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Wednesday, October 31, 2007

見えないものを見ている

【10月31日特記】 認知症の母に幻覚症状が出てきた。

以前から、実際には起こらなかった、経験していない事柄が何故か記憶として定着してしまっていることはあった。だが、それは多分、今辻褄が合わなくなっている状況を埋め合わせるために脳が後から作り上げた偽の記憶である。

ところが最近は(後からではなく)リアルタイムで見えないものを見ているようである。

例えば僕の目の前で目をキョロキョロして宙空を追っている。何かと思って訊くと、小指の先くらいの大きさの黒いものが飛んでいると言う。

それから先日は「自分が知らないうちに、湯沸しポットの表面に赤い字でぐちゃぐちゃに落書きがしてある。他の人に見せたが誰もが見えないと言い、自分はキチガイ扱いされている。見に来て汚名を晴らしてほしい」と言う。

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Tuesday, October 30, 2007

ほんまに凄か?

【10月30日特記】 このテーマでは確か前にも書いたのですが、JR東日本のICカードが SUICA、JR西日本のICカードが ICOCA、JR東海のICカードが TOICA、で、(昨日発表されたのかな?)JR九州のICカードが SUGOCA。

一応全部アクロニムになってるんですけど、今回その辺りについては詳説しません。

で、このうちアクロニムが洒落になっているのが西日本(行こか?)と九州(凄か!)。東日本は言葉にはなってます(スイカ)が、なんで西瓜なのかが分からない。つまり洒落になってないわけです。

ICOCA の I.C. Operating CArd とか SUGOCA の Smart Urban GOing CArd なんて、間違いなく先にこの語呂合わせがあって、そこに後付け・こじつけで作ったアクロニムです。

あまり類型的な考え方はしないようにしてるんですが、やっぱり関西人と九州人がこういうの好きなんですかね?

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Monday, October 29, 2007

みっくみく続報

【10月29日特記】 時々『ニコ動』をチェックしてみる。新しい初音ミクが上がってる(2ちゃんやニコ動風に書くと『うpしてる』)からだ。

今日見てみたら、こんなの↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1396514
(音が鳴るから気をつけてね)

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Saturday, October 27, 2007

整理の美学(いや、違うな。そんな大層なもんじゃない)

【10月27日特記】 最近だと佐藤可士和だろうか。世の中では時々『○○の超整理術』という類の本がベストセラーになる。僕はこれをまことに不思議な現象として見つめている。

僕自身はこの手の本については単にタイトルを知っているだけで1行たりとも読んだことがない。それを買おうとか読もうとか思ったことはないし、本屋で手に取ったことさえない。なんでまた整理の仕方なんぞで他人の指南を仰ぐんだろう?と思うからである。

整理の楽しさは整理の仕方を考えるところにある。その楽しい部分を他人任せにしてしまうと、整理は苦役でしかなくなるのではないだろうか?

僕には僕の、君には君の整理の仕方というものがあるはずだ。そして、僕の整理の仕方と言っても、その時僕の周りにどんな物や情報が集まっているかによって、あるいはその時の自分の思考パタンによって整理の仕方は違ってくるだろうから、つまり整理の仕方は変遷するのである。

その変遷がまた楽しい。

そして変遷は途切れ途切れに訪れるのではない。整理をしながら、おっ、こういう風にしたほうがもっと整理がつくぞと気づいて、整理しながら整理法が変遷して行くのである。そこが整理のダイナミズムであり醍醐味である。

そして、僕の場合、それは僕の中で完結するものであって、他人の整理法を参考にしようなどという気は全く起こらない。

もちろん会社の同僚などが資料を取り出すところを観察していて「なるほど、こいつはこういう整理法をしているのか」と思うことはあるが、それは人となりを語る要素として観察対象になっているだけで、なるほどその整理法は良いなあなどと思ったことはないし、たとえそう思うことがあったとしてもそれを自分に移植しようなんて発想にはならない。

そしてそのことの裏返しで、自分の整理法を他人に教えてあげようなんて気も全くない。それが彼ないし彼女にとって参考になるとは思わないし、参考になるとしても教えてあげることが良いことだとは思わない。

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Friday, October 26, 2007

微妙なところ

【10月26日特記】 昨日、取引先の巨大企業N社グループが大々的にやっている展示会に行ってきた。

昨年も同じ展示会に顔を出したのだが、あの時はまだ僕も着任してから日も浅く、多分N社のウチ担当の営業マンに顔も覚えられていなかったと思う。そのせいでフラフラ~と行ってフラフラ~と見て、サーッと帰って来たのだが、さすがに今年は事情が違った。

