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Tuesday, December 30, 2008

捨てる亀あれば拾う亀有

【12月30日特記】 義母が入院したこともあって、この年末年始は東京で過ごすことになった。

十何年ぶりに妻の生家があった亀有を訪れたら、いつの間にか駅前にこんなもんができていた。

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Monday, December 29, 2008

今日の BGM#17

【12月29日特記】 さてと、今日も2回分まとめて。

  1. Flavor Of Love(宇多田ヒカル)
  2. 中学三年生(森昌子)
  3. BLUE(the Indigo)
  4. 横須賀ストーリー(山口百恵)
  5. ジェラシー(MOONRIDERS)
  6. 涙がかわくまで(西田佐知子)
  7. 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウンタウン・ブギウギ・バンド)
  8. HAPPY/BLUE '95(MOONRIDERS)

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Sunday, December 28, 2008

TBS『流星の絆』(最終回まで見終わって)

【12月28日追記】 録画しておいたTBS『流星の絆』の最終回を漸く観ました。いやあ、最後に来て全くの茶番になってしまいましたね(T_T)

僕は全回を見通して、総体としてはこのドラマを変わらず高く評価しています(どこをどう評価しているかについては、ドラマが始まってからまだ日が浅かった10月27日に書いた記事に詳細があります)。でも、最後の収束の仕方はやっぱりちょっと残念。

ドラマでも小説でもそうなんですけど、こういう推理もの(という雑駁なまとめ方をしてしまって申し訳ないですが)って、それまで丁寧にしっかりと人物を描いて来ながら、最後になると突然、人物を描くことより辻褄を合せることのほうに重点が置かれてしまい、ドラマがドラマでなくなってしまうところがしんどいんですよね。

しかも、当たり前かもしれませんが、真犯人は登場人物の中にいなければならないのです。

実際の犯罪捜査の現場では今まで全くノーマークだった人間が真犯人だったなんてことはザラにあるはずですが、だからと言って小説の終盤やドラマの最終回で「実は真犯人は今まで全く登場していない人物でした」と言う訳には行きません。

ところが、今回の『流星の絆』でもそうなんですが、(来年4月発売のDVD で初めて見る人もいるだろうから名前は伏せますが)真犯人だった人はとてもじゃないけど、天地がひっくり返ってもそんな行動に出る人には見えないんですよね。

この辺をすっきりさせるためには、凡そ殺人をしそうもなく描かれていた人が実は殺人犯だったとするのではなく、最初からその人物を描くときに「ひょっとしたら危ない面を持っている人かも」という含みを持たせておくのが一番なんですが、これをやりすぎると途中で真犯人が判ってしまい、命取りになってしまいます。

だから、何があっても人殺しなんかしそうもない人が実は・・・、という形にならざるを得ないのですが、そこに僕は蟠りを覚えるのです。

多くの作者はそんなことよりも、犯罪の動機は何で、犯行の手口はどうで、どうしてそれが今まで露見せずに済んだのか、といったことの"からくり"を成立させるのに手一杯のまま、作品を発表してしまうのです。

本当は、人物を点で捉えるのではなく、こういう人物がこういう事情でこんな風に変わって来たというように線を描き、この人物が社会の中ではこういう位置や立場にあるという風に面の中の点として捉えることが必要となってくるのです。

そういう風にすれば、人物を描く上で断裂が生まれずに済むのですが、一方で謎解きを考えながら他方でそんなことを巧くやりおおせるためには松本清張並みのの能力が必要となってきます。勢い、そういう人はそんなにいないから、必然そういう作品はあまりない、ということなんでしょうか?

