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Thursday, July 31, 2008

赤坂の線は繋がず

【7月31日特記】 グランドプリンスホテル赤坂に泊まっている。僕自身がここで結婚披露宴を催したということもあって、悪くないホテルだと思う。高いけどね。

だからネットで安い宿泊プランを見つけた時だけ利用している。そういう訳でいつもは低層階の部屋なのだが、今日は訳あって客室フロアとしては最上階に入れてもらってて、景色も良い。

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Tuesday, July 29, 2008

firefox3 pdf 固まる

【7月29日特記】 会社のPCの Firefox 3 で.pdf 文書へのリンクを突っついたら、PDF を読み込む途中で固まってしまった。

ありゃりゃ、なんじゃ、この PDF は?と思ったが、よく考えてみると PDF 側に一方的に原因があるとも思いにくい。

それでググッてみる。検索窓に「firefox3 pdf」と打ち込んだらオートコンプリートの候補リストに「firefox3 pdf 固まる」というのが出てきた。賢いよね、最近の検索窓は!

んで、こんなに上位にこれが出てくるということは、皆同じ現象に直面しているということだ。つまりは Firefox 3 のバグか?

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Monday, July 28, 2008

彼らのこと

【7月28日特記】 世の中には「ひょっとしたら悪いのは自分なのかな?」とは決して思わない人たちがいる。「そんな奴、いるかぁ?」と思われる方もあるかもしれない。実際に会ってみるまではなかなか存在が信じられない人種である。

でも、本当にそういう人たちがいるのである。しかも、僕はここ数年でそういう人種に割合頻繁に遭遇するようになってきた。どういうわけだか、30代前半の人に多い。そして、IT業界の人に多い。

物事や人間を類型的に判断することは良くないと思うので、僕はできるだけ自分の頭の中から類型的なアプローチを追い出そうとするのだが、でも、やっぱり傾向として排除できないことはある。

つまり、多くの30代前半の人間、そしてIT業界の少なからぬ人間に共通の特徴であると言えてしまうのである。いや、そんなことはない、と自分の考えを否定してみるのだが、やっぱり否定できない気がするのである。やっぱり、その2つの層に際立って多いような気がするのである(もちろん30代前半なら、IT業界勤務なら過半数の人間がそうだ、とまで言うつもりはない。あくまで他の層と比べた場合の相対的な話なので、誤解のないように)。

たまたまなのかもしれないが、今その両方の要素を持つ、つまりIT業界の30代前半の人間と仕事をしている、というか仕事にならない。

彼らは自分を疑ってみることをしない。自分を茶化してみることもできない。自分が間違っている可能性があることに思い至らない、というか、何かがまるごとすっぽりプログラミングされないまま抜けているのである。

人生において人がプログラミングされる、つまり人格が形成されるのは、第一に幼少期~青春期、第二に社会人になった最初の数年であると思う。その時期にちゃんとした刺激も教育も受けずに来てしまったのが彼らなのではないだろうか?

彼らの場合、何か不具合があると、その原因は全て外界にあるのである。だから彼らを責める人間は彼らにとっては異常者であり、排除すべき敵である。彼らができる唯一の仕事は逆恨みである。

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Sunday, July 27, 2008

デフラグとディスククリーンの様変わり

【7月27日特記】 「羹に懲りてなますを吹く」などと言うとちょっと仰々しすぎるのだが、まあ、人間何かにつけて「えらい目に遭った」と思うような経験をすると2度とそれに手を出さない傾向がある。時が過ぎて状況が一変しているにも拘らず、である。

PCに関して言うと、かつてはデフラグというのは結構な一大イベントだった。

やり始めると他のことはできなかった(と言うか、厳密にはできない訳ではなかったけど、並行して何かやろうとしても通常より時間がかかったし、デフラグにかかる時間自体も延びた)し、最低でも30分、まあ通常は1時間以上放っておくしかなかった。

ディスククリーンというのも同じで、古いバージョンの Windows で何度か試みてみたが、検索するだけであまりに時間がかかるので、いつも途中でやめてしまっていた。ついぞ最後までやったことはない。

