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Friday, August 03, 2007

領収書/常識

【8月3日特記】 会社員の方にお尋ねします。お宅の会社、領収書なしで伝票切れます?

まあ、多少の例外は設けられているかもしれません。例えば、私の会社では出張時の電車代は領収書不要です。これは電車はどこからどこまで乗ったかによって料金が決まっているからです。もちろん安売り切符を買えば多少お金を浮かすことができますが、会社としてはそこまで厳しく追求はしないというスタンスです(ただし、繁忙期/閑散期による料金の違いには厳密です)。

ちなみに飛行機代は領収書が必要です。ホテル代は、かつては限度額を決めて支給し、各人が好きなところに宿泊してましたが、今では限度額が設定された上に領収書が必要で、その低いほうの額しか支給されません。

ウチの会社での例外は、ま、こんなところで、それ以外はどんな支出であれ正規の領収書か請求書がなければ会社の金を1円だって使うことはできません。

どこの社員であっても、これは共通した感覚のはずです。もっともっと厳しい会社もたくさんあるでしょうし、また、領収書がついていても通らない伝票だってあります。

ところが、自民党の代議士の方々はこの感覚がわからない。

「支出によっては領収書を取れないものがあり、すべてに添付するのは難しい」
「7万あるすべての政治団体に義務付けることが可能なのか」

などとおっしゃる。

確かに放っておいたら領収書をもらえないものもないではないです。でも、「領収書を書いて下さい」と申し入れて拒否されることも稀です。大抵のものには領収書を添付することができるはずなんです。そんなことは日本中のサラリーマン全員が知っていることです。

そんなことも知らずに「領収書を取れないものがある」などと抜け抜け、しゃあしゃあ言う。それではサラリーマンの支持は得られんでしょう。

もちろん、長いサラリーマン人生で領収書がもらえなかったり取り損ねたこともないではないです。そんなとき私はどうしたか?──会社に請求するのは諦めた、すなわち自腹です。もちろん自分のためではなく会社のために支払ったものなのに、です。

当たり前じゃないですか。

政治資金の透明化とか何とか言う難しい問題ではありません。常識のある人間かそうでないかというだけのことなんです。

だから、政治団体が10万あろうと100万あろうと、1円以上の支出全てに領収書を添付するのは当たり前です。そんなこともわかってない奴らが国を治めていたのかと思うと何だか悲しい気分になってしまいます。

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Comments

ホンマですよね~。
領収書なんていちいちつけられない!って言ってるの見て「えええー!みんなつけてんじゃん、じゃあきょうアタシが切ったあの伝票はナニ」と思った人は膨大な数にのぼったんじゃないでしょうか…

Posted by: horihori | Friday, August 03, 2007 at 23:28

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