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Wednesday, May 30, 2007

時代は変わる

【5月30日特記】 「時代が変わったんだ」と人が嘯くとき、そこには必ず「俺のせいじゃないんだ」という逃げが潜んでいる。

そう言う彼自身もまた、その時代を構成している1つの要素なのである。ある意味で、その時代に対する責任の一端を担っているのである。そのことを彼は忘れてしまっている。ちょうど、人が自然について語るとき、人間もまた大いなる自然の一部であることを往々にして忘れがちなように。

自然は我々の外側にあるのではない。そして時代は我々の対岸を流れているのではない。

我々は常に意識して、自然に、時代に働きかけるようにしなければならない。でなければ、自然も時代も、あらぬ方に流れて行ってしまったり、声を挙げる間もなく一気に決壊してしまったりするのである。

もちろん人が独りでどんなに足掻いてみたって時代の流れを変容させ得るものではない。そう感じた時に我々はつい「時代が変わったんだ」と言ってみたくなる。

だが、その時我々は、人間が如何にして人間たり得てきたのかということを忘れてしまっている。

人間は、常に人間を組織することによって、自然を動かし時代を創り上げてきたのである。

我々は、だから、自分がどんなに卑しく、力なく、寄る辺ない存在であっても、常に他人を組織することを、大志として胸に抱いておく必要があるのではないだろうか?

そう、まずは他人に働きかけて、それから皆でゆっくり時代を変えるんだよ。それを見極めるのは僕らの次の世代になってしまうだろうけど。

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