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Saturday, July 26, 2008

『リアリズムの宿』

【7月26日特記】 WOWOW から録画してあった『リアリズムの宿』を観た。山下敦弘監督の出世作である。

この後が『くりいむレモン』、その次が『リンダ・リンダ・リンダ』、そして『松ヶ根乱射事件』、『夢十夜』、『天然コケッコー』と続く(ちなみに『くりいむレモン』は WOWOW で、『リンダ・リンダ・リンダ』以降は全て映画館で観た)。

こういう時期の、つまり自主映画出身の監督がブレイクする前の映画を見ると、たいていは「実験的」「習作」「アングラ」みたいな匂いがあって一様にしんどい。でも、僕らは必死で何かの「片鱗」を探し出そうとして血眼になってしまうのである。

いやあ、しかし、こまごました所にユーモアが散りばめられているにはいるのだが、それにしても暗くて重苦しい。と、その時、ふとこれがつげ義春の2つの漫画『リアリズムの夜』と『会津の釣り宿』が原作であったことを思い出し、そうか、この暗さ、重苦しさはつげの原作から来ていたのか、と俄かに納得した。

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Thursday, July 24, 2008

7月24日の日記

【7月24日特記】 今日は未明から大地震があり、土用の丑の日で、アナログTVの終了までちょうど3年という日である。

だからという訳ではないが、いつもは大体1つの記事に1つの話題という形で描いているが、今日は3つ:

  1. Thunderbird が ver.2.0.0.16 に上がった。
  2. NTTレゾナントが「ブログ通信簿」なるものを作った。
  3. 来春のNHK朝ドラのヒロインが多部未華子に決まったとの発表があった。

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Tuesday, July 22, 2008

デジタル・コンテンツの陥穽に落ちる

【7月22日特記】 前にも書いた通り、やっとのことで地上&BSデジタルチューナ内臓のハードディスクレコーダを買って、録画予約がとても楽になった。ちゅうかノー・ストレスじゃん、これ。みんなこんな簡単に録画してたの?っちゅう感じ。

前は録画したいなと思っても面倒くさいなと思ってやめてしまったりすることが多かった。周りから見たら何それ?って言いたくなるかもしれないが、レコーダ側にチューナがついていないとそれくらい面倒くさいのである。

で、こんなに楽になって何が起こるかと言えば、当然の如くどんどん録画してどんどん溜まる。「おまかせ録画」なんて機能も付いていて、これに頼ると録画本数は等比級数的に増える(のが怖いのでやってないけど)。

で、何が起こるか?──見る暇がないのである。

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Monday, July 21, 2008

映画『パークアンドラブホテル』

【7月21日特記】 映画『パークアンドラブホテル』を観てきた。第17回PFFスカラシップ作品。2008年ベルリン国際映画祭最優秀新人作品賞受賞。──という割には・・・、というのが正直な感想。

目立ったのは色遣い。うん、これは良かった。特にラブホテルの屋上のパークにある遊具やベンチなどの色、そしてそこで遊ぶ年寄りや子供たちや音楽家たちの服の色。これらが味気ないラブホテルのくすんだ内装と見事な対照を成していた。

最近色遣いが印象に残った映画と言えば『西の魔女が死んだ』だが、あれは日本の中のアメリカ、これは新宿から大久保の辺りという感じがする。

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Sunday, July 20, 2008

映画『歩いても 歩いても』

【7月20日特記】 映画『歩いても 歩いても』を観てきた。

だめだ、こりゃ。全然歯が立たない。手も足も出ないとはこのことだ。桁違いに凄い作品に出遭ったとき、後に残るのは感動でも羨望でもなく、惨憺たる敗北感である。今、僕は敗北感に塗れている。

この映画のストーリーをまとめると:

普段は2人暮らしの老夫婦(原田芳雄・樹木希林)のところに2人の子供たち(YOU・阿部寛)が家族を連れて帰ってくる。この2人には実は兄がいて今日がその命日なのである。如才のない姉(YOU)は両親の家を改築して2世帯同居しようと提案しているが、母は明快にイエスの返事をくれない。弟(阿部寛)は、元医者であり何かにつけて高圧的な父に反発しているが、自らは失業中で恰好がつかない。そして最近結婚した彼の妻(夏川結衣)は再婚(死別)でしかもこぶつき。連れ子の男の子は彼を「良ちゃん」としか呼んでくれない。

