BACA-JA(ばかじゃ) 2008
【10月28日特記】 関西テレビ(KTV)主催の BACA-JA 2008 受賞作発表会・上映会に行って来た。
実は同じ「マイドームおおさか」内の隣の会場でやっている別のイベントを見に行ったのだが、どこだか分からずにウロウロしていたら、関テレの人に呼び止められた。
「これに来たんでしょ?」
「そう、これ」
「ここですよ、ここ」
「あ、そう? 危うく通り過ぎるところだった」
「そこで受付済ませてください」
と言われて、受付に行ったら「ご予約はされていますか?」と訊かれて、これは僕が目指して来たイベントではないと気づいた。関テレのT氏は、僕がこのイベントを見に来たのだと勝手に思い込んで声をかけてくれたというだけのことであった。
しかし、あっちのイベントには僕以外にもウチの会社から見に来てる奴がいる訳だし、どう考えてもこっちのほうが面白そうだったし、まずウチの人間になんか招待状が来るはずがないこういう他局のイベントを観るまたとないチャンスである。
T氏に「ごめん、俺が来たのはあっちのイベントだったけど、こっち、入れてくれる?」と頼んで見せてもらうことにした。
などと言いながら、実は僕はこういう賞があることさえ知らなかったのである。
BACA-JA とは Broadband Art and Contents Award JApan の略だそうな。「ばかじゃ」とは如何にも関西人らしいおちゃらけぶりのアクロニムである。ま、「あほじゃ」でないのが残念だが。それと Contents の s は要らないような気がする。
賞は今年から「映像コンテンツ部門」と「ネットワークアート部門」の2つに統合されている。で、受賞作を一気に観たのであるが、皆一様に面白かった(部分的にはしんどいところもたくさんあったけど)。
ただ、それぞれの作品とそれに与えられている賞の序列関係がどうも納得行かない。どうして、これが単なる「入選作」でこれが「佳作」で、こっちが「優秀作」なのか、等々。
そして、最後に審査委員長の講評を聞くとますます納得が行かない。ま、応募作全部を観た人と表彰の対象になった作品だけを観た人とでは感じ方が違っても当然だが、それにしても僕とは感じ方が180度違うと言って良いと思う。
という訳で僕が一番興味を惹かれたのはネットワークアート部門佳作のゲーム「ヒッコスボックス」だった。同じくネットワークアート部門最優秀作のシークエンサー「Overbug」も面白かった。
映像コンテンツでは佳作の「Orchestra」が良かった。
コンテストのサイトは http://www.ktv.co.jp/baca/ である。現時点ではまだ一覧表しかないが、その内に作品が公開されると思うので、是非見てほしい。
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Comments
初めまして。「BACA-JA」と検索して辿り着きました。
ヒッコスボックスの作者の1人、プログラマの方です。
とても嬉しいコメントありがとうございます!
序列については、送った書類でのプレゼン不足だったなと
授賞式に出席して痛切に感じたところでした。
作品はもうBACA-JAサイト上にアップされていますので是非ご覧ください。
今後とも、どこかで見かける機会がありましたら応援よろしくお願いします!
Posted by: nariakiiwatani | Sunday, November 02, 2008 22:34
> nariakiiwatani さま。
どーも。僕は主催者のライバル局の人間なのでいくらでも勝手なことが書ける訳で・・・(笑)
で、DLしてやってみました。結構難しい。あと、途中でやめようと思ったら、どうやって終了するのか分かりませんでした( 一一)
それから不思議なのはステージが上がると階下に降りるでしょう? あれ、一般的な発想なら1階上がるはず。わざと逆にしたんですか?
Posted by: yama_eigh | Sunday, November 02, 2008 23:14
DLありがとうございます。
終了は、WinならAlt+F4なりctrl+Qなり、通常のアプリケーションの終了と同じで出来ると思います。
Macならcommand+Qですね。
そういえばソフト内部に終了させる機構も作った方が良いですね。
ご意見ありがとうございます。
階が下がることについては、理由があったようななかったような・・・
まだモチーフが引っ越しでなかった段階で、下がる方が自然な設定の案があったんだと思います。
引っ越しなら上下どちらでも良いので、ここは特に考え直しませんでしたね。
Posted by: nariakiiwatani | Monday, November 03, 2008 09:12