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Tuesday, January 29, 2008

2枚組

【1月29日特記】 人は時々何かの拍子に普段は考えてみたこともないような何かに思い及ぶことがあるらしい。

食器を片づけているときのことだった。

食器というものは何脚か組で持っていることが多い。そして、同じ食器は当然まとめて積み重ねた状態で食器棚に納まっているもので、5枚組の皿、4枚組のボウル等々あるのだが、我が家は2人家族なのでそれを全部使うことがめったにない。

その日も同じ皿を2枚だけ出して、食事が終わってまた元の棚に戻しながら、妻が不意に言った。

いつも上のほうから取って同じお皿ばっかり使っているから、たまには一番下に戻しておこうかな。

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『また会う日まで』ジョン・アーヴィング(書評)

【1月29日特記】 読み終わるまでに随分時間を費やしてしまったが、それは僕の個人的な事情によるもので、決して読むのに難渋していた訳ではない。しかし、それにしても長い小説であることは間違いない(なにしろ訳者が「あとがき」の冒頭でその長さについてぼやくほどだから)。

多くは主人公のほぼ生涯、最低でも半生を描くのが特徴である作家アーヴィングのいつも通りのロング・ストーリーで、そしていつも通りの達者なストーリー・テラーぶりである。

そして、「訳者あとがき」を読んで知ったのだが、この作品は今までにも増して自伝的要素の強い作品であるらしい。訳者はこの長い構成を序破急の3部構成と位置付けたうえで「序盤の面白さに幻惑される」と書いているが、僕の感じ方は少し違った。

幼子ジャックが刺青師の母に連れられて女たらしの父を追って北欧を旅して行く序盤が起伏に富んで面白いのは確かだが、そこには僕らがさんざん読んできたアーヴィングのいろんな要素が散りばめられているのである。

例によって主人公ジャックは年齢にそぐわないほどクレバーな少年だし、例によって年上の女性に誘惑されるし、レスリングもやるし、身体に障害のある人物も登場する。小説全体を貫いている刺青のエピソードを別とすれば、それらは言わば僕らがすでに知っているアーヴィングなのである。

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Sunday, January 27, 2008

映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』

【1月27日特記】 映画『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』を観てきた。

滝本竜彦という作家の存在は辛うじて知っていたが、この原作小説の内容については全く予備知識のないまま、また監督が誰なのかも知らないまま見に行った。

そしたら、なんか如何にも時代劇みたいなムードで映画が始まって、よく見たらやっぱりこれは時代劇のセットで(のちにこれは日光?江戸村だと判明するのだが)、そこに木刀持って靴下留め(死語?)にナイフを仕込んだ女子高生・絵理(関めぐみ)がいて、彼女に襲い掛かってくる(ダース・ベーダー+リンダマン)÷2みたいなチェーンソー男がいる──

って、なんじゃそりゃ?
で、CGとワイヤー・アクション使いまくりで、結構凄いのよ。圧倒的な構図でチェーンソー男が迫ってきて、猛烈な動きで関めぐみが反撃する。

ともかく画作りがよくできていて、初っ端から、「これ、結構めっけもんの映画かも」と思ってしまった。

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Saturday, January 26, 2008

映画『陰日向に咲く』2

≪以下は完全にネタばれの記事です。できればこの映画を見終わった人だけに読んでほしいというのが執筆している私の意図です≫

【1月26日追記】 前の記事に書いたように、この映画の中では人物と人物があまりにも安易にあざとく繋がって行くにも拘わらず、観客にそれと気づかせない非常に巧妙な仕掛けがある。

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映画『陰日向に咲く』1

【1月26日特記】 映画『陰日向に咲く』を観てきた。今年最初の映画。

他のところにも何度か書いたと思うのだが、僕は劇団ひとりという役者を大変高く評価している。ただ、それはあくまで役者としての劇団ひとりであり、この原作小説が発表された時には全く読もうという気にならなかった。

たまたま会社の上司が読んで、「おい、やまえー、これ何や? さっぱり解らんぞ。一回読んで分析してみてくれ」と僕に本を手渡してくれたのだが、僕は本は買って読む主義だし、その当時買ったまま読んでいない本が溜まっていたこともあって、その本は読まずに突き返してしまった。

というくらいなので、これは原作に魅かれて観た映画ではない。では、何か?

