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Thursday, May 31, 2007

NE-A575

Range 【5月31日特記】 今日は朝からおろろいた。ウチの電子レンジがリコールである。

朝刊1面に電子レンジの写真。ウチのと同じだと一目で判る。型番を確かめたらやっぱり同じ。

結婚前に秋葉原で買い揃えた一連の家電製品のうち唯一生き残ってる可愛い奴だ。一般に買い替えサイクルは10-12年らしいが、はるかにそれを上回っている。妻に聞くと「そう言えばこないだいきなり火噴いて止まった」などと暢気なことを言っている。

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Wednesday, May 30, 2007

時代は変わる

【5月30日特記】 「時代が変わったんだ」と人が嘯くとき、そこには必ず「俺のせいじゃないんだ」という逃げが潜んでいる。

そう言う彼自身もまた、その時代を構成している1つの要素なのである。ある意味で、その時代に対する責任の一端を担っているのである。そのことを彼は忘れてしまっている。ちょうど、人が自然について語るとき、人間もまた大いなる自然の一部であることを往々にして忘れがちなように。

自然は我々の外側にあるのではない。そして時代は我々の対岸を流れているのではない。

我々は常に意識して、自然に、時代に働きかけるようにしなければならない。でなければ、自然も時代も、あらぬ方に流れて行ってしまったり、声を挙げる間もなく一気に決壊してしまったりするのである。

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Tuesday, May 29, 2007

ま、ゆったり行きましょうや

【5月29日特記】 誰のことを評してそんなことを言ったのかは知らないが、今日隣の部の部長が「だいたい俺はこちらから仕事のメールを出してから丸2日の間に何の返事もしてこない奴は信用できない」と憤っているのを耳にした。

ま、これはPCユーザの感覚としては妥当なところではないかな。

丸1日ぐらいだったら「まだ読んでないのかな」ぐらいで済んでしまうが、3日目に入ると少し不安になるか腹が立つかしても仕方がないだろう。

もちろん出張に行っていたりして2日3日メールが読めないなんて可能性もないではないのだが、例えばウチの部員たちのケースを考えると、RASであったり、VPNであったり、POP受信であったり、転送であったり、あるいはそういう諸々の組合せであったりを駆使してそういうギャップを埋めている。

だから、連絡がないまま3日目に入るというのは確かに異常事態なのである。

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Monday, May 28, 2007

Twitter やら JOOST やら

【5月28日特記】 最近は Twitter やら JOOST やら、ちょっと油断しているといろんな新しいメディアが出てきて、それなりに流行ったりしている。

仕事がら、と言うこともないではないが、ま、単なる好奇心もあって、年甲斐もなくそれぞれを試してみた。

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『鴨川ホルモー』万城目学(書評)

【5月28日特記】 よくぞまあ、こんな話を考えついたもんだ、というのが読後第一の感想である。民話や伝承を焼き直したものではなく、多分著者の完全オリジナルなんでしょう? でなければ、あまりに変な話すぎる。こんな変な話はとても一般には共有されないでしょ?

京都に伝わるホルモーという競技にいつの間にか組み入れられてしまった京都大学の学生の話。どんな競技かと言えば、参加者ひとりにつき100匹の「鬼」(と文中では言っているが、「式神」のほうがイメージは掴みやすい)を操って戦わせる団体戦である。

とは言っても、この「鬼」は一般人には見えないことになっており、その見えないものがどうやって見えるようになるかの過程からこの小説は書き始められていて、そこに恋やら友情やらが絡んで青春小説の様相を呈している。

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Sunday, May 27, 2007

あんな記事あんな曲、こんな記事こんな曲

【5月27日特記】 このブログでこんな記事読んで、それでこんなページがあることを知って、それに触発されて自分のHPにこんな記事を上げてしまいました。

それに関係する記事として、前に書いたこんなのもあります。

今読み返してみると、これリンクがないと何のことだかさっぱり解らん文章ですね。

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Saturday, May 26, 2007

映画『机のなかみ』

【5月26日特記】 映画『机のなかみ』を観てきた。普段からこまめにチェックしていると、たまにこういうちょっとした掘り出し物の映画に当たるのである。

何も知らずに見るのが一番良い映画のような気がするので、極力情報を出し惜しみして書くが、あべこうじ扮する大学生・馬場が鈴木美生が演じる女子高生・望の家庭教師をする話である。もう最初の最初から馬場は望に対する下心まるだしである。

で、見始めてまず気になったのが、あべこうじの演技が下手だということ。これじゃまるで「よしもと新喜劇」である。イライラして見ていられない。

でも、それが人間のコミュニケーションの間の悪さというところに繋がって行くので、この辺り計算ずくなのかそうでないのか判らないが、結果オーライではある。

で、後半あべこうじがいなくなると映画がぐっと締まってくる。そもそも学習机に向ってる2人を正面から捉えるだけで面白みのなかったカメラワークに工夫が出てくるし、俳優たちの演技が演技らしく、ドラマがドラマらしくなってくる。

何故あべこうじがいなくなる(厳密に言うといなくなるわけではないが)かと言えば、この映画の構成に1つの工夫があるからである。知ってる観客ならまず間違いなく『運命じゃない人』を思い出すだろう。あれと似たような仕掛けである。もっとも、あそこまで複雑でも緻密でもないが・・・。

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Friday, May 25, 2007

TさんのPCに告ぐ

【5月25日追記】 昨日書いた、ある読者の方(仮にTさんとしましょう)がこのブログを読めなくなったという件、無事に復旧したとのメールをいただきました。よかったよかった。

僕がお送りしたメールはちゃんと届かなかったみたいで役に立たなかったのですが、僕がTさんに書いたのは「一度キャッシュをクリアしてみてもらえませんか」ということでした。

以下、解ってる人は解ってることなので、解ってない人だけ読んでください(笑)

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Thursday, May 24, 2007

ブログ開設2周年

【5月24日特記】 気がつけば今日でこのブログ開設2周年である。少し原稿を貯めてから開設する主義なので、HPにしてもブログにしても開設日以前の日付の原稿もあるのだが・・・。

で、2年間で回ったアクセスカウンタが7万強。おおざっぱに平均して1日100。もっとも、それは最初のころの訪問者が少なかった時代も延べた平均であって、最近では読んでくださる方もどんどん増えてきて、1週間で1000を超すペースになってきた。

おかげで、TBやコメントもたくさんいただくようになり(と言っても、もっと集めてるサイトは僕の10倍~100倍のTBやコメントがついてますが)、たまにはメールまでいただくようになってきた。

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Wednesday, May 23, 2007

私の中の差別意識2

【5月23日追記】 昨日の映画『パッチギ! LOVE & PEACE』に関する記事で「とても微妙な問題に絡みながら、台本がスパッと一直線に切り過ぎている感じがある」と書いたのは例えばこんなところだ。

映画には在日を受け入れる日本人とそうでない日本人が出てくる。

例えば国土館大学の学生たち(これは国士舘のもじりだと丸わかりなので、抗議が来たりしないのかなあと少し心配になった)。彼らは無条件に韓国・朝鮮人を排斥する。それから、ラサール石井が演じた映画界の大物プロデューサ。彼は自分は何人でