歌鬼(それを Ga-Ki と読ませるのは無理があるだろう)
【8月2日特記】 知ってるんですよね、出てるのは。で、知った途端に、買おうかなあ、どうしようかなあってちょっと迷ったんです。それがまた今日の夕刊に広告が出てます。せっかく忘れかけてたのにまた迷い始めました。
阿久悠トリビュートのコンピCDです。
文句なしに買おうってならないのは阿久悠には良い曲が多すぎるから、ヒット曲が多すぎるから。コンピする対象としてデカすぎるんです。とてもじゃないけど1枚や2枚のCDにコンピしきれるはずがないんです(ちなみに compilation とは"寄せ集め"の意味です)。
でも、メンバーが良いんですよね。この手の企画でここまで的を射た人選というのも珍しいくらい。
- ジョニイへの伝言(鈴木雅之)
- 白い蝶のサンバ(一青窈)
- 思秋期(森山直太朗)
- たそがれマイ・ラブ(中西圭三)
- 熱き心に(元ちとせ)
- ペッパー警部(Mizrock)
- 恋のダイヤル6700(音速ライン)
- 時の過ぎゆくままに(工藤静香 feat. 押尾コータロー)
- 朝まで待てない(甲斐よしひろ)
- ざんげの値打ちもない(山崎ハコ)
- ひまわり娘(杏里)
阿久悠と言うとやたらとかかる曲ばかりを選んでいないし、曲と歌手との組合せが良い。聴いてみたいじゃないですか、1とか2とか。良さそうなんだよなあ。2なんか、よくもまあ、そんな古い曲引っ張り出してきたもんです。
ナイスな組合せ続出の中でも5が秀逸ですね。小林旭の、どっちかっつーと歌唱力不安定で揺れていたところを元ちとせが独特の沖縄ビブラートで謳う。
8なんか、それだけじゃ決して驚かないんだけれど、フィーチャリング押尾っつうところがねえ・・・。
で、最後がまた圧巻。杏里の『ひまわり娘』。まさに我何をか言わんや。
あー、どーしょ、やっぱ買うか? 初回プレス版のみの特典ブックレットは別にほしくもないんだけど、DLや TSUTAYA で済ますのもなんだかなあ・・・。
=====> 続きはここ。
Comments
阿久悠トリビュート・プロデューサーの山崎一稔です。
Web上でのアルバムの評判をチェックしてたらたどり着きました(笑)
「歌鬼をガキと読ませるのは無理があるでしょう」
確かに無理がありますね。
漢和辞典で引いてもでてこない。
でも連歌はどう読みますか?
「れんが」ですね!
歌を「が」と読ませる単語もあるのですよ
中国語では「が」と発音します、というコピーライターの
発言もあって決めました。
多少無理があっても「ガキ」と読んでやってください。
選曲と人選を誉めていただいてありがとうございます。
これ1枚で済むわけがありません。
すでに「歌鬼2」の制作が始まっていますよ、期待しててください。
それとDLは当分ありませんので、この際、是非買ってくださいね。
買った後の批評を是非みたいです。宜しく!
Posted by: 山崎一稔 | Tuesday, August 05, 2008 15:00
> 山崎P殿
ひえー、P自らが地道な作業しておられますね(@_@;)
で、「確かに無理がありますね」と書きながらムキになって反論しておられるところが、如何にもネーミングに関わったプロデューサという感じですね(^J^) できれば撥音の後に連結すると濁音化しやすい例(連歌とか山河とか)じゃなくて、語頭にあって濁る例を提示していただければ、もっと説得力があったんですけどね(^_-)
でも、この地道な宣伝活動に敬意を表して買うことにいたしました。amazon に発注済みです。
Posted by: yama_eigh | Tuesday, August 05, 2008 20:04