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『囚人のジレンマ』リチャード・パワーズ(書評)

【10月26日特記】 『舞踏会へ向かう三人の農夫』『ガラテイア2.2』に次ぐリチャード・パワーズの邦訳第3弾であるが、書かれた順番としては『舞踏会へ~』に続く第2作である。

いつも思うのだが、パワーズの作品を読むには本当にパワーが要る。難解である、と言うよりバラバラの話が進んでいるようで全体の繋がりが見えないのである。

だから心技体すべてが充実しているときでなければ読み切れない。かと言って一気に読み終えられるような本ではなし、読む日によっては字面を追ってもなかなか頭に入らないこともある。そんな時には読み返すことさえかなりの勇気と決断を必要とすることになる。

普段から読書(しかも長編)に親しんでいる人間でなければとても読める本ではないと思う。しかし、それだけに、何物にも代えがたい大きな読後感を与えてくれるのである。

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Thursday, October 25, 2007

続・続・メール作法あれこれ

【10月25日更新】 僕は『日経パソコン』という隔週誌を恐らくもう10年くらいずっと購読しているのだけれど、今出ている号の前号(10/8号)から「キホンから電子メール」という連載が始まり、第1回の副題が「呼び捨てをやめて宛名に敬称を付けよう」だった。

僕は電子メールの宛先(つまり、TO: の欄)には断固として敬称はつけない。そのことはホームページのほうの記事に書いた(「メール作法あれこれ」)。

もちろん、僕とは逆に宛先には断固として敬称をつけるという人がいたとしても、それはそれで全然構わないのであるが、しかし、この『日経パソコン』の記事のように「様を付けるのが正解!」風に書かれるのは如何なものかと思ってしまう。

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Tuesday, October 23, 2007

日記と10ヤード

【10月23日特記】 新聞で「ブログ」という言葉が使われるとき、大抵はこういう注釈が括弧書きで続いている。

(日記風の簡易型ホームページ)

これを見ると僕が思い出してしまうのが次の言説である。

「4回の攻撃で10ヤード進むと新たな攻撃権が与えられる」

──知ってる人には何のことだかすぐに分かるが、知らない人には想像もつかない。そう、アメリカン・フットボールのルール解説である。

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Sunday, October 21, 2007

映画『クワイエットルームにようこそ』2

【10月21日追記】 昨日の記事ではちょっと書き足りてなかったので少し書き足しておくことにする。

昨日僕が書いた「両義的(多義的)」云々の下りが多分、映画を見ていない人に解らないのは当然であるとして、映画を見た人にも釈然としないだろう。

例えばそれは、睡眠薬とビールを飲み過ぎて死にそうになってしまうに至る顛末について、明日香(内田有紀)が自分の記憶で振り返っている描写と、第一発見者である鉄雄(宮藤官九郎)の証言に基づくシーンでかなり異なる、と言ったようなことだ(例えば2つのシーンで薬の飲みカスの量が微妙に違ったりする)。

そして、この映画の場合、そういうようなことは他の登場人物についてもしょっちゅう起こっているのである。何せ設定が精神病院の患者たちだけに、そんなことは当たり前に起こるのであるが、これは精神病院の患者だからという印象を与えないのが巧みなところ。

そういう構造が、まず両義性/多義性の前段階である。

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Saturday, October 20, 2007

映画『クワイエットルームにようこそ』1

【10月20日特記】 映画『クワイエットルームにようこそ』を観てきた。

さて、うむ、評価するのは難しい。

何かの間違いで(と本人は思っているが周りはそうは受けとめていない)精神病院に担ぎ込まれ2週間に渡って拘束される女性の話。主人公の雑誌ライター・佐倉明日香を演じるのは内田有紀。

こういうある種極限的な設定を与えられると、観ているほうはついつい大きな感動や劇的な教訓を期待してしまうのだが、監督の松尾スズキは周到にそういう作用を避けている──という風に僕には見えるのである。

映画を見ている最中も見終わってからも、観客はそのどちらも得られない。即ち感動もしなければ、教訓も見出さない。そういう意味では「なんじゃ、こりゃ?」の映画なのであって、そういう意味では一刀両断にしてしまっても良い映画なのである。