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Saturday, December 27, 2008

『日本語が亡びるとき』水村美苗(書評)

【12月27日特記】 日本語ブームに乗ってその延長上でもうちょっと高尚な本でも読んでみるか──そんな調子でこの本を手に取った人は苦い思いをするだろう。これはそういう本ではない。読者に向けてのエンタテインメントの要素はどこにもない。

冒頭で謎を投げかけておいてそれを小出しに解いて行くとか、とりあえず何かキャッチーなフレーズでガサッと読者の心を鷲掴みにしてから書き進めるとか、著者にそんな気はさらさらないのである。唯一惹句と言えるのは「日本語が亡びる」というそのタイトルくらいのものである。

だから、最初は読んでいてもちっとも面白くない。著者は読者にサービスする気などなく、独自の日本語論を展開するに先だって必要となる前提を、帰国子女として、あるいは作家としての自己の経験から書き起こして、丁寧に丁寧に洗って行く。

この本の土台となる部分であるから、きわめて丁寧に、必然的にゆっくりゆっくり前提や背景や事実関係が洗い出される。言葉というものに強い興味を抱いている読者なら別に退屈で読めないようなことはないだろう。だが、それほど発見も驚きもないことが長々と書いてある。

だから、読むのを投げだすほどではないが、かといって面白くもないのである。もしもそれが言葉自体にはそれほど興味のない読者であったなら多分早くも二章で読むのをやめるだろう。

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【12月27日特記】 最近マンションの鍵が開きにくくなってきたのです。

いや、自分の部屋の鍵は容易に開きます。問題はマンションのエントランス。ここは2つついている部屋の鍵のうちの1つを使って解錠するのですが、扉の鍵穴に直接鍵を挿入して回転する分には問題ないのです。

ところが、入り口横のインターホン傍にも鍵穴があって、ここで鍵を回すことによって電気的遠隔操作で解錠する仕組みになっているのですが、これがひっかかってウンともスンとも回らないのです。開くまでに抜いたり挿したり無理やり回そうとしたりの繰り返しで、下手すると1分以上かかってしまいます。

鍵自体の見た目は何の変化もないし、だいいち直接扉の鍵穴に使う時には何の不自由もない訳ですから、これは当然インターホン傍の鍵穴の不具合だと思うじゃないですか。

妻に訊くと「うん、少し開きにくい」と言います。今度の理事会の際にでも他の部屋の人にも訊いてみよう、などと思っていたのです。

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Thursday, December 25, 2008

投票:日本インターネット映画大賞

【12月25日特記】 今年もまた依頼のコメントがついたので「日本インターネット映画大賞」日本映画部門に投票してみることにした。

去年も書いたことだが、僕の感性とは多少趣の異なる賞である。そういう賞にこういう形で働きかけるのも、個人と社会という関係の中で捉えると、非常に良いことだと思う。

もちろん、僕の感性と大きくずれた賞であれば働きかけようとは思わない。適度にずれているということが、ひとつの「出会い」であり「縁」なのだと思う。

さて、投票ルールは去年から変わっていないようだ。

[作品賞投票ルール(抄)]

 ・選出作品は5本以上10本まで
 ・持ち点合計は30点
 ・1作品に投票できる最大は10点まで

一昨年は限度一杯の10作品を選んでしまってちょっと散漫だったという反省から、昨年は5作品を選んで10点、9点、8点、2点、1点という採点をした。

今年は、昨日の記事に書いたように各作品に差がつきにくいので、こんな風にしてみた。

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Wednesday, December 24, 2008

回顧:2008年鑑賞邦画

【12月24日特記】 2008年は邦画を48本観た。年間100本も200本も観る人からすれば、「なんだたったそれだけ?」と言われるだろうが、これでも僕の年間新記録なのである。

で、新記録で調子に乗って、その48本から何本か選んでみることにした。

──と、昨年12月24日に書いた記事及び一昨年12月23日に書いた記事と数字以外は全く同じ書き出しで始めてみた(ちなみにこれは一昨年1月4日に書いたその前の年の邦画総括記事ともほとんど同じ書き出しである)。

さて、今年も去年に引き続いて「『キネマ旬報ベストテン』の20位以内に入ってほしいもの」というタイトルで選んでみる。他の賞やランキングではなくあくまでキネ旬であること、それから「20位以内に入るだろう」ではなくて「入ってほしい」であること──その辺りのニュアンスを汲み取って読んでほしい。

