映画『タロットカード殺人事件』
【11月29日特記】 映画『タロットカード殺人事件』を観てきた。
暫く見ない間にウディ・アレンが哀しいくらいおじいちゃんになっちゃったなあ、というのが初っ端の感想だったのだけれど、映画のほうはもう全くいつものウディ・アレン、おかしいくらいにいつものウディ・アレンである。
──と、ウディ・アレンを知らない人にならともかく、知っている人に対してはここまで書いたところで文章を終えても良いくらいだ。
いやいや面白かった。堪能した。満足した。楽しかった。
【11月29日特記】 映画『タロットカード殺人事件』を観てきた。
暫く見ない間にウディ・アレンが哀しいくらいおじいちゃんになっちゃったなあ、というのが初っ端の感想だったのだけれど、映画のほうはもう全くいつものウディ・アレン、おかしいくらいにいつものウディ・アレンである。
──と、ウディ・アレンを知らない人にならともかく、知っている人に対してはここまで書いたところで文章を終えても良いくらいだ。
いやいや面白かった。堪能した。満足した。楽しかった。
【11月28日特記】 東京で宿泊したことのあるホテルを思い出してみる。今では名前が変わっていたり別のホテルになっていたりするところも多いが、泊まった当時の名前で列挙してみる。
今までのところサラリーマン人生の約半分は東京勤務なのだが、残りの半分は大阪で、大阪からの出張地の大半は東京である。当日と翌日にどこで用事があるかによって割合泊まるところを変えたりしてきたつもりだったが、それにしても数が少ない。多分1回しか泊まったことのないホテルは結構忘れてしまっているのだろう。
【11月25日特記】 映画『転々』を観てきた。
三木聡監督はお笑いの世界では結構売れっ子の構成作家であったらしい。僕はそんなことは全く知らずに映画『イン・ザ・プール』を観て、「ああ、この監督は信用ならないなあ」と思った。
「この人はあの原作小説をこういう風に読んだのか」「あの小説をこんな映画にしてしまう人の感覚って何なんだろう」と思った。原作の設定やストーリーを変えてしまったと言っているのではない。原作小説とできあがった映画とでは、そこに漂っている空気感が異質なのである。
だから、その後『亀は意外と速く泳ぐ』や『図鑑に載っていない虫』など、予告編を見る限り大変面白そうだと思ったものの、監督が三木聡だと知って観るのを思い留まったのである。
三木監督はその後TVで手がけた『時効警察』でも結構名を売った。が、これも僕は観ていない(番宣を見て面白そうだと思ったのは確かだが)。
今回この映画を観たのは、贔屓の男優である三浦友和が主演であるということもある。小泉今日子やオダギリジョーという他のキャストに魅かれた面もある。でも、決定的だったのはテーマ・ミュージックだ。
予告編を観てたらいきなり『髭と口紅とバルコニー』が流れているではないか。これがエンディング・テーマで、オープニングでは新たに別アレンジで収録されたインスト版が流れている。そして、新宿のシーンでは『スカンピン』が使われている。いずれもムーンライダーズの31年前の作品だ。
きっと誰かがライダーズ・フリークなんでしょうね。結局これが決め手になって絶対見ようと決めた。
【11月24日特記】 ウィルス対策アプリケーションとしては TRENDMICRO のウィルスバスターを長らく使っている。
ウィルスバスター2006は非常に重くて、PCの立ち上がりも遅くなったし、これがスキャンをし始めると作業は諦めて何か別のこと(風呂に入るとか)をするしかなかった。
それが ver. 2007 では少し改善されて、今度の2008は相当軽くなったということを売りにしているようだ。
ならばということで、家のPCを順番にバージョンアップしてみる。
【11月23日特記】 紅組・白組の司会者発表を皮切りに、単なる業界内の噂も含めて、「今年の紅白歌合戦はこうなる」みたいな話をちょくちょく聞く季節になった。
うん、大きく変えたほうが良いだろうね、とは思う。でも1視聴者として観たいかと言えば、今年どのように変わったとしても別に観たくもない。僕だけではなく、そういう感覚の人がだんだん増えてきているのではないだろうか。
もはやNHK紅白歌合戦は国民的番組ではなくなった、ということか?
