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Thursday, February 21, 2008

ソーラー電波時計と私

【2月21日特記】 新しい腕時計を買った。ソーラー電波時計だ。

この感覚は解らない人には全く解らないだろうが、僕はこれで人生究極の目的を達成してしまったような気がする。誇張なしに感慨無量という言葉が使える。

中学の制服を買ったらおまけについてきた自動巻きが僕が最初に手にした腕時計だった(僕らの世代はみんなそうではなかったかな?)。

その時以来、時刻合わせしなくても常に秒単位で正確な時計があったらどんなに良いだろう、とずっとそういうものに憧れてきた。

大学を卒業して放送局に就職したら、社内のあちこちに秒単位まで正確な時計があって、これは本当にびっくりした。そして、自分の家にも、と言うより、自分の腕にもそういう時計があったら良いのになあ、とずっとそういうものに対する渇望を抱いてきた。

そして、ある時電波時計を買った。ちょうどテレビ編成部に勤務していたときだったので、この時計は仕事上も役立った(「あとCM3本終わったら生放送が始まる」等々)。でも、そういう実用性を求めていたのではない。常に時間が合っているという心地よさに恋してきたのである。

そして、そういう時計を腕に巻き始めると、今度はその時計が突然止まることに対してなんとかならんのかな、と思い始めた。なにもしなくてもずっと正確に時を刻み続ける腕時計があったらどんなに素晴らしいだろう!

正直言って、生きている間にそんなものが、手の届く値段で売り出されるとは思いもしなかった。そして、先日それを手に入れた。初めて腕を通すとき、手が震えるような感動があった。

世の中には時間に無頓着で腕時計を着用しないような人もいる。常に何分か進めておくという人もいる。大体合っていればそれで良と言う人もいる。むしろ時間を気にしたり縛られたりしたくないと言う人もいる。

別にそんな人が悪いとか間違っているとか言う気はない。ただ、解らんだろうなあ、と思う。

僕は自分のソーラー電波時計に深い感動を覚えている。そして、本当に人生究極の目的を達成してしまったような気がする。残りの人生で一体何を目標にして行けば良いのだろう、とまで感じている。

僕はそういうことに価値を見出し、そういうことに憧れ、そういう風に生きてきた。
そういう人なのである。

それが悪いとか間違っているとか、あるいは、そこまでではなくても、変わってるとか理解できないとか、そんなことを言う人はきっといるんだろうなあ。

その一方で、この文章を読んで「うん、解る解る」と言う人はいるんだろうか?
ま、別にそれはどっちでも良いけど。

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Comments

突然失礼
うん、解る解る

Posted by: しがない音響屋 | Friday, February 22, 2008 at 13:37

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