だが、現実はそれほど一直線なものではなく、映画もまた一筋縄では行かない。僕はその両義性(と言うか、むしろ多義性)がむしろ巧みに仕組まれたものだと感じる。だから単純に貶せない。

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Friday, October 19, 2007

Top of the world

【10月19日特記】 2度目の1位獲得! いや、北海道日本ハムファイターズのことじゃないよ。

Google で検索して自分のホームページやブログが検索結果の一番上に表示されたのを見たことあります? 僕は2度あります。

いや、決して自分でいろいろ試してるわけではなくて、たまたま見つけた人が報告してくれるもんで・・・。

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Thursday, October 18, 2007

ミクハマ

【10月18日特記】 いいなあ、コレ。

初音ミクにハマってしまった。ニコニコ動画で初音ミク名曲選を聴いていたらいつまでも飽きない。中でも『みくみくにしてあげる』が最高!

さっきも仕事中に見ていたのだが(もっともこういうのを見聞 or 検分するのも立派に仕事のうちなのだが)突然ニコニコ動画がメインテナンスに入ってしまって途切れてしまった。残念。

こんな楽しいオモチャなかったよねえ。ホントに良いものができたと思う。

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Wednesday, October 17, 2007

随想:サラリーマン川柳

【10月17日特記】 ウチの会社には入館証をもらって館内を回っている生命保険会社の外交員の人たちが何人がいるのだが、今年も第一生命保険のおばさんが恒例の「サラリーマン川柳コンクール」の応募用紙をみんなの机に置いて帰った。

僕は川柳に関しては全くの門外漢だが、結構好きで選考結果が発表されると毎年見ている。そして毎年首を傾げることになる。

僕が読んでいて上手くないなあと思うもののひとつが日経新聞の記事であり、もうひとつがこの「サラ川」ベスト10なのである。

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Tuesday, October 16, 2007

贔屓の球団

【10月16日特記】 僕の贔屓の球団は僕がTV観戦するとよく負ける。そういうファンはたくさんいると思う。

強い球団でも年間何十敗もする訳だから、当然見た時によく勝つ巡り合せのファンとよく負ける巡り合せのファンがいて、そういうことをあまり気にしないファンと割と気にするファンに分かれるだろう。

僕は後者+後者のファンだということだ。だからあまり見ないようにしている。

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Monday, October 15, 2007

続・映画3題3曲

【10月15日追記】 昨日の記事の続き(まだあまり考えがまとまらないのでHPではなくここに書く)。

昨日寝る前にふと思い当たったのだが、最近映画とのタイアップ曲が増えているのにはとても単純な理由があった。それはここ2~3年の邦画ブームによるのだ。邦画が当たってるから媒体価値が高まってエンディングテーマのタイアップが増えた──とても単純な構造である。

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Sunday, October 14, 2007

映画3題3曲

【10月14日特記】 このところ観た3本の邦画のエンディング・テーマが立て続けに良かったので結局全部ダウンロード購入してしまった。

  1. 高橋瞳『強くなれ』(包帯クラブ)
  2. YUI『"あいのうた"を聴かせてほしい』(クローズド・ノート)
  3. 中島美嘉『永遠の詩』(サウスバウンド)

この3曲に特徴的なのは、どれも映画のイメージに非常にマッチしているということ。エンディング・テーマなんだからマッチしていて当たり前、いやマッチしてないと困るのだが、昔はあまりマッチしてないものも結構あった。

昔は「A&Rの一環としてちょっと映画会社とタイアップしてみました」みたいなノリが多かったということだ。

曲を選ぶほう(つまり映画制作サイド)も「まあ、制作費の足しになるから」という発想だけで、「映画の邪魔にならないんなら」程度の意識しかなく、でき合いのリストの中から適当に選んでた面もあったのではないかな?

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Saturday, October 13, 2007

こういうやり取り、こういう店、こういうオヤジ

【10月13日特記】 先日、三宮の楽器店でウクレレの弦を買ったときのこと。僕が弦を選んで(と言っても小さな楽器店で、選ぶほど種類はなかったのだけれど)レジに持って行くと、店のオヤジ曰く、

「お客さん、この弦は良いですよ」

何のことかと思ったら、

「この弦はね、普通より長いから、真ん中から2つに切ってもらったら2回分使えるんですよ」
「え、そんなことできるんですか?」
「(あなたのウクレレは一番サイズが小さい)ソプラノですよね?」
「いえ、(ソプラノよりかなりネックが長い)コンサート・タイプですけど」
「あ、コンサートだとちょっとビミョー」(その後むにゃむにゃ)