いや、それも半面の真理ではあるが、むしろそれは現象面の真理であって、本質的な面を捉えるとこういうことではないか?
紅白歌合戦が国民的番組でなくなったのではなく、国民が紅白歌合戦的ではなくなってしまったのだ
と。
【11月20日特記】 やっぱり買ってしまった。買わないでいいやと思っていたのに。
買わなくて良いと思ったのは余計な(とまで言うと少し言い過ぎだが)DVDとCDがついていたから。僕としては映画のDVDだけがほしかっただけだから。映画のDVDだけで充分だったから。
このブログに上げた映画評にも書いているとおり、映画『マニアの受難』は期待以上に素晴らしい作品だった。もちろん、かなりの長きに渡ってムーンライダーズを聴いてきた人にしか楽しめない映画なのだろうが・・・。
基本的にメンバーや関係者のインタビューにライブのシーンを挟み込んでいるだけなのだが、マニアにとっては非常にスリリングな構成になっている。それは歴史であり現象である。
だからもう一度見たい。そして、それよりも手許に置いておきたいという思いが強かったのである。
【11月19日特記】 昨日WOWOW から録画しておいたドラマW『結婚詐欺師』を観た。ドラマW最新作4週連続放送の3週目の作品。
いやぁ、面白かった!
原作は乃南アサの小説。(読んでいないのでわからないが)原作も多分よく書けているのだろうが、福田卓郎の脚本もかなり良かった。やっぱり良い脚本で良い監督が撮ると良いなあという感じ。
観ていて1回結婚詐欺をやってみたくなるくらい、加藤雅也の詐欺師が板についていた。騙される女たちの心理って、ああ、こんなものなのかなあ、と思ってしまう。
そして何よりも、偶然元恋人(鶴田真由)が詐欺の被害者になってしまった捜査員(内村光良)が、彼女への未練たらしい気持ちが勝ってしまって、捜査の本分を逸脱してしまうという設定が見事。騙された女たちの、騙されたのに被害届けを出そうとしない女たちの気持ちが、最後の最後まで理解できない彼の情けなさ。
このウッチャンの情けなさが余韻として残る。そこがすごい作品だと思う。
【11月18日特記】 録画しておいたドラマW『孤独の歌声』を観た。ドラマW最新作4週連続放送の2週目。
実は今日は4週連続放送の3週目の放送日なのだが、僕の鑑賞スケジュールが1週ずれてしまっている。今夜の『結婚詐欺師』はまた録画して観ることにする。
原作は天童荒太。一度も読んだことはない。僕にとってはなかなか読む気になれない作家である。「魂を揺さぶるサイコサスペンス」との触れ込みだが、なんか力が入り過ぎの感じ。
【11月17日特記】 久しぶりに Thunderbird のバージョン・アップに失敗。Windows Vista 特有の現象らしいが、前は 1.5 から 2.0 へという割合メジャーな変更(での失敗)だったが、今回は 2.0.0.8 から 2.0.0.9 へのアップに失敗。
ん?なんで突然ひっかかる?
ともかくひと通り手続き終えた後で「更新できてないよ」というアラートが出て、再トライしてもまた同じでエンドレスなのである。
で、前回は Softex OminiPass という指紋認証アプリケーションが邪魔していたようなのだが、今はもうそのアプリケーションは削除してあるので別の原因を考えるしかない。
【11月15日特記】 『どらく』で三浦友和のインタビューを読んだ。
その中で、彼が役者としての転機として述べているのが映画『台風クラブ』での相米慎二監督との出会いである。
──やっぱりそうなのか。彼自身がそう思っているんだ。
僕も『台風クラブ』以来の三浦友和ファンである。それまでは単に山口百恵の相手役でしかなかったが。
【11月14日特記】 土曜日に映画『クローズZERO』の評をアップしたら、日曜日に普段の4~5倍のアクセスがあった。
もちろん、「今回は良い映画評が書けたので好評だった」などとは思っていない。
ごく自然に辿り着くのは、僕が普段観て書いているのは誰も見ないようなマイナーな作品が多くて、従って必然的に読もうと思う人も少なかったのだが、久しぶりに大ヒット作の映画評を書いたので読もうと思ってくれる人が集まったのだ──という推察だろう。
だが、それにしても多いのである。アクセス数の桁がいつもより1つ多いのである。
今までだってたまに大ヒット作の映画評も書いていたはずだが、決してここまで急激に増えることはなかった。
それで何か別の理由があるのではないだろうかと考え始めたのだが、1つ思い当たることが出てきた。
【11月12日特記】 煙草をやめて良かったと思うこと:それは荷物が減ったと言うか、ポケットがすっきりしたと言うか・・・。
煙草を吸っていた時、僕はネクタイ族なので、ウィークデーは煙草は常にワイシャツの胸ポケットに入っていた。ラルフ・ローレンなどポケットのないワイシャツを作っているメーカーもあるが、僕はそういうのは持っていない、と言うより、煙草を収納するために必ず左胸にポケットのあるワイシャツを買っていた。
それからライター。僕の場合は ZIPPO だった。これはウィークデーも週末もズボンの右ポケットに収まっていた。
【11月11日特記】 WOWOW で『模倣犯』を観た。今日はドラマW最新作4週連続放送の2週目だが、そっちはパスして今日はこれだけにした。
先週ドラマWで観た『長い長い殺人』(麻生学監督)に続いて宮部みゆき作品である。そして、監督は森田芳光である。ちなみに2002年のキネ旬57位。
彼女の作品は登場人物が多く筋が入り組んでいるので映画化は大変だ。『長い長い殺人』ドラマ評で触れた『理由』(大林宣彦監督)と3つ並べてみると面白い。
『理由』は登場人物が取材を受けるという形で整理して非常に見やすいものになっていた。『長い長い殺人』はちょっと長くてしんどかったが、脚本の友澤晃一は細かい章立てで視聴者に情報を小出しにすることによってその膨大な情報を順に定着させた。
そして、この『模倣犯』では大胆な省略による速い展開で冗漫になるのを避け、解らなくなった頃に回想や繰り返しで時間軸を曲げて繋げることによって観客の理解を助けている。この辺りがやはり脚本も手がけた森田芳光のテクニックと言って良いのだろう。
【11月10日特記】 映画『クローズZERO』を観てきた。大ヒット中の映画である。事実今日も立ち見が出る盛況。
そういうヒット作を見る時には力が入る。
現に大衆に受け入れられている魅力を自分も同じように体感/認識できるかどうか。
一方、巷の人気に流されてしまって批評する眼を失ってはしまわないか。
その2つの点で自分の力量が試されているような気になって、かなり気負ってしまう。特に今回のように、男同士/女同士/カップルなど性別の面ではいろんな組合せはあるが年齢的にはほぼ全員がミドルティーン~20代初めという中におっちゃんが独り混じって観るという環境もあって、なおさら気負ってしまう。
で、結論から書くと、大変面白かった。すんなりと楽しめた。これが受けるのは当然だと思う。若い人ばかりでなく上の年代にも受けると思う。別に貶すような点はないし、それが特に人気に流されたせいだとも思わない。
【11月7日特記】 土曜日に修理に出した携帯(その時の記事はここ)が返ってきた。
1週間から10日かかると言われたのでまさか5日目の今日返ってくるとは思わなかった。が、それもそのはずで、修理したのではなく新品と交換して返って来たのである。修理できないということか? いや、多分修理するほうがよほど面倒なので交換したということなのだろう。
会社の先輩には「携帯が新しくなって嬉しいやろ」と言われたが、4月に買ったばかりでまだほとんど古びた様子もなかったものがまっさらになっても別段嬉しくもない。