今年はあまり突出したと言うか、尖がったと言うか、破格の迫力をもった驚天動地の作品がなかったような気がする。

例えば2005年の『いつか読書する日』、2006年の『ゆれる』、2007年の『サッド ヴァケイション』みたいな、「1位に選ぶかどうかは趣味の分かれるところだろうけど、まともな評論家だったら10本のうちの1本には間違いなく選ぶだろうよ」と確信できる、突き抜けた作品が今年は見当たらないような気がするのである。

そして、2006年の『フラガール』『博士の愛した数式』、2007年の『キサラギ』みたいな「世間が何と言おうと俺はこの映画は選ばないぞ!」という作品もない代わりに、2005年の『トニー滝谷』、2006年の『三年身籠る』『好きだ、』、2007年の『幸福な食卓』みたいな「世間が何と言おうと俺はこの映画を選ぶぞ!」という作品もない気がする。

毎年僕がこの記事に書いている予想・期待の的中率は、まあ、そこそこという感じなのだけど、今年はどうなんだろう? ひょっとしたら的中率が少し上昇するのかもしれんと思っている。

などと言いながら、いざ10本選ぶとなるとえらく迷ってしまった。差がつきにくいのである。蓋を開けたら(キネ旬とは)全然違ってたりしてね(笑) ま、そういうのも楽しみだ。

さて、前置きばかり書いていないで、僕が選んだ10本を披露しよう。

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Tuesday, December 23, 2008

映画『K-20 怪人二十面相・伝』2

【12月23日追記】 書き落としたことをいくつか書き足しておく。

パンフを読むと、佐藤嗣麻子監督が如何に肩から力を抜いて楽しんで撮っていたかということが伝わってくる。

「(怪人二十面相の)"縄梯子と高笑い"はやっておかなければいけないと思って入れました」などという証言も映画を見た後から読むと非常におかしい。何故って、このシーンでは縄梯子にぶら下がった偽二十面相・平吉(金城武)が「ハイ、笑って」と促されて高笑いするのである。

こういうユーモアのセンスって良いなあと思う。平吉が鳩を愛するという設定も、ニコラス・テスラ博士+秘密結社鷹の爪団の吉田君の合わせ技とは、なんという感覚の持ち主かと笑えてくる。

そんな感じが画面の裏から匂い立ってくる感じの映画なのである。

そして、もう1点。

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Monday, December 22, 2008

Standing Alone

【12月22日特記】 僕はゲーム機の類には馴染みのないまま育ち、生きてきた。

遥か昔、喫茶店のスペース・インベーダーならやったことはあるが、あくまで何度かやったことがあるという程度で、まあ、結局のところ乗りそびれた、あるいは乗り遅れたということだ。

で、乗り遅れたのなら、もういいや、このまま乗らずにおこう、と思って、その後ファミコンもスーパーファミコンもゲームボーイもプレステも PSP も Xbox も Wii も、何にも知らずに過ごしてきた。

そんな僕が、忘年会のビンゴ大会でニンテンドーDSi を当てた。

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Sunday, December 21, 2008

映画『K-20 怪人二十面相・伝』1

【12月21日特記】 映画『K-20 怪人二十面相・伝』を観てきた。

映画を観に行く前に監督の佐藤嗣麻子の名前を検索したら脚本家としての記事しか目に入らなかったので、予告編を見る限り、脚本家出身の、しかも女性監督のデビュー作としてはおよそ「らしくない」映画だなあと思ったのだが、冒頭で ROBOT の企画・制作と知ってなるほどと思った。脚本・VFX協力で山崎貴の名前もクレジットされている。

パンフを読んで、佐藤嗣麻子はこれが監督デビューではなく、また当初から監督と脚本を兼ねて来た人だということも判った。特撮に志向性があるのかどうかは知らないが、いずれにしても如何にも ROBOT らしい抜擢である。ちなみに VFX を担当したのは白組である。

ところで僕は別に女性監督に惹かれてこの映画を見に行った訳ではない。金城武や松たか子のファンでもない。僕が見ようと思ったのは北村想の作品だったからだ。

1980年代に『寿歌』や『寿歌・Ⅱ』を加藤健一事務所をはじめいろんな劇団で観た。この『怪人二十面相・伝』は読んでいないのだが、北村想が怪人二十面相を書いたらきっととても深いドラマができるのではないだろうかという予感があって見に行ったのだが、その予感は実際見事に的中した。

