分深みも出てくる。恵里子に電話するが出てくれなくて途方に暮れている宇津木を遠くから晶子が見ているシーンにも意味合いが増してくるし、晶子が恵里子のバンドを招聘したというラストシーンにもすんなり繋がる。

しかし、時系列的にそれで辻褄が合うのか(そのタイミングで晶子が恵里子を見に行っていたという想定で矛盾しないのか)、ちょっと記憶もあやふやではっきりしない。妻が単に穿った見方をしただけなのかもしれない。

あまり読みたいタイプの小説ではないので原作を当たってみる気もないのだが、もしも原作を読んだ上でこのドラマをご覧になった方がいたら、原作上の真実はどうだったのか教えてほしい。

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Monday, March 09, 2009

随想:TVという媒体とネットという媒体

【3月9日特記】 制作志望で放送局に入社しながら一度も番組作りに従事することもないままに過ぎた会社員生活。そんな中で自分の心の平衡を保つための矜持となったのが、

番組こそ作ったことはないが、自分はプロの視聴者である。番組を見極める眼は一般の視聴者と同じではない。

という思いだった。

そして、そのことと矛盾するのだが、しかし、その思いとセットになることによって軌道を修正し、加えて上の世代に対する反発の原動力となったのが、

自分には大学を卒業するまでずっと一般の視聴者であった経験がある。我々は会社に入る前からTVがあった。会社に入ってからTVが登場し、従って仕事としてしかTVを見たことがない世代とは根本的に違うのだ。我々は一般の視聴者の眼でTVを見続けているのである。

という思いだった。

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Sunday, March 08, 2009

ドラマW『戦力外通告』(1)

【3月8日特記】 録画してあったドラマW『戦力外通告』を観た。よくできた話。でも、できすぎた話。

原作は藤田宜永、脚本は矢島正雄、監督は花堂純次(って、誰でしたっけ?)

アパレルメーカーで働く宇津木(中村雅俊)。取締役目前まで行っていたが、社長の急死で風向きが変わり、突然の左遷に遭う。結局冷遇に耐えかねて自ら退職。

それと入れ替わりに、今まで専業主婦一筋だった妻(風吹ジュン)が旅行代理店で働きだして、急に生き生きしてくる。

仕事が見つからないままぶらぶらしているところを中学の同窓生(高田純次)に見つかり、その流れで中学の同窓会にも出席してみたら、みんなそれぞれに悩みを抱えていたり、あがき苦しんでいることがあったり、なんとなく欲求不満だったりする。

年齢的には僕より少しだけ上の世代の話だが、なんだか身につまされる。

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Saturday, March 07, 2009

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』

【3月7日特記】 映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を観てきた。器用で多作な中村義洋が前作に引き続いて監督。

何と言ってもこの監督の最大の売りは脚本が書けるということだろう。前作の3人から蒔田光治が抜けて、今作では斉藤ひろしとの共同脚本なのだが、今回も本当によく書けている。

東城大学医学部付属病院心療内科・不定愁訴外来医師の田口(竹内結子)と厚生労働省大臣官房秘書課付き技官・白鳥(阿部寛)のコンビも2度目、今回も舞台は同じ病院ということもあって、前回はキャラの説明に少し時間を割く必要があったが、今回はいきなりストーリーに入って行ける。

阿部寛が登場しただけで場内に小さな笑いが起きたし、訳もなく悪寒を感じている竹内結子にも爆笑だった。前作をちゃんと見ている客が多いようだ。作り手と観客との極めて幸せな関係と言える。

田口と白鳥のやり取りが良い意味でパタン化してきているのが微笑ましい。竹内結子はまた少し腕を上げた感じ。ボケ方に磨きがかかったし、シリアスな演技とのメリハリもついている。

院長役の國村隼、不定愁訴外来の看護師役の野際陽子、第一外科部長の平泉成など前作に引き続いての脇役も非常に巧く機能している。

そして今作のために設定されたのが若き救命救急センター長、通称「ジェネラル・ルージュ」の速水(堺雅人)、副センター長の佐藤(山本太郎)、看護師長・花房(羽田美智子)、看護師・如月(貫地谷しほり)、白鳥の元後輩で官僚から病院の事務長に転じた三船(尾美としのり)、医療メーカーの支店長の磯辺(正名僕蔵)などなのだが、この監督らしく、それぞれのキャラが極めて鮮明に描かれている。

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Friday, March 06, 2009

『歌鬼2』

【3月6日特記】 『歌鬼2』を聴いた。今回は買わなかった。TSUTAYA DISCAS である。

で、事前にラインナップを見てある程度予想はしたのだけれど、今回の企画は面白くないね。

選曲のセンスも、アレンジの斬新さも新奇な解釈も、歌手と楽曲との組合せ(あるいはミスマッチ)の妙も、なんか前作『歌鬼』に通じるような何も感じられない。

ご参考までに、前作が出た時には僕はこんな記事を書いてたんですけどね。今回はそんな風にときめく部分がないんだよね。こんなんで良かったんスかねえ、山崎さん?

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Thursday, March 05, 2009

僕が目をつけてきた若い女優たちのその後

【3月5日特記】 今月末から多部未華子主演のNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』が始まる訳だが、考えてみれば僕が目をつけた女優の多くがここのところ順調にスターになっているように思う。

タレント事務所のスカウトマンにでもなっていれば大成していたのかもしれない(笑)

ま、冗談はさておき、このブログの映画記事で「彼女は良い」「ちょっと気にかかる」などと書いていた人が結構スターになっているのだ。

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Tuesday, March 03, 2009

3月に入ってから電車が・・・

【3月3日更新】 今日会社で先輩が曰く、「3月に入ってから電車がすいてると思わへん?」

彼の考えでは、これは「派遣切り」の影響だと言う。

え、まさか、そんなところに影響が? と言うか、電車がすくほどに各社が派遣社員を切ったのか?

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Monday, March 02, 2009

今日の BGM#22

【3月2日特記】 今日も2回分。

  1. WOW WAR TONIGHT(H Jungle with t)
  2. 初恋の丘(由紀さおり)
  3. My Revolution(渡辺美里)
  4. UNDER THE BLUE SKY(the Indigo)
  5. 秘密基地(高田梢枝)
  6. フレンズ(REBECCA)
  7. 雪にかいた LOVE LETTER(菊池桃子)

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Sunday, March 01, 2009

映画『愛のむきだし』

【3月1日特記】 映画『愛のむきだし』を観てきた。1日1回の上映ながら非常によく入っている。1時間前で整理券51番。小さな劇場とは言え、十三第七藝術劇場がきっちり満杯になった。生半可な長さではない。237分の超長編映画が斯くの如き満員御礼なのである。

園子温はずっと気になる監督だったのだが観る機会に恵まれず、2006年の1月に漸く『Strange Circus 奇妙なサーカス』を観ることができた。それで、もう2度と観なくても良いかなと思ったのである。

なんか、相性の合わない監督っているでしょう? 特にエロチシズムに対する感性が僕とは違い過ぎる気がした。あと、僕はどうも血は苦手なのだ。

ところが今回2本目の園作品を観て、血については相変わらずなのだが、性については見事に波長が合った。

満島ひかりの惜しみなく見せるパンチラ、いや、その筋の言葉ではこういうのはパンモロと言う。もうそれだけでも観る価値がある。嵐の如きエロチシズムだ。

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