まだ並んでる?
【4月27日特記】 昨日初めて利用してみたのだが、OSシネマズミント神戸でも漸くインターネットでチケットが買えるようになった。いや、正確に言うと従来から買えたのだが、それには専用のクレジットカードが必要だったのだ。
今まで僕がそれに乗らなかったのはこれ以上クレジットカードを増やしたくなかったからだ。そういう理由で手を出さなかった人も少なくなかったのではないかな? で、そういうことで利用者が少なかったのか、とうとう特定のカード会員にならなくてもチケットが買える形に変わった。
あそこの場合は変わって本当に良かった。だって、あのチケット売り場の混雑ぶりは非効率の最たるものだったから。今回ネットで買って映画館についてみると、たまたまかもしれんが、切符売場はいつもの半分以下の混み具合だった。
関西では今までネットでチケット購入できたのは、僕が知る限りでは神戸国際松竹とTOHOシネマズなんばぐらいのもんだったが、新装なったTOHOシネマズ梅田にも同様のシステムが導入されたみたいで、ますます使い勝手がよくなってきた。
また、ネットで事前に買えなくても、例えば梅田ブルク7みたいに切符売場で座席を確定できたり(しかも前日から可能)、シネ・リーブル神戸みたいに事前に整理番号をもらって入ったりするところが多くなってきた、と言うか、大阪/神戸ではむしろそういうのが標準に近くなって来ているのではないかな。
ネットで買えることの利点は事前に席(の位置)を確定できること、売場で席を確定できたり事前に整理番号を貰えることの利点は映画館の扉の前に並ぶ必要がないということ。
こういうことの進み具合は東京より大阪/神戸のほうが早いのではないかな?(ありがちな関西人の関西自慢として書いているのではなくて、なんでそうなのかなと不思議に思って書いている) 僕がいた当時、東京でネット購入できたのは VIRGIN TOHOシネマズ六本木ヒルズぐらいのもんだった。
僕が東京を去ってもうすぐ丸2年なので、東京の映画館事情もかなり変わっただろうけど、少なくとも僕があの当時よく行っていた新宿あたりの映画館は、本当に"クラシック"なところが多くて、扉の前に列を作るのが一般的な光景だった。
そのため確実に座ろうと思えば少し早めに映画館についている必要があった。その日の気候と映画館の構造によっては人ごみに揉まれながら前の回の終了を待っているうちに気分が悪くなってくることさえあった。
それと、僕は自分の年齢や性別にそぐわないと思われるような映画を見に行くことが少なくないので、そういう時、例えば女子高生の一群にポツンとおっさんが立っている居心地の悪さを経験しなければならなかったもんだ。
そんな時に周りを見やると、ほとんど女子高生ばかりの中に、少し離れてやっぱり僕と同じようなおっさんが1人くらいは見つかる。そして、彼もまた行儀よく並んでいる。
関西でこういう事情の改善が進むのは、やっぱり関西人は並ぶのが嫌いだからかな?
あるいは合理主義者なのか?
(そう言えば電車の駅の自動改札は東京より10年くらい早かったもんなあ)
でも、あれから2年。東京でももうかなり並ばずに済むようになったんだろうか? 新宿の映画館が懐かしい。
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