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Saturday, December 20, 2008

いい加減にしろよ! Wireless Zero Configuration

【12月20日特記】 過去2回記事にしたが、これで3回目。ちょっともういい加減にしてほしい。

突如としてPCが無線LANに繋がらなくなる。多分それが起こるのは Window Update の直後で、PC のOSは Windows XP。

そのPCは Windows 純正の Wireless Zero Configuration サービスではなく、ブロードバンド・ルータのメーカー(例えば BUFFALO)独自のアプリケーションでネットワークを構成していて、普段は何の問題もなく機嫌良く繋がっているのである。

ところが、たまに Window Update をきっかけに、勝手に Wireless Zero Configuration サービスの制御に基づくように設定が変わってしまって、途端に繋がらなくなるのである。

対症療法ではあるが、とりあえず対策をまとめておく。ウチの(妻の古いほうの)PCは一応このやり方で再接続を確保しているので。

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Friday, December 19, 2008

今日の BGM#16

【12月19日特記】 今日もまた2回分記載。

  1. オレンジの雨(野口五郎)
  2. 異邦人(久保田早紀)
  3. Cry Baby(Seamo)
  4. 二人の夏(愛奴)
  5. リクエスト(ジュディ・オング)
  6. 花のように(ベッツィ&クリス)
  7. 花(オレンジレンジ)
  8. やさしさに包まれたなら(荒井由実)

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Wednesday, December 17, 2008

ポップアップ(ライトボックス)機能(2)

【12月17日追記】 昨日の記事の続き。

別のPCで確かめたら、どうやら Windows XP + Internet Explorer 7 の組合せだと「写真以外真っ暗」という状態にはならないみたい。Vista + IE7 の場合がお先真っ暗。

まだ、Vista に対応できていないということか? しかし、自分とこの会社のOSでしょ?

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Tuesday, December 16, 2008

ポップアップ(ライトボックス)機能(1)

【12月16日特記】 このブログサイト(cocolog)において、記事に貼りつけた写真をクリックするとポップアップする機能が復活しました──と言うより、新しくなって戻ってきました。名前も「ポップアップ(ライトボックス)機能」です。

なんで「ライトボックス」かと言うと、それは実際に写真をクリックしてみれば判るのですが、こりゃ、とても良い感じなんです。

僕のブログはめったに写真を貼ってないのでアレなんですが、こういうのは良いと思いますね。

ちょっと写真を貼ってみたのでクリックしてみてくださいな(この写真↓、前にも1回使ったかもしれませんが、これ、僕です)。

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Monday, December 15, 2008

シネカノン神戸、どころか、シネカノン全国閉鎖

【12月15日追記】 12月7日に「シネカノン神戸が閉鎖する。残念だ」という記事を書いたのですが、今日アロハ坊主さんのブログを読んでいたら、なんてこったい、神戸だけじゃなくて12月で全て閉鎖だとか。

「一部は1月」との記事もあって、真偽のほどは確かめていないのですが、いずれにしてもとても残念。関西人として残念だったのが日本人として残念に変わりました。 

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Sunday, December 14, 2008

ゴミの日/ゴミの前の日

【12月14日特記】 ゴミの日の朝にゴミ出しますか? それとも前の日に出しますか?

