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Monday, February 25, 2008

考察:Windows フォトギャラリー

【2月25日特記】 Windows Vista になっても特段便利になったと思えるものは少ないが、ただひとつ、写真を扱うソフトウェアだけは良くなったなあと思う。そう、Windows フォトギャラリーのことである。僕はこのことを結構いろんな人に吹聴している。

何が便利って、タグをつけて分類するというやり方が便利なのである。これは近年流行の「検索が速ければ分類しておく必要がない」という考え方だ。

もっとも、僕は、手垢のついた言い方をすれば「3度の飯より整理・分類が好き」な男である。むしろ「自分でちゃんと分類してるから検索なんて余計なお世話」というタイプである。

しかし、それでもこのタグによる分類は便利なのである。それは1つの写真に2つ以上のタグをつけることができるからである。

例えば旅行に行った時の写真があるとする。それらの写真に「旅行」というタグをつけるのも、「旅行」というフォルダを作ってそこにそれらの写真を移すのも同じように思えるかもしれない。確かにそこまでは大差ない。しかし、その写真のうち風景を撮ったものだけに「風景」というタグを追加することはできても、同じ写真を同時に「風景」というフォルダに入れる訳には行かないのである。

いや、もちろん、「風景」というフォルダを別に作って、そこに該当する写真をコピペすればできないことはないが、それでは同じ写真が2ヶ所にダブって保存されている訳で記憶容量の無駄遣いである。

おまけに、その写真に修正を加えたときに別のフォルダにあるもう1枚のほうには反映しない訳で、後々非常に混乱することになる。

それを考えると、タグによる分類は大変便利だ。もちろん探し出す時も目的のタグを指定すれば良いだけだ。

──というような点で僕は非常に満足していた訳である。ところが一長一短とはよく言ったもので、昨日このシステムの欠点に気がついた。

問題は素材が写真だということだ。

これが拡張子 .xls や .xlsx のファイルだったら Excel 以外のアプリケーションで開くことはないので何の問題もないのである。ところが、拡張子 .jpg のファイルとなると Windows フォトギャラリー以外にもいろんなアプリから開く機会がある。

その時に「開く」ボタンを押すと全くフォルダに分けられていないファイルが雑然と山ほど並んでいて、その中から目当てのファイルを探すのが至難の技になってくるのである。

こうなるとやっぱり自分で何階層かのフォルダを作って整理分類しているほうがよほど楽である。

そういうことを考えると、「我々が素早く検索して差し上げますからあなたは整理なんかする必要ありませんよ」という Google 流の考え方にはやはり限界がある気がする。少なくとも僕には合っていない気がしてくるのである。

やっぱり、自分のことは自分でするに限るのである。他人に頼っていると痛い目に遭うことになりかねない。なぜなら、この Windows フォトギャラリー自体が自分のことしか考えていないアプリケーションだからである。

教訓:世界は独りでは完結しない。

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