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Monday, December 03, 2007

生涯観た邦画で

【12月3日更新】 12月に入った。またそろそろ今年1年間で観た邦画を総括する時期だ(まあ、まだあと何本かは観るだろうけど)。

1年に観た何十本かの中から何本かを選んだり、順位をつけたりするのは簡単なことではない。1年ですらそうなのだから、これが生涯となるとほとんど順列を付けるのは不可能となる。

「生涯観た邦画のベストテンは?」とか「生涯観た邦画で特に良かったものを3本(5本)だけ選べ」と言われると、答えははっきりしている──「無理です」。

無理やり選ぼうとすると、多分今日選んだ3本と明日選ぶ3本が全く別のものになったりするだろう。

ただし、「良かったもの」と言われると無理だが、「影響を受けた作品を3本選べ」と言われたら、何故だかこれはすんなり言える。それは、

  • 『Keiko』(クロード・ガニオン監督、1979年キネ旬3位)
  • 『の・ようなもの』(森田芳光監督、1981年キネ旬14位)
  • 『台風クラブ』(相米慎二監督、1985年キネ旬4位)

の3本だ。

「影響を受けたって、何に? どういう風に?」「その映画を見て何が変わったの?」などと畳みかけられると上手く答えられないが、大げさに言うなら哲学とか人生観とかいうジャンルの問題だ。

それらの映画は僕のものの見方を変えた、あるいは方向性を決定づけたと言えるんではないだろうか。だから30歳を過ぎてから観た映画は上がって来ないのかな、などと自分で分析してみる。

この3本の邦画は、僕にとってはそれほど大きな「表現」だった。

そして今年も素晴らしい表現にたくさん出会った。
もはやそこから「影響」を受けられるほど僕は柔軟ではないのかもしれないが・・・。

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