もっとも、これは自治体なり町内会なり集合住宅なりのルールがどうなっているかにもよりますし、ゴミ置き場の立地と構造がどうなっているかによります。

その環境によっては「前の日に出すなんてとんでもない」なんてこともあるでしょうが、ここではあくまで前の日に出しても良いとしての話です。

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Saturday, December 13, 2008

『きのうの世界』恩田陸(書評)

【12月13日特記】 恩田陸は僕の贔屓の作家と言って良いが、必ずしも片っ端から読んでいる訳ではない。なぜなら恩田陸は1人ではないから。

書店の棚には何人かの恩田陸が並んでいる。恩田作品の書評を書くときによく書いているのだが、僕が好きなのは『木曜組曲』『黒と茶の幻想』『夜のピクニック』『チョコレートコスモス』の恩田陸である。

この『きのうの世界』も上記4作品の恩田陸であるような気がして手に取ったのだが、残念ながらそうではなかった。これは「仕掛けに凝る」タイプの恩田陸だった。

長い話である。Mという名の不思議な構造をした町がある。そこで殺人事件が起きる。被害者はどこか他所の土地から来て何かを調べていた目立たない男。そして、それは大手家電メーカーに勤めていて突然失踪した市川と言う男で、彼は見たものを全て記憶してしまうという特異な能力を持っていたことが判る。

──出だしの何章かをまとめればそういうことになるが、その後も読み進むにつれて次々に新しい人物が登場し、それぞれが微妙に謎めいていて、物語は拡散するばかりで一向に収束して来ないような感じさえする。

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Google Chrom 正式版

【12月13日特記】 公開されましたね、昨日、Google Chrom の正式版が(と、嬉しさを表現するために倒置法で書いてみる)。

v1.0.154.36 です。早速バージョン・アップしてみました。

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Friday, December 12, 2008

映画記事リストなど改造

【12月12日特記】 ブログをちょっと改造した。

左の欄に映画記事リストとテレビ番組等記事リストへのテキスト・リンクを張ってあるのだが、以前はこのウェブページをここ(cocolog)ではなくホームページ(@nifty:@homepage)のほうに置いていた。今回これをこのブログに移した、と言うか、正確にはアットニフティにあったリストを消してココログに新たにウェブページを設置した。

以前にこれらのリストをご覧になったことのある方は、今一度左欄のテキスト・リンクをクリックしてみてほしい。基本的に構造は同じだが、見た目の印象は少しく変わったはずだ。

以前はリストに移動すると左のメニュー欄は消えたはずだが、今は同じ枠組みの中で表示されている。

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Thursday, December 11, 2008

追悼:遠藤実

【12月11日特記】 僕は普段はめったに演歌なんか聴かないが、さりとて演歌に抵抗感がある訳ではない。

なんと言っても昭和40年代の、TVの歌謡番組の全盛時代に少年期を過ごした世代である。ある意味、演歌もまた(つまり、ポップスやロック、フォークと同様に)しっかりと身にしみついている。

そういう人間からしてみると、10月6日に亡くなった遠藤実という作曲家はやっぱり飛び抜けた才能であった。昨夜、母の家で追悼番組を(途中から途中まで)見ながら改めてそんな風に思った。

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Tuesday, December 09, 2008

喪中ハガキとクリスマス・カード

【12月9日特記】 喪中の欠礼ハガキというのは本来「自分は喪に服しているので年末年始の挨拶状は出しませんよ」という宣言なのである。

つまり、もらったほうからすると、あくまで相手は年賀状を出さないというだけのことであって、こちらから相手に年賀状を出すのは一向に構わないのだ。

──と教わった記憶がある。じゃあ、そうしてるか?
──していない。

理屈の上ではそうだ。僕は理屈に忠実に生きたいほうなのでなおさらそう思う。ましてや僕の場合は年賀状ではなくクリスマス・カードである。何も東洋の小国の風習など気にせず送りつければ良いではないか。

──と思う。しかし、なかなかできない。

本当は喪中の人に年賀状を出しても構わないのに、相手のほうは出すのももらうのもご法度だという間違えた理解をしており、そのために非常識な奴だと思われるのではないかという惧れもある。しかし、それが最大の理由ではない。

喪に服してる──というほど大げさな気分でいるかどうかはともかくとして、なんであれ近親の誰かを亡くした人間に対して「おめでとう!」とか「楽しいクリスマス!」とかいうハガキを送るのは、やっぱりなんとなく気が引けるのである。それが最大の理由である。