──なんてことになるのだろうが、こうやって書いてしまうと実は全然違う世界になってしまうのである。

切り揃えられた情報がいっぺんにぽんと届くわけではないのである。川本三郎がパンフレットで解説しているように、観客は観ているうちにこういうことが「徐々に分かってくる」のである。時間が経つごとに少しずついろんなことを了解して行くのである。自分なりの解釈を成立させて行くのである。

ことは冒頭だけの話ではない、映画の最初から最後まで、我々観客はずっとこんな風にして映画の中の家族のことを少しずつ深く見知って行くのである。

そして、川上弘美がパンフで指摘しているように、「そういえば、普通に生活していて出会う人たちのことも、いつもこんなふうに、わたしたちは知るのだった」。そう、これはまるで映画ではないような映画だった。

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Saturday, July 19, 2008

映画『百万円と苦虫女』本編

【7月19日追記】 前記事で予告編について触れた映画『百万円と苦虫女』の本編について書く。

『さくらん』という映画があった。僕は観ていないのだが、あまり良い評判を聞かない映画だった。普段綺麗な色の静止画を撮るのが本職の人が生まれて初めて映画監督をした作品の限界と言って良いのだろうか?

そして、その共同脚本を書いていたのがタナダユキである。当然僕は『さくらん』に魅かれてこの『百万円と苦虫女』を観ようと思ったわけではない。僕が魅かれたのは『赤い文化住宅の初子』である。

こっちはタナダユキの単独脚本で、監督も彼女自身であった。この映画はキネ旬では第37位というまずまずの順位だったのだが、僕はもっともっと高く評価していた。今どき珍しい貧乏を扱った貧乏臭い映画である。

さて、この『百万円と苦虫女』は蒼井優主演ということで一気に貧乏臭さを払拭している。しかし、蒼井優が演じる佐藤鈴子というのはかなり貧乏臭い女であるとも言える。

予告編で散々観て100万円貯まったら引っ越して再就職を繰り返している女の話だということは知っていたが、大した理由もなく思いつきでそんなことを始めたのだと思い込んでいたら、そうではなかった。

なんせ初っ端のシーンは拘置所である。真っ暗闇の中から看守の制服がぼんやり浮かんできて、やがてそれが嶋田久作だと解る。なんとも暗い設定ではないか。なんとも不幸な女ではないか。

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映画『百万円と苦虫女』予告編

【7月19日特記】 映画『百万円と苦虫女』を観てきた。で、本編に触れる前にまず予告編の話。

僕はこの予告編を少なくとも20回は観ていると思う。で、見るたびに気になるシーンがある。それは鈴子(蒼井優)と亮平(森山未來)が喫茶店で話をするシーンである。

ここでの台詞と画面の構成はこうなっている。

  1. (亮平)自分探しみたいなことですか?
  2. (鈴子)いや、むしろ探したくないんです。
  3. (鈴子)探さなくたって
  4. (鈴子)嫌でもここにいますから。

良い台詞の良いシーンだ。

登場人物による台詞を書き並べたのだが、カットが変わるたびに改行して番号を振ってある。1は亮平の1ショット、2は鈴子の1ショット、3は2人を横から見た引き目の2ショット(上手に亮平、下手に鈴子)、4は再び鈴子の1ショット。

で、何が気になるかと言えば、3で映っている2人は喫茶店で黙って見つめあって座っている画であって、鈴子の口は「探さなくたって」と動いてはいないのである。

僕はこれはやってはいけない編集ではないのかなあと思うのである。4~5回目に見た時に初めて気づいて、それ以来見るたびに気になって仕方がない。

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Friday, July 18, 2008

『終わりの街の終わり』ケヴィン・ブロックマイヤー(書評)

【7月18日特記】 帯の宣伝文句によると「もっとも有望な若手アメリカ作家」なのだそうである。だが、残念なことに日本の読者なら誰もが『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』を思い出し、その二番煎じであるような印象を持ってしまわないだろうか?

奇数章と偶数章で全く舞台を異にする2つのストーリーが同時進行する。ひとつはどこだか分からない不思議な世界。しかし、読み進むうちにそれがある種の死後の世界だということが判る。そして、もうひとつは南極でコカ・コーラ社のプロジェクトに従事している3人組が、本国との連絡が絶たれて孤立し、遭難する話。

さて、この2つの舞台が終盤でどう繋がるのか、というのがこの小説のキーであり、あれ?村上春樹にそんな小説あったよな、と思ってしまうポイントでもあるのである。

「終わりの街の終わり」という少し村上春樹っぽい(訳者も同じイメージに引っ張られたのではないかな?)意味深長な邦題がついているが、原題は The brief story of the dead という、これまた如何にもアメリカらしい味もそっけもないものである。

訳者がこれを直訳せず、日本独自のタイトルを考案しようとした気持はよく解るのだが、しかし、この邦題は物語の結末をあまりに直截に語ってしまわないか?