ギャンブル狂で借金まみれのバスの運転手に岡田准一、30年前の母の初恋の人(であり、かつ母と漫才コンビを組んでいた相方)を探す娘に宮﨑あおい、休暇を取って新宿西口公園のホームレスになるエリート・サラリーマンに三浦友和──というキャストに魅かれたからに他ならない。(宮崎あおい)

他にも三浦が憧れるホームレス"モーゼ"に(好きな役者ではないが)西田敏行、B級アイドルの追っかけをやっているネットカフェ店長に塚本高史、そのがけっぷちのB級アイドルに平山あや、岡田に思いを寄せるバスガイドに平岩紙──と多士済々である(脇役では特にこの2人=平山と平岩が良かった)。

回想シーンでは宮﨑あおいの母役に宮﨑あおい(二役)、その初恋の人で漫才の相方に伊藤淳史、2人が出演している浅草のストリップ劇場の花形ダンサーに緒川たまき、劇場の支配人に本田博太郎が扮している。

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Thursday, January 24, 2008

葬儀に

【1月24日特記】 東京での葬儀に参列するために6時起き。

夜明け前、と言うよりも、まだ月がかなり高い。おまけに満月だ。

前にも何度か書いたことだが、僕は満月を見ると阪神淡路大震災を思い出して背筋が凍る。寒い朝がなおさら寒くなる。

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Tuesday, January 22, 2008

死んだ

【1月22日特記】 元・上司が亡くなった。あまりに突然のことだった。

僕が生涯お仕えした上司の中で一番しんどかった人だ。

典型的に体育会系の、裂帛の気合いの人だった。曲がったことが大嫌いで、思い込みが激しくて、頑なでプライドが高く、部下に対して理不尽な仕打ちをする人だった。

しかし、気がついてみると、彼の死を悲痛な面持ちで語っているのは、みんな彼から"被害"を受けた人ばかりだった──部下として直接彼の下についたことがあるか、あるいは、一緒の仕事で利害が対立したことがあるかのどちらか。

それ以外の人たちは訃報に接しても語るほどの感慨もなかったり、あるいは冗談を言って笑っていたり。

そんなもんだ。

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Monday, January 21, 2008

RegCleaner Pro 3

【1月21日特記】 去年7月2日の記事で Wise Registry Cleaner 2 というフリーソフトを入れたことを書いたが、このたびこれをアンインストールして、新たに RegCleaner Professional 3 をインストールした。3,150円のシェアウェアである。

わざわざ入れ替えたのは、このソフトは Win XP 時代から使っていたシリーズだからで使い慣れてもいるし安心感があるからである(当時まだ Vista に対応していなかったので、すでに対応していた Wise Registry Cleaner を選んだのだが漸く Vista 対応になったので)。

Wise Registry Cleaner 2 も大変使い勝手の良いソフトではあったが、ちょっとできることの範囲が大きすぎて、と言うのはつまり、使っていてこんなに大胆にレジストリを削除してしまって大丈夫なのか、と不安になるくらいだったので、思い切って国産の旧知のソフトに入れ替えてみた。

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Sunday, January 20, 2008

再見:『TAKESHIS'』

【1月20日特記】 年が明けてからというもの、見たい映画も全然公開されない(ま、来週から立て続けに公開されるが)ので、HDRに録ってあった『TAKESHIS'』を見直した。

僕は劇場で観た(その時の評はここ)のだが、見逃した妻のために録ってあったものだ。訳が分からないと評された映画だが、妻には受けるだろうという確信があった。そして、案の定受けた。2005年キネ旬14位。

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Saturday, January 19, 2008

僕らの世代

【1月19日特記】 僕らの父の世代は、「俺たちは戦争をやってきたんだぞ。焼け跡闇市を生き抜いてきたんだぞ。お前ら何を甘っちょろいことを言ってるんだ」と僕らを責めた。