それよりも諸々の設定のし直しが面倒である。
【11月6日特記】 「てっきり『自虐の詩』見に行ってるかと思った」とある人に言われた。
「誰がそんなもん観るかいっ!」などと言うつもりはないし、観ないと決断したわけでもない。けど、多分観ないだろうなあ。観るという決断をしないうちに上映期間は終わってしまうだろう。
人は割合似たようなきっかけで映画を見に行く。一方、人はさまざまな理由で映画を見逃し、見送り、見限ってしまう。その理由は些細なことが多いのも事実だが、本当にさまざまで、中には他人が理解しがたいものもある。
僕もこのブログで『Always 三丁目の夕日』を観ない理由について書いたりしたこともあるが、却々他人が読んで頷けるもんでもなかろうと思う。
【11月5日特記】 昨夜 WOWOW で「宮部みゆき『長い長い殺人』」を観た。ドラマW最新作4週連続放送の1週目である。
ま、面白いんだけど、タイトルの通りちと長いわ。140分というのはちと疲れる。しかも、22時からの2時間20分というのは疲労度が高い。
もう少し短くならなかったのかなという気がする一方で、原作が長くて複雑なんだから仕方がないという気もする(と言いながら原作は読んでないのだが・・・)。
筋は、あんまり長いので真剣に書く気はないが、多分デキていると思われる男(谷原章介)と女(伊藤裕子)がいて、その2人がそれぞれに保険金目当てにそれぞれの配偶者を殺したのではないかという疑惑を受けているのだが証拠がなく、逆にアリバイがある。
2人はTVのワイドショーに取り上げられて次第にスター(悪役)化して行く。その2人を刑事(長塚京三)と探偵(仲村トオル)が追い詰めて行く話である(って、ホントはもっともっと複雑なんだけど)。
何よりも、これだけ登場人物の多い(名前を知ってる俳優だけで何十人もいる)こんがらがった話をよくここまで見やすく整理してドラマに展開したなあという感はある。細かく章立てしたのが成功だったのか?
それと、登場人物たちの財布が語るというスタイル(これは原作通りなんだろうか、それとも映画化に当たっての工夫なのか?)は手法としてはかなり野暮ったい感じがしたが、観客に語りかける手法としては理解を助けるものであったようにも思う。
【11月4日特記】 映画『M』を観てきた。
廣木隆一という人はとても優秀な監督だと思うのだが、なかなかメジャーな形で上映されることがない。この映画も関西では1館のみ、十三第七藝術劇場で1日2回の公開である。まあ、この映画もR-15だし、その手の性的にわりとヤバいテーマの映画が多いということも関係あるのかな?
ポルノ出身ということが根っこにあるのか、あるいは彼のライフワーク的なテーマがこのへんにあるのか、あるいは反骨・反体制という志向の延長上にあるのか(そうでないものも撮ってはいるし、そうでない作品の中にも素晴らしいものがあるのだが)・・・。
今回は主婦の売春である。ほんの出来心から出会いサイトに、やがてヤクザに絡めとられて逃げられなくなり、逆にそういう極限状況に新たな快感を覚えてしまう。それがタイトルの頭文字Mが意味するところである。
【11月3日特記】 携帯(P903iX)が壊れた。いや、電話としての機能は大丈夫なのだ。問題はカメラ機能。
カメラに切り替えても液晶には何も映らない。液晶の故障ではない証拠にシャッターを押してみても何も映っていない。壊れたのはアウトカメラだけ。インカメラは正常に作動。アウトカメラは静止画もビデオもダメ。
不思議なことに、今朝もう一度カメラに切り替えてみたら正常。そして、たまたま今日ヨドバシカメラに行く用事があったのだが、店の入り口でもう一度試してみたらまたダメになっていたので結局修理に出すことにした。
【11月2日特記】 ここのところずっとなかったのだが、久しぶりに母から「えらいこっちゃ、また財布を盗られた」という電話があった。
以前は2~3日に1回ぐらいの割合で頻繁にあったことだ。認知症に特徴的な「もの盗られ幻想」と呼ばれる現象である。
盗られると思い込むから隠す。しかし隠したという記憶は彼女の頭の中には形成されない。だから今度探した時には当然あるはずの場所にない。それでやっぱりまた盗られたと思う──そういう悪循環である。
そして、現実の記憶で埋められない溝を、脳は都合の良い偽の記憶を作って埋め合わせる。
一度などは盗られた時の状況をあまりに鮮明に事細かに語るので、僕もてっきり信じ込んでしまって警察に届けを出した。ところがその数日後に失くしたはずの財布をしゃあしゃあと持っている母を見て姉が仰天したのである。
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