原題を見る限り著者は、第1章が死者の物語であることは初めから手の内を明かすつもりであるのが判る。しかし、それがどうなるかはやはり伏せておきたかったのではないだろうか?

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Wednesday, July 16, 2008

私の映画3大聖地

【7月16日特記】 昨日テアトル梅田で『純喫茶磯辺』を観て、ついにテアトル梅田が私の映画館訪問記録の単独トップに立った。つまり、私が生涯で一番訪れた映画館という意味だ。

 昨年7月23日の記事で予言してからほぼ1年もかかってしまった。少し意外な気もするが、最近休みの日に映画を観に行くときには梅田ではなく三宮/神戸に出ることが普通になっているから、まあ、時間を要したのは当然である。

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Tuesday, July 15, 2008

映画『純喫茶磯辺』

【7月15日特記】 映画『純喫茶磯辺』を観てきた。

当初あまり観る気はなかったのだけれど、まあ、これも何かの縁だから・・・。
どういう縁なのかはこの過去記事(の本文とコメント欄)を読んでください。

で、小さな劇場であるとは言え、そして、今日は男性サービスデーで入場料が1,000円ぽっきりだったとは言え、平日の夜でほぼ満席と言うのはかなり立派な入りである。

しかし、始まってすぐにちょっと嫌な感じ。

オープニングが薄い頭髪の真上からのアップだったり、その後のシーンではDVEで画面を左右に2分割して、そのそれぞれのフレームの中を父と娘が逆方向に歩いたり、というトリッキーな構図続きで、まあ、面白いっちゃあ面白いんだけど、あまり意味がないなあ、などと思いながら見始めた。

ところが、映画が進むにつれてそういうマイナスの印象は見事に払拭されてしまった。ホントに本がよく書ける人である、吉田恵輔という人は。監督としての評価をする前に、この脚本ができた時点でもう否定のしようがなくなっている。

言葉が上滑りする感じ。こういう感じの会話って、そう簡単に書けるものではないだろう。

見事に自然に言葉が溢れだし、それが止めどなく上滑りして、それを受けて返す言葉も淀みなく、しかし同様に上滑りして、そして途端に相互に言い淀んでしまう。

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Monday, July 14, 2008

あゝ、Web は愉し!

【7月14日特記】 なんだか解らないことがあってそれを自分のブログで教えてほしいと呼びかける。

──例えば、なんで最近僕の過去記事の中で映画『机のなかみ』のアクセスが急増しているのか、とか、映画『パンズ・ラビリンス』と映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』の両方に出てくる掌に目玉のついた妖怪は一体どっちが先なのか、とか・・・。

そうすると通りすがりの映画マニアの方とか通りすがりの水木ヲタの方なんかが書きこんでくれる。これがブログの醍醐味ですね。

あゝ、Web は愉し!

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Sunday, July 13, 2008

映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』補足(疑問)

【7月13日追記】 昨日の記事の補足。

同じことを思った人は多いと思うが、と言うか、この2つの映画を両方とも観た人なら誰もがそう感じたはずなんだが、映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』に出てきた、掌に目が付いている妖怪(ぬらりひょんの金庫番)って、映画『パンズ・ラビリンス』で主人公オフィリアの2番目の試練のシーンで出てきた化け物とそっくりだよね。

どっちかがどっちかのパクリだと言われても仕方がない。

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Saturday, July 12, 2008

映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』

【7月12日特記】 映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』を観てきた。監督もキャストも同じだが、ひとことで言って前作より遥かに出来が良い。