それに対して「僕らの名前を覚えてほしい。戦争を知らない子供たちさ」と開き直ったのは僕らよりも10歳も上の世代で、僕らは彼らにも共感できなかった。

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Thursday, January 17, 2008

甦る、漲る、恐怖感

【1月17日特記】 この日が来るたびに阪神淡路大震災について書いてしまうのは、何も「この体験を風化させてはいけない」という使命感に燃えているからではない。

単に恐怖感が甦ってくるからである。

1月17日、3連休明け、火曜日、満月──そういうものとセットになって、無条件に恐怖感が甦って来る。

もういい加減風化してもらっても良いのにとさえ思うが、いや、部分的にはかなり風化してしまっているはずなのだが、どうしても風化せずに回路が閉じないままあの日の恐怖感と直結している要素がある。それが、例えば僕の場合は、1月17日、3連休明け、火曜日、満月などである。

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Tuesday, January 15, 2008

捨てたもんじゃないTV

【1月15日特記】 佐藤尚之著『明日の広告』の書評をここに書いた

で、この本にも書いてあったことなのだが(と言っても、それがこの本の主題という訳ではなかったが)、インターネットに食われてテレビが崩壊するとか、タイムシフト視聴になってCMの存在価値がなくなるとかいろんなことが言われているが、テレビはまだ決して捨てたもんではないのである。

ただし、ひとつだけしっかり認識しておかなければならないことがある。

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Monday, January 14, 2008

秋田のタクシー、秋田の飛行機

【1月14日追々記】 で、そうそう、飛ばなかった飛行機の詳細である(この前の記事と、そのまた前の記事を参照)。

秋田空港は吹雪で、まず到着便が次々と遅れた。

タクシーの運転手さん曰く、「欠航は滅多にないけど、向こうの山が(一瞬ではなくてずーっと)全く見えなくなったら飛びません」。

また曰く、「秋田空港はレーダーがないので、飛ぶのは大丈夫だけれど、降りるのが難しいんです」。

──そう聞くと「えーっ、今どき空港にレーダーないの!?」などと思ってしまうのだが、しかしその割にはレーダーが離着陸の際にどう役立っているのかがよく解ってなくて、なんで離陸は大丈夫で着陸が難しいのか理屈が呑み込めない。

ま、それはともかく僕らが乗る予定だった伊丹行きも到着遅れのために出発時間が25分遅れるとのアナウンスがあり、さらに滑走路の除雪作業のために15分の追加遅延となった。

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雪とアンテナとめがね

Tsurunoyu 【1月14日追記】 秋田の山深い温泉宿に行ってきた。湯も飯も非常に良かったけど、ここにその詳細を記すつもりはないので、旅行体験記を探しているいる人が間違って検索で辿り着かないように、ここには地名/宿名などは書かない(とは言っても、どうしてもどこなのか知りたい人のためにリンクを張っておく)。

タクシーの運転手さんと話をしていて、妻が「天気予報が雪マークになっていたので」と言ったら、「あ、それは毎日そうです」と返ってきた。

なるほどね。

ま、確かに雪は毎日降るのだろうが、しかし、帰路は猛吹雪と言って良い状態だった。空から降ってくる分だけではなくて、地上に積もった雪が風で舞い上げられて前が何にも見えなくなる。ただ一面の白。

そういうとき車はどうするのかと思ったら、とりあえず停まるんですね。ほんで暫くすると風が止んで視界が晴れるタイミングがある。そのタイミングを待って平然と再発進するのである。

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Sunday, January 13, 2008

欠航

【1月13日特記】 秋田で足止めくらってる。一旦飛行機に乗り込んでから欠航になったのは人生2度目。

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Friday, January 11, 2008

『明日の広告』佐藤尚之(書評)

【1月11日特記】 著者はかの有名な「さとなお」氏である。と言っても知らない人には何のことやら分からないのかもしれないが…。

インターネットの黎明期から個人サイトを運営してきたさとなお氏のネット上での発信に僕は長らく親しんできた。そのさとなお氏が今回初めて本名の佐藤尚之名義で本職の広告についての本を出した。そう、彼は日本最大手の総合広告代理店でずっとクリエイティブ畑を歩いてきた人だったのだ。

ただしウェブ上でのさとなお氏の活動があまりに多岐に渡り融通無碍であるためか、僕らは普段彼が広告業界の人であることをあまり意識はしない。もちろんNECの紹介ビデオや星野監督の感謝広告、スラムダンク・キャンペーンなど彼が自分で手がけた仕事については折に触れて彼のサイトで報告されてきた。でも、僕ら読者の意識の中には何故か彼が広告の専門家であるという意識は芽生えなかった。