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Thursday, October 11, 2007

夢から覚めた朝

【10月11日特記】 仕事の夢、と言うか、職場の夢、あるいは同僚や上司が出てくる夢を見た。

他の人も皆そうなのかどうか知らないが、僕の場合は、人事異動で新しい職場に就いてから初めてその職場の夢を見るまでに何ヶ月かの時間的経過を必要とするようだ。

今の職場には昨年の夏に異動になって来たのだが、この職場の夢を見るのは今回が初めてではない。ただ、今回の夢で、新しい職場の夢を見るのはいつも少し仕事に馴染んでからだということを思い出した。

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Tuesday, October 09, 2007

商売上手?

【10月9日特記】 今朝、出勤前にスタバに寄ったら店員のお姉さんに「お久しぶりです」と言われてしまった。

そう、アイスコーヒーを飲まない僕にとって夏季はスタバが無用の長物となる。

しかし、憶えているもんですね。もちろん僕もその店員の顔を覚えていたけど。

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Monday, October 08, 2007

映画『サウスバウンド』

【10月8日特記】 映画『サウスバウンド』を観てきた。

世の中には監督が誰なのか知らないで映画を観る人もいるらしいが、僕は監督で選ぶことが多い。この映画も、目当てはトヨエツでもなければ奥田英朗による原作でもない(原作小説は未読である)。目当ては森田芳光である。

『の・ようなもの』以来、僕は森田映画には失望させられたことがない。とは言っても森田芳光の作品を全て観てきた訳ではないので、ひょっとすると失望しそうなものを巧みに避けてきただけかもしれない。

実はあるブログでこの映画をあまり褒めていない記事にも出くわした。どうしようかと思ったのだが、でも、観て良かった。本当に良かった。

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Sunday, October 07, 2007

映画『パンズ・ラビリンス』

【10月7日特記】 映画『パンズ・ラビリンス』を観てきた。

単なるファンタジーだと思って見に行くと、あるいはスペイン内戦を巧みに織り込んだファンタジーだ、ぐらいの認識で見に行くと足許掬われるぞ。

これは死生観に係わって来るファンタジーだ(今回はちょっとネタバレの記事になるかも知れんので、あしからず)。

舞台は1944年、スペイン。12歳の少女オフェリアと母が軍の車で山奥の駐屯地にに向かう。そこで待ち受けているのは、オフェリアの新しい父になるビダル大尉。フランコ側の指揮官であり、そして非常に残忍な男である。彼は新しい妻をではなく、妻の胎内に宿る息子(と決めつけている)を待っていた。

駐屯地の使用人メルセデスはゲリラ側に通じている。彼女の弟が共和派ゲリラの指導者なのである。

その重苦しい暮らしの中で、オフェリアは妖精に出会い、パン(牧神)の待つラビリンス(迷宮)へと誘われる・・・。

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Saturday, October 06, 2007

メ~テレ『ガンジス河でバタフライ』(前編)

【10月6日特記】 昨夜、メ~テレ『ガンジス河でバタフライ』(前編)を観た。今夜の後編を観た後もそんなに書きたいことは増えないような気がするので、今日の時点で感想を書いてしまうことにする。

見ていて非常に強く感じたのは、主演して原作者・たかのてるこを演じている長澤まさみが高野照子本人にとてもよく似ているということだ。

高野照子に会ったことがある人なら、長澤まさみが彼女の役を演じると聞いて、「いくらなんでも厚かましい、それは可愛くなりすぎなんじゃないの?」と思ったはずだ。だから、実際見てみて長澤まさみが高野照子に似ているというのは驚愕の発見だった。

いや、驚きである。

こんなことを書いても喜ぶのは恐らく高野照子本人だけで、まあ、それを演じている長澤まさみ自身は怒らないかもしれないが、長澤まさみのファンは確実に怒るだろう。こんなことを書いた僕がうっかり長澤まさみファンが集まるところになんか行った日にゃあ、「まさみちゃんのどこがあんな奴に似てるってんだよ、言ってみろ!」と囲まれた挙句、撲殺されるかもしれない。

でも、確かに似ているのである。長澤は高野と会って特徴を吸収したのだろうか?
しかし、何のために?