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Monday, December 08, 2008

今日の BGM#15

【12月8日特記】 今回も2回分セットで。

  1. DA.YO.NE(EAST END × YURI)
  2. 踊ろよベイビー!(遠藤賢司)
  3. ピーターラビット(大貫妙子)
  4. 笑えさとりし人ヨ(よしだたくろう)
  5. 桜坂(福山雅治)
  6. 十戒(中森明菜)
  7. 青空のナミダ(高橋瞳)

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Sunday, December 07, 2008

シネカノン神戸閉鎖

【12月7日更新】 シネカノン神戸が閉鎖するのだそうだ。残念。好きだったなあ、あの映画館。何故って、いつ行ってもすいてたから。

すいてるということは、見に行った僕としては快適なのだが、映画館自体が潰れてしまっては元も子もないので、せめて土日だけでももうちょっと入らんかなあと内心思っていたのである。その不安が的中した。

2003年の末にできて約5年だそうだが、(翌年の夏から2年間は東京に単身赴任してたので)僕が初めて行ったのは2006年11月3日。当時神戸(三宮ではなくJR神戸/高速神戸)で勤務していた妻に高速神戸駅からの道順を教わって歩いて行った。

神戸ハーバーランドの入り口という立地条件も少し不利だが、プロメナ神戸の9Fという場所もあまりに目立たなかった。

だけど、いつも良い映画選んでたよ。うん、好きだったのはホントはすいてたからではなくて、掛ける映画の選択が非常にしっかりしてたから。マイナーなものの中からしっかりとした骨のある作品を選んでたから。

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Saturday, December 06, 2008

映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』

【12月6日特記】 映画『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』を観てきた。おっさん独り、という客が多い。たまに爺さん独り、も。

冒頭から監督のマーティン・スコセッシが映っていて、これは単にストーンズのライブのドキュメンタリ映画なのではなく、ストーンズをフィルムに収めようとするスコセッシとストーンズのせめぎ合いの記録にもなっている2重構造の映画だと知る。

模型を使った舞台セットのプランの説明を受けてミック・ジャガーが不機嫌そうに「全然分からない」と言う。これは自分の希望したセットではなく、マーティン・スコセッシが希望した撮影用のセットではないかと苛立つ。

一方、マーティンのほうは「いつまでたってもセットリストを貰えない」と苛立つ。曲名が判らないとカット割りを決められないのである。

こうした緊張感を孕んだオープニングであったが、その後は概ね2006/10/29と11/1にNYのビーコン・シアターで行われたライブの映像が続く。時々挿入されるのは舞台裏のスコセッシやスタッフの姿ではなく、過去のストーンズのインタビュー映像である。

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Friday, December 05, 2008

お金を借りる構造、非難を浴びる構造

【12月5日特記】 阪急電車のドア横に消費者金融の広告があった。曰く、

意外でした。10万円借りても1ヶ月後に返したら、利息は1500円で足りました。

Acomそれは確かにそうだ。

年利18%だとしたら、10万円を1ヶ月借りた時の利息は1500円だ。18%と言われると随分と高利であると感じるが、1500円と言われれば意外に安いと思うのもまた事実。

では、僕は借りるだろうか?

──いや、借りない。何故か?

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Thursday, December 04, 2008

『愛と日本語の惑乱』清水義範(書評)

【12月4日特記】 「いやあ、面白いですね、こういう本って」と、ついつい誰かに言いたくなってくる。「こんなもん、どこが面白いのか」と感じる人がいることは重々承知しながら、敢えてそういう人にそう言ってみたいような気になるのである。

主人公はコピーライターの野田である。言葉を扱う商売である。公共放送のSHKの用語委員もしている。

この小説の中に例えばこういう表現がある。同じく用語委員をしてる国語学教授の高田から彼の論文を渡された野田が、その中で暗に自分が非難されていることを知って怒るところである。

「名詞を動詞にするなとか、こだわりというのは悪い意味の言葉だとか、生きざまなんて言葉はない、なんていうイチャモンをいつまでつけているつもりなんだ」(60ページ)。

ここで言われている名詞を動詞にする誤用や「こだわり」の本来の意味については、この小説の中でちゃんと説明がなされている。しかし、「生きざま」についてはどこにも解説がない。