  1. CGや特殊メイクなどの特撮部分が進化している。格闘シーンでも実写と違和感なく絡み、リアリティと迫力のある映像になっている。
  2. 原作にどれだけ忠実かという観点からするとコアな水木しげるファンから異論があるかもしれないが、映画として見ると前作よりそれぞれのキャラがしっかり立ってきた。特に田中麗奈の猫娘。
  3. 今回はレギュラーメンバーの鬼太郎ファミリーのひとりひとりに見せ場がある。特に大泉洋のねずみ男が大活躍。この俳優の巧さを改めて感じさせられた。
  4. 筋運びに甘いところがあったり、台詞廻しにもぎこちないところがあったりするが、ギャグの利いた台詞満載で結構楽しめる台本になっている。
  5. 緒形拳や寺島しのぶ、萩原聖人など実力のある役者が参加してしっかりとした芝居を見せてくれる。緒形拳を見ていると、「こんな映画でも名優が演じるとこれだけの尊厳と現実味が出てくるのか」と驚嘆した。確か2005年の映画『妖怪大戦争』では忌野清志郎がぬらりひょん役だった。同じぬらりひょんでもこれだけ格が違う。
  6. 女優たちが良い。寺島しのぶの狂い様の見事さ。北乃きいの目の強さと清らかさ。そして中川翔子のいかにもしょこたんらしい妖怪ぶり(ちなみにこの映画で生足の太ももが見られるのは子泣き爺の間寛平と文車妖妃の中川翔子だけである)。

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Friday, July 11, 2008

2つの映画のニッチな記事

【7月11日特記】 このブログのアクセス解析を見ると、最近一番人を集めたのは Firefox 3 に関する記事だった。

ただし、コンピュータ関係の記事はタイムリーであれば確かにものすごい数の読者を誘い込むのだが、普段からそんなに人気の高いカテゴリという訳でもない。

やはり、普段からある程度のアクセスを集めるのは映画関連の記事である。ただし、それは必ずしも人気映画、ヒット映画の類ではない。人気映画、ヒット映画であれば他にも書いている人がたくさんいるので、僕のこんなブログに人が寄って来はしない。

このブログで人を集めるのはニッチな映画の記事である。

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Thursday, July 10, 2008

Windows Update 行ったり来たり

【7月10日特記】 原因がなんなのかよく判らないのに引っ掛かって前に進まないことがある。そして、なんかに引っ掛かってたはずなのにいつのまにやら解消していることがある。かと思うと、もう一度見直してみたら実は全然解決してなくて、でも、もう1回トライしたら不思議にうまく行ったりすることがある。

こんな表現じゃ何のことか解らんよね。実は昨日の Microsoft Update がそうだったのである。

もう寝よう、電源を落とそうと思ってスタートボタンをクリックしようとしたら、普段ならスリープボタンがある位置に、Vista ユーザならお馴染みの「更新をインストールしてからシャットダウン」ボタンが出ているではないか。

なんか、ちょっと嫌な気がしたんだけど、一応まあ言われたとおりに「更新をインストールしてからシャットダウン」ボタンを押した。

シャットダウン手前の画面になって「電源を切らないでください」の文字が出てインストールが始まったのは良いが、3/9まで進んだところで、何か行きつ戻りつしてる感じで一向に終わる気配がない。

かなり辛抱して待ったが遂に言いつけに反して無理やり電源を落として再起動。僕は前々からこの「更新をインストールしてからシャットダウン」という手順になんか信頼感が持てないんだよね。

それで自分で Windows Update を指定して実行する。不思議なことに履歴を見ても失敗や取り消しになっている更新はない。本日の日付で6つの更新がインストールされている。

どういうこと?

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Monday, July 07, 2008

安全と忘却と狼狽と面倒

【7月7日特記】 年はとりたくないものである。会社のPCのパスワードを忘れてしまった。

まさか、毎日使っていたものを急に忘れてしまって思い出せないなんて、そんな年でもあるまいに、と言われそうだが、ま、何もなく突然忘れてしまったわけではない。

会社のPCにはとある暗号化ソフトが入っている。PCの中のファイルはこのソフトによって暗号化されており、利用者はパスワードを打ち込むことによってそれを復号化して読み書きできるようになる仕組みである。

このパスワードを知らないとたとえハードディスクを取り出しても中身を読むことはできないのである。

そして、このアプリは何ヶ月かに一度「パスワードを変更しろ」と促してくる。そこで前々回に登録したパスワードを設定しようとすると、「それはもう使ったからダメだ」と言われてしまう。厳格なアプリである。で、何代以上前だったら許してくれるのかよく解らないので、僕は一度も重複することなく常に新しいパスワードを設定してきた。