たかのてるこを知っている人が視聴者に何人いるだろう? そんなもん似てたって全く意味がない。

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Thursday, October 04, 2007

李鳳宇氏 at ACM

【10月4日特記】 今週の月曜日にアジア・コンテンツ・マーケットというイベントで李鳳宇氏の講演があったのだが、そこで面白い話を聞いた。

と、ここまで読んでここから先も読もうと思っているのは恐らく李鳳宇が何者か知っている人だけだろうから、引き留め策も兼ねて、ここで無粋に李鳳宇氏を紹介しておこう。李鳳宇氏は、

  • 月はどっちに出ている
  • ビリケン
  • のど自慢
  • KT
  • ゲロッパ!
  • お父さんのバックドロップ
  • パッチギ
  • 誰も知らない
  • 恋は五・七・五!
  • フラガール

などの映画のプロデューサで(ま、中には「プロデューサー」や「製作」という形で名前がクレジットされていないものも含まれるが)、映画配給会社シネカノンの代表取締役である。ちなみにリ・ボンウと読む。イではなくリと本人は名乗っている。

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Wednesday, October 03, 2007

映画『クローズド・ノート』

【10月3日特記】 映画『クローズド・ノート』を観てきた。

『DEATH NOTE』の時も書いたんだけど、それを言うならノートじゃなくてノートブックなんだけどなあ・・・。映画の中に出てくるノートにはちゃんとそう書いてあるんだけどなあ・・・。でも、NOTE BOOK と2語になっているところがまたおかしいよなあ・・・。ま、いっか。

三池崇史とか山下敦弘とか、最近では1年の間に複数本の作品が公開される(つまりそれだけ短期間に2本以上撮っている)監督が目立つが、これもそう。ついこの間見たばかりの『遠くの空に消えた』に次ぐ行定勲監督作品。

多作であることは大いなる能力であり強力な武器である。前作が不作であった場合は特にそうだ。明らかにこっちのほうが本領発揮の感がある。

いかにも誰かが作りました、みたいな作り物感漂うストーリーである。細部を考えると現実はあまりこの通りになりそうもない。加えて先行きが見え見えである。「見え見えである」と書くと、ストーリーのさわりの部分を知っている人は「あ、そうなのか?」と思うだろうが、そうなのである。

そういう見え見えの話で観客をどう動かすか──監督の力量が問われるところである。

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Tuesday, October 02, 2007

充満

【10月2日特記】 このブログのアクセス・カウンタが 100,000 を通過。キリ番はまたしても自分で踏んでしまった。

8万を突破した時の記事では「このペースで進めば 12/1 ごろに 10万突破か?」と予想していたが、2ヶ月早まった。検算してみると確かにあの頃より 100PV/日ほど増えている。

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Monday, October 01, 2007

自分の成長、達成感

【10月1日特記】 これはひとつのデータに対するあくまでひとつの解釈である──そのことを明記した上で思ったことを書く。

今日の日経の朝刊に載っていた記事──日経新聞が行った調査によると、「あなたが働きがいを感じる要素は何ですか」という問い(複数回答あり)に対して、一番多かったのは自分の成長の46%、次いで達成感の43%、以下、職場への貢献社会への貢献顧客からの評価会社からの評価賃金(31%)と続く。

これは何を物語っているか?

労働者はもはや自分がどんなに一生懸命働いても、どれだけ大きな成果を上げても、会社は決してそれを評価しないし、給料も上げてくれないということを充分すぎるほど認識しているということだ。

これは決して負け犬の遠吠えなどではない。今の状況が危ういのは、仲間に先んじて昇給や昇進を手にした者もまた、それは決して自分の働きが評価されたからではなく単なるたまたまであるということを知っていることである。

かつて会社はより高い地位、より高い賃金を餌に労働者を競わせて生産性を高めてきた。「俺だって頑張れば出世もできるし豊かな暮らしも手に入るんだ」という同市民的幻想を労働者に抱かせ、彼らを互いに競わせることによって労働者の団結を分断し、そういう手法で労働者を駆り立てて資本を自己増殖させてきた。

ところが、そのシステムは疲弊して、破綻してしまった。同市民的幻想は破れたのである。

だから彼らは働くことによって会社からの評価が上がることを期待していない(むしろ顧客からの評価が上がることのほうがまだありそうなことだと捉えている)。給料が上がることなんかもっと期待していない。

そして、上では第7位までの選択肢を紹介したが、この記事には続きがあって、会社や組織の業績が23%、出世が僅か5%だったという。

自分の労働が会社の業績を押し上げるという希望もないし、そういうことを積み重ねて出世しようという野望もない。

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