そんな訳で今回この本を、実はあまり期待せずに読んだのであるが、いやいや驚いた、これはなかなかの良書ですよ。まことに失礼な話だが、広告のことをこんなに解っている人とは思いもしなかった(笑)。

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Thursday, January 10, 2008

発表:2007キネマ旬報日本映画ベストテン

【1月10日特記】 発表されましたね、2007キネマ旬報ベストテン。

それでは前回(2006年)・前々回(2005年)に引き続いて、僕の記事(12/24の『回顧:2007年鑑賞邦画』)との比較をしてみたいと思います。僕が選んだのは、前回に引き続いて「キネマ旬報ベストテン20位以内に入ってほしい10本」です。

「今年はかなり裏切られそうな予感もある」と書いたのですが、結果は逆でした。去年と比べると随分"順当な"感じがします。さて、キネ旬が選んだ10本は、

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Tuesday, January 08, 2008

the communication breakdown

【1月8日特記】 昨日の記事の続き:

あちこちに何度か書いていることなのだけれど、僕はものごとを類型的に考えることには弊害が多いと考えている。

だから昨日「最近の若い社員は言われたことはちゃんとできるが、言われなかったことはからっきしできなかったりする」と書いたが、もちろん若い社員全員がという意味ではないし、ほとんどの若い社員がという意味でもない。

ただ、他の世代と比較して、最近の若い社員にそういう傾向が著しく強いという程度の意味でしかない。だから、そんな記事を書きながら、「若い世代だからこうだ」という決めつけだけは避けたいなあと思っている。

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Monday, January 07, 2008

初出勤

【1月7日特記】 休み前、年内最後の部会で部下に訓示をした:

休み中に殺人・暴行・痴漢・盗撮・万引きをしないように

と。おかげで皆無事に新しい年の初出勤を迎えられたようだ。

中堅社員はきょとんとしたりにやにやしたりしながら聞いていたが、僕がこれを言いたかったのは若い社員である。

最近の若い社員は言われたことはちゃんとできるが、言われなかったことはからっきしできなかったりするから。言われていないことをやらなかったと責められると、聞いていないからやってなくて当然だと反論してきたりする。

「上がちゃんと指示を出さないので仕事にならない」などと愚痴ったりする。真顔でそれが言えるのは本気でそう思っているからである。

僕は上司に指示を出させないのが仕事だと思ってやってきた。だからむやみにああしろこうしろとは言いたくない。だけど、OJTとしてなら粘り強く辛抱もできるが、休み中に殺人や盗撮で逮捕されたら元も子もないので、先手を打ってこれら5項目をやらないように、はっきりと指示を出しておいたのである。

考えてみたら自殺をしないように指示するのを忘れたが、まあ、あくまで会社にかける迷惑の大きさという点に限定すれば、他の5項目ほどの害はない。いずれにしても、僕が指示していないにも拘らず自殺者は出なかったので結果オーライだ。

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Sunday, January 06, 2008

『キャッチボール屋』

【1月6日特記】 WOWOW で録画したままになっていた『キャッチボール屋』を観た。2006年度キネマ旬報ベストテンで第36位に入った佳作である。

高校時代万年補欠だった野球部の同窓会でしこたま酔っ払って目が覚めたら東京の公園で寝てた大森南朋。目の前で「キャッチボール屋 10分100円」という看板を掲げてキャッチボールしている男・庵野秀明がいる。

誘われてキャッチボールした後、庵野に「すぐに戻るから」と言われて訳も分からないまま代役を務める大森。だが、庵野は帰ってこない。公園の売店の女・内田春菊が庵野からことづかっていたという封筒にはアパートの地図と鍵が入っていた。

結局、大森は翌日から庵野の看板とグローブと自転車と、そして住居まで引き継いでキャッチボール屋をやる。意外に客が来る。しかも常連が多い。そして、自分がキャッチボール屋を続けていることを周りのみんなが祝福してくれているようにも思える。