次から次へとパスワードが変ってややこしいのは確かだが、だが、それで忘れてしまったのではない。

問題は僕が2台のPCを使っているということであった。

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Sunday, July 06, 2008

デジタル・コンテンツへの門をくぐる

【7月6日特記】 先週の土曜日にハードディスク搭載ブルーレイディスクレコーダを買った。ボーナスも出たし、ヨドバシでその日限りで3万円くらい安くなっておまけにポイント3%プラス還元になっていたという事情もあった。

だが、決してブルーレイ対応機がほしかったわけではない。それは「どうせならブルーレイにしておこうか」という程度のものだ。

実はほしかったのはデジタル・チューナ内臓機なのであった。

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Saturday, July 05, 2008

映画『相棒 ─劇場版─』

【7月5日特記】 映画『相棒 ─劇場版─ 絶体絶命42.195km』を観てきた。和泉聖治監督。

この監督は多分82年の『オン・ザ・ロード』と86年の高樹沙耶のデビュー作『沙耶のいる透視図』が有名なんだろうけど、僕はいずれも観てなくて、僕にとっては86年の『南へ走れ、海の道を!』、88年の『この胸のときめきを』以来20年ぶりの3本目である。

いや、単に僕が長らく観ていないというのではなく、今世紀に入ってからほとんど映画を撮っていないようだ。では、一体何をして食っていたのか?と思ったら、この『相棒』のTVシリーズを手掛けていたらしい。

などと書いているくらいだから、このTVシリーズは1回たりとも観たことがない。

それにも拘らず観に行ったのは、和泉聖治の名前が懐かしかったからでも、単に非常に高い評判が立っているからでもない。僕にとっての決定打は脚本の戸田山雅司だったのである。

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Friday, July 04, 2008

羽田空港にて

【7月4日特記】 仕事が予定よりも早く終わったが飛行機の出発時刻までには少し時間がある。かといって飛行機を1本早めるのは無理そう――そんな時、今までだったらどうしていたのだろう?

今は迷うことなく空港に行く。なぜなら待合室でインターネットに繋がるから。いや、もうちょっと正確に言うと、自分のPC環境がそういう風に整備されたから。

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Wednesday, July 02, 2008

けんかするのはいやだね

【7月2日特記】 てなことを書きながら(昨日の記事参照)、今日、電話でボロカスに罵倒してしまった。

ま、仕事の話とは言え一応電話なので、公の話題ではあっても公の場ではなかった。それは自分でも意識していた。1対1の仕事の場である。タイマン勝負の場である。

怒りに任せて電話をかけた訳ではない。ある取引先のあまりにひどい対応が続いたので、こんな舐めた態度をこのまま放置していては悪影響を及ぼす。ここらで一度釘を刺しておかないと、という冷静な判断に基づいてのことである。

でも、多少芝居がかった怒り方をしたほうが良いかと思って、そんな台詞で切り出したら、あれ不思議だよね、自分の台詞にだんだん酔ってくるんだよね。

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Tuesday, July 01, 2008

ここは公の場

【7月1日特記】 所謂「炎上」も含めて、誰かの発言や書いたものがネット上で袋叩きに遭うという現象の多くは、その人の「口が滑った/筆が滑った」ことに由来する場合が多い。

全てがそうだと言う気はないが、本当に「滑った」という表現がぴったりであることが多いと思うのである。

「滑った」というのは、「ここが公の場である」とちゃんと意識していれば決して言ったり書いたりしないはずのことを迂闊にも言ったり書いたりしてしまったということである。

もしそれが仲間内での酒飲み話であったなら、せいぜい「おいおい、ひどいこと言うなあ」などというツッコミが入って、お互いに笑ってそれで終わってしまうのである。

もちろん、「公の場であれ酒飲み話であれ、ひどい発言がひどい発言であることには変わりはない。プライベートな場だから言って良いというものではない」という指摘は正論ではある。

だが、仲間内での会話というものの成り立ちは我々が頭で考える以上に融通無碍なものであって、互いに「本気でそんなこと言ってる訳じゃない」という暗黙の理解があるからこそワッと笑って済むのである。

だから、逆にそういう暗黙の理解が得られない場で迂闊に乱暴なことを言ってしまうと痛い目に遭うのであり、だからこそ公の場では画然として言わないという態度を、僕らはまず評価してやるべきなのだと思う。

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