大人借り(続 TSUTAYA DISCAS)
【1月25日特記】 1月10日の記事にも書いたが、TSUTAYA DISCAS を始めたのである。
最初の1ヶ月は無料期間なのでまだ料金は発生していないが、1ヶ月の限度枚数である8枚には早々と達してしまった。これはもう止まらない感じである。
昔アナログ盤で買い揃えていたアルバムをCDで買い直そうという気が久々に興って来たのである。
どこかに書いたとは思うのだが、僕は手持ちのかなりの数のレコードを売ってCD盤に買い替えてきたが、全部という訳ではない。
特に生家のレコード・ラックに入れてあった何十枚かのレコードは、親父の借金のかたに生家が差し押さえられ競売にかけられたのと一緒に他人の手に渡ってしまった。取りに行く暇もなかったのである。多分棄てられたんだろうなあと思う。
その中で一番枚数が多かったのは吉田拓郎である。エレック・レコード時代の今となっては非常に稀少価値の高いものから SONY、そしてフォーライフと続く何十枚。
それから洋楽では T.Rex (「ティラノザウルス・レックス」時代を含む)だ。
他のLPは後から結構まめにCDに買い替えて行ったのだが、これらのものは枚数が多い故に「まあ、もういいか」という心境になっていたのである。
それは買い替えるだけの根気がなくなっていたということでもある。何故根気が必要なのかというと、いつどこの店舗に行っても全てのラインナップが揃ってたためしがなく、何度も何度もCDショップを訪れてチェックしては買い足して行くという作業が必要だったからだ。
そして遂に、TSUTAYA DISCAS のおかげでそういう根気は必要なくなってきた(これは革命的な事態だと思う)。少なくとも T.Rex に関しては全てのラインナップが揃っている。これに予約をかけておきさえすれば、2枚ずつではあるがどんどん郵送されてくるのである。
これぞ"大人買い"ならぬ"大人借り"である。
残念ながら拓郎のほうは(CD自体はかなり復刻しているのに)レンタルのリストに入っていないものがまだかなり多い。
T.Rex を揃い終えるころまでに出てきてくれれば嬉しいのだが・・・。
Comments