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Thursday, January 24, 2008

葬儀に

【1月24日特記】 東京での葬儀に参列するために6時起き。

夜明け前、と言うよりも、まだ月がかなり高い。おまけに満月だ。

前にも何度か書いたことだが、僕は満月を見ると阪神淡路大震災を思い出して背筋が凍る。寒い朝がなおさら寒くなる。

しかし、久しぶりに夜が明けて行く様を見るのは良い。

黒が次第に褪せて白が広がり、やがて少しずつ青が差してくる。その時々刻々の空の色の変貌は人に感銘を与える。

正月に初日の出を見ようとする人が多い(僕自身は小学生の時に1回見たのでそれで充分だと思っていて、寒くて眠い目をしてまでまた見たいと思わないのだが)のは、一年の最初の日の出を見たいからではなく、一年の最初の日に美しい風景を見たいからではないのかなと思ってしまう。

しかし、それにしても早朝の電車に乗ると、みんなこんなに早くから働いているんだと感心する。

一昨日の記事に「愛憎表裏一体」と書いたが、今日告別式に出て「愛と汚辱のうちに」という表現をも思い出した。サリンジャーの短編のタイトルだが、小説の中味とは何の関係もない。ただ、彼の葬儀に、いや、彼の葬儀に参列している自分にふさわしい表現だと思った。

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