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Thursday, January 10, 2008

発表:2007キネマ旬報日本映画ベストテン

【1月10日特記】 発表されましたね、2007キネマ旬報ベストテン。

それでは前回(2006年)・前々回(2005年)に引き続いて、僕の記事(12/24の『回顧:2007年鑑賞邦画』)との比較をしてみたいと思います。僕が選んだのは、前回に引き続いて「キネマ旬報ベストテン20位以内に入ってほしい10本」です。

「今年はかなり裏切られそうな予感もある」と書いたのですが、結果は逆でした。去年と比べると随分"順当な"感じがします。さて、キネ旬が選んだ10本は、

  1. それでもボクはやってない
  2. 天然コケッコー
  3. しゃべれども しゃべれども
  4. サッド ヴァケイション
  5. 河童のクゥと 夏休み
  6. サイドカーに犬
  7. 松ケ根乱射事件
  8. 魂萌え!
  9. 夕凪の街 桜の国
  10. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

1位は予想通り『それでもボクはやってない』。本命が来たっちゅう感じですね。僕のイチ押し『サッド ヴァケイション』は4位なので、これもちゃんと評価してもらったなあという満足感があります。

驚いたのは山下敦弘監督作品が2本入っていること。僕は2)を捨てて7)を取りましたが、キネ旬の評価は『天然コケッコー』のほうが上でした。作品としては両方ともベストテンに入って何の不思議もありませんが、選ぶ側の心理がそれを邪魔する(僕がまさにそうだったので)だろうと思ってました。

しかし、同一監督の作品が複数ベストテンに選ばれたというのはいつ以来なんでしょうか?

3)も予想した通り上位に入ってきました。この辺は波乱がなさ過ぎて面白くない選考結果であるとさえ言えます。

この10本のうち僕が観てないのは5)と9)の2本だけなんですが、どっちも評判良かったですもんね。9)は僕がどうしても見る気にならない監督なんですが、それじゃこの作品はTVでやる時にでも見てみようかなという気がします。

自分の鑑賞眼に関して意を強くしたのは8)。やっぱり僕だけじゃなかったんですね。他の人の評判を全く聞いたことがないままだったんですが、やっぱりいろんな人の心の中でいつまでも響いてる映画だったんだなあと思います。

10)は、うん、この辺には入ってくるべき作品でしょう。これも順当です。

前回は10本選んで10位以内に4本(20位以内には7本)、今回は10本選んでとりあえず6本!
信じられないくらい順当です。

観たけど選ばなかった『天然コケッコー』と『サイドカーに犬』について言えば、前者は前述の通り全く異存なし、後者は「へえ、意外に評価高いなあ」という思いはありますが、反発を覚えるほどではありません。

『ALWAYS 続・三丁目の夕日』、『キサラギ』、『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』、『アヒルと鴨のコインロッカー』など、下手したらベストテンに入ってきそうな映画/入ってきてもおかしくない映画(それぞれどれがどれかは書かないけど)が現実には10位以内に入って来なかったところが、いかにもキネ旬らしくてとても嬉しいです。

個人賞では永作博美と三浦友和が揃って助演賞を受賞したのも喜ばしい知らせです。

それから、驚いたのは外国映画ベストテンで、僕が観たものが4本(映画館で3本、WOWOW で1本)も入ってきたこと。映画館で観た外画は10本しかないのに、すごい効率の良さです。

ま、2007年については僕とキネ旬は大変趣味が似通っていたという結論でした。あとは僕が選んでキネ旬ベストテンから漏れた『幸福な食卓』、『赤い文化住宅の初子』、『恋するマドリ』、『クローズZERO』がどの辺りにランクされているか、例年通り2月下旬号の発売を待ってまた書きます。

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