そういう出だしである。

不思議な設定、あるいは非現実的な設定。──どちらに感じるかによって、この映画に対する評価は180度変わってくるのだろう。演劇的な映画である。演劇慣れしていない客には受けないかもしれない。

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Saturday, January 05, 2008

平成ガメラ3部作

【1月5日特記】 年末に WOWOW で放送した平成ガメラ3部作を録画して、1回で観るとしんどいので2回に分けて観た。

僕はどちらかと言うとゴジラ派だったのでガメラはあまり見ていないのだが、それでも小学生の時に『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』には熱狂したクチである。敵の怪獣の中ではギャオスが飛びぬけてカッコ良かったという記憶がある。

だから平成のシリーズを再開するに当たって、敵役に再びギャオスを持って来たのは大正解であると思う。

最初の1作を観ただけだと、やっぱり子供騙しの感じがして、なんでこんなもんが金子修介監督の代表作とまで言われるんだろう、なんであんなに評価が高かったんだろう、そしてまたなんで金子監督は3本も撮ったんだろう、とクウェスチョン・マークがたくさん脳裏に浮かんだのだが、3本とも観るとさすがに重みが出てくる。

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Friday, January 04, 2008

『プラダを着た悪魔』

【1月4日特記】 昨夜 WOWOW で放送していた『プラダを着た悪魔』を観た。テレビで観るにしてもハリウッド映画(と言ってもロケ地はNYとパリだが)は久しぶりだ。

妻は「次々出てくる洋服が凄い」と言っていたが、ま、僕のほうは残念ながらそういう楽しみ方はできない。でも、単純に映画として(つまり、ファッションの要素を抜きにしても)とっても面白かった。

ブランドものファッションには何の興味もなかったアンディ(アン・ハサウェイ)が超一流ファッション雑誌「ランウェイ」のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の第2秘書の採用面接を受けに行く。みんなにファッション・センスをぼろかすに言われながら、何故だか採用されてしまう。

それからアンディは仕事に目覚め、ファッションに目覚め・・・というお話。

過去に短期でもカリスマと言われる人間の下で働いたことがある者には身につまされる話である。その辺りのことが大変上手に描いてある。

まずカリスマは往々にして公私混同して、いろんな雑用を部下に命じる。

それから、カリスマはいろんなことを突然変更する。実はそれらは決して単なる気まぐれなどではなく、彼/彼女の理念や計算に基づいたものであるのだが、そのことがはっきり部下にも見えれば部下も命がけで達成に向けて走り出すのだが、残念ながらカリスマはそんな親切な説明をしてくれないので、突然の変更や追加を言われた部下はただただ右往左往するのである。

そして、カリスマは大体において部下を褒めない。もっぱら罵倒派である。できたからと言って決して褒めない。小さなことでもできないと例外なく罵倒する。

語弊があるので誰のことかは書かないが、僕もそういう人の下で働いた経験がある。死にそうな気分になる。だが、もしそれが本物のカリスマであれば、仕事の面では大いに人を育てる。

そういう人物を、メリル・ストリープがまさに怪演している:ひたすらアン・ハサウェイをいたぶる。しかし、いつの間にか彼女を育てている。

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Wednesday, January 02, 2008

発覚:クエリ設計ミス

【1月2日特記】 いただいた年賀状を眺めていて初めてミスに気づいた。

去年クリスマス・カードを出した時に何故だか抜け落ちていた人たちがあったみたいだ。クリスマス・カードを出した記憶がない人からもらった年賀状で気づいた。

どうやら Microsoft Access 2007 で作った住所録&はがき印刷を管理しているデータベースに不具合があるみたいだ。

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Tuesday, January 01, 2008

マルC書き換え

【1月1日更新】 毎年正月に取り組む仕事がある:

このブログではなくて、僕がやっているホームページのほうの、トップページとそれぞれのカテゴリ・トップページにあるマルC表示(©)の修正である。

copyright © 2001-2007 などとなっている右側の年号を 2008 に変更するのである(ちなみに、左側の年号が何になっているかはコンテンツの成立時期によって異なっている)。

地道な作業である。んで、13箇所もあるので結構面倒だし、トップページは Flash 使ってるんだけど最近は1年に1回しか触らないので、どこをどうしたら良かったのか思い出せず難儀する年もあるのである(今年はまあまあ無事にできた)。

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