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Monday, July 07, 2008

安全と忘却と狼狽と面倒

【7月7日特記】 年はとりたくないものである。会社のPCのパスワードを忘れてしまった。

まさか、毎日使っていたものを急に忘れてしまって思い出せないなんて、そんな年でもあるまいに、と言われそうだが、ま、何もなく突然忘れてしまったわけではない。

会社のPCにはとある暗号化ソフトが入っている。PCの中のファイルはこのソフトによって暗号化されており、利用者はパスワードを打ち込むことによってそれを復号化して読み書きできるようになる仕組みである。

このパスワードを知らないとたとえハードディスクを取り出しても中身を読むことはできないのである。

そして、このアプリは何ヶ月かに一度「パスワードを変更しろ」と促してくる。そこで前々回に登録したパスワードを設定しようとすると、「それはもう使ったからダメだ」と言われてしまう。厳格なアプリである。で、何代以上前だったら許してくれるのかよく解らないので、僕は一度も重複することなく常に新しいパスワードを設定してきた。

次から次へとパスワードが変ってややこしいのは確かだが、だが、それで忘れてしまったのではない。

問題は僕が2台のPCを使っているということであった。

僕は今、デスクで使うやや大きめのノートPCと、出張などに持って行く小さめのノートPCを使っており、その両方に暗号化ソフトがセットされている。

当然両方とも何か月目かごとにパスワード変更を迫られるのだが、ややこしいので僕は2台に同じパスワードを設定していたのである。ただ、最初に設定した時期が異なるので変更を迫られる時期も微妙に異なるのである。

7/3(木)に移動用のPCを持って出張に出た。朝、伊丹空港のロビーでPCを開いたらパスワードの変更を促されたので、新しいものに変更した。そして木金と、このPCで、このパスワードで過ごし、土日は休んで今日会社に行ったらデスク用のPCのパスワード(それは移動用のPCの先代のパスワードと同じだ)がもう思い出せない。

いや、実は日曜日の夜から、「あれっ、何だったっけ? 思い出せないぞ」と気が付いていたのだが、「一晩寝て会社に行ったら思い出すかも」と放っておいた(というか、放っておくしか仕方がなかった)のだが、今日会社に行ってもやっぱり思い出せない。

移動用のPCのパスワードを更新した際に、更新されたほうのパスワードは完全に僕の頭から消えてしまったのである。これは紛れもなく同じパスワードを使っていたことの弊害なんだろうなあ、と思う。

結局会社のヘルプデスク(会社の中で彼だけが言わばマスターキーを持っている)にリセットしてもらって使えるようになったのだが、今後こういうことのないように気をつけなければならない。

ある雑誌に書いてあったことなのだが、パスワードの数が増え、また、それぞれのパスワードが複雑になるとどうしても忘れてしまう。では、どうすれば良いかと言えば、一番良いのはメモっておくことなのだそうだ。

「メモったりすると意味がない、危険だ」などとよく言われるが、それはメモった紙をPCのモニタに張り付けてあったりするケースである。要はPCとかカードとか、パスワードを適用する対象とメモを一緒に置かないということである。

別々に持っていればどちらか一方だけ盗まれても全く安全である。もちろんメモの方には何のパスワードだか一目で分からないように書いておくことが必要ではあるが。

僕はこの意見に大賛成である。ただ、今回はメモってなかったのが問題である。

でもなあ、何ヶ月かに1回ずつメモを書き換えるってのも面倒くさいぞ。

【7月8日追記】 朝、ログイン画面を見た瞬間に旧パスワードを思い出した。

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