Well, well, well, well
【5月20日特記】 どうも年をとるとアンテナが細くなっていけません。入ってくるべき情報が入ってこないんですよね。それは日常生活態度において「取りに行っている」姿勢に欠ける面があるからなんでしょうけど。
で、実はもう復活することはないんだと長年諦めていました。
ところが今日(読者の皆さんは「今頃になってかよ」と呆れるかもしれませんが)やっとこさ発見したんです。随分前から出てるじゃないですか。
発端は Qlick.TV でした。この携帯サイトで特別映像が公開されているのを発見して、携帯サイトにあるのならインターネット上にもっと大画面高画質の映像があるだろうと確信して Google で検索してみると、あ、なるほど確かに YouTube にはあるわな、思いつかない私もうかつでしたが。
でも、それ以外に Yahoo! で合法的な映像が公開されてるんですね。全然知らなかった。そして、Amazon で調べてみると、果せるかなDVDもCDも売ってるじゃないですか!
即買い!
We Are The World です。何度見たか分からない。結成の趣旨に賛同し、音楽に熱狂し、感動した。1985年だったんですね。20周年を記念して出版されたんですか。
当時はまだアナログの時代だったので、デジタル版で復刻するのを私は長い間待っていました。でも、集まった趣旨が趣旨だし、多くのアーティストやレコード会社が関係しているし、著作権とかいろんな問題があって、もう2度と出版されることはないのかと思ってました。
感激です。まず Qlick.TV の小さな画面で見て、YouTube の粗い画像で見て、最後に Yahoo!のきれいな映像で観ました。
このあと誰が出てきて誰が歌うかいまだにほぼ完璧に憶えてました。そして Bruce Springsteen の後を受けて Cyndi Lauper が Well, well, well, well と歌い始めるところで、何度聴いても目頭が熱くなってしまいます。
私が Cyndi Lauper の熱狂的なファンであるということもあるかもしれませんが、それだけではないような気がします。
We are the world We are the children ってちょっと書けない詩だと思いませんか? 本当に胸に沁みてきます。
ともかく再発売になったことに対しては合掌したいような気持です。届くのが楽しみです。あの中では特に私は Stevie Wonder が Bob Dylan に歌のレッスンをつけるところが好きです。
あれをもう一度見られるのかと思うと、大げさではなく、生きてて良かったという気がします。
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