僕自身は知っている。「生きざま」という表現はおかしいという主張は今までに何度も読んだことがある。だから解説してもらう必要がないし、作者があえて解説なしに通り過ぎようとすることをむしろ好感を以て迎えるほどである。

もちろん僕はたまたま知っていたに過ぎず、読者の中には何故「生きざま」がおかしいと言われるのか知らない人もいるだろう。

もし、そこでひっかかって調べてみようと思う読者であれば、きっとこの小説を読んで面白いと思うはずだ。しかし、「なんか意味がよく分からないなあ」程度で読み流してしまう人は、この小説を読んでもちっとも面白くないはずだ。これはそういう本である。

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『πとeの話』YEO・エイドリアン(書評)

【12月4日特記】 中学・高校の数学で最初にどう習ったかを思い出してほしい。

  • πは円周率、つまり円周が直径の何倍かを表す数だと習った。
  • eは自然対数の底であり、y=a^x の導関数が自分自身となる場合が a=e であった。
  • そしてiは虚数、つまり2乗すると-1になるという不思議な数だった。

どう考えてもこれら3つが関係あるとは思えない。なのにオイラーの恒等式によると e^iπ+1=0 なのである。

数学の世界にはそういう不思議な公式が山ほどあって、そういう美しい公式を次々に羅列したのがこの本である。そして前半でのそういう公式/等式の紹介に続いて、後半ではその証明がこれまた順に羅列されている。

ただ残念なことに、この本は全体としてはそういう単なる羅列であって、読み物にはなっていない。

だから、例えば『博士の愛した数式』を読んでとても心魅かれた人がその数学面を深めるための更なる読み物としてこの本を取ったのであれば、その人は少しがっかりするかもしれない。そこには文章としての面白さはほとんど期待できないからである。

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時間と記憶

【12月4日特記】 記憶というものは濃度を変えながら時間軸の中を伸びてきているのだ、と再認識した。

ついさきほどのことについては、我々はくっきりとした濃度の高い記憶を持っているはずだ。それが昨日、1週間前、1ヶ月前と遡るにつれて、記憶はぼんやりと薄れてくる。そして同時に全く思い出せないことも増えてくる。勿論その中には永遠に忘れてしまったこともあれば、何かのきっかけでまた甦ってくる記憶もあるのだろうが・・・。

半年前、1年前、2年前と時を重ねるにつれて、我々の記憶は全般に薄れてくる。同時に、憶えていることと憶えていないことがまばらになってくる。つまり、全体的に濃度が低くなるだけではなく、分散して密度も低くなるのである。

記憶というのは時間軸に沿って、そういうグラデーションを形成して行くものだと思う。

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Tuesday, December 02, 2008

PC雑誌のQ&Aコーナーを推察する

【12月2日更新】 僕は『日経パソコン』という雑誌をもう何年も読んでいるのだが、読んでいていつも不思議に思うのが読者からの質問コーナーである。

こういうコーナーはまだインタラクティブなメディアというものがなかった時代の遺物であると思うのだが、いまだにしぶとく生き残っているのである。

そもそもPC雑誌を読む人はPCを使う人だろうし、今やそのうちのほとんどはインターネットに繋がっている人のはずだ。であれば、雑誌に投稿なんかするより Web で検索するほうがよっぽどてっとり早いと思うのだが・・・。

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Monday, December 01, 2008

コートとカードと顔パス

【12月1日更新】 それほど寒くもなかったが、12月になったので今季初めてコートを着て出勤した。「11月中はコートを着ない!」という、かつての主義の裏返しだ。

で、それは良かったのだが、珍しくIDカードを家に忘れてきてしまった。

忘れた場合は受付で申請をする。で、受付嬢は何を以て彼が社員であると判別するかと言えば「顔パス」である。

「何々部の誰それさん」とひと目で言い当てられるかどうかはともかくとして、社員かどうかという区別は彼女たちにははっきりとついているようなのである。普段から写真入り名簿を見て頭に叩き込んでいるらしい。こちらとしては頭が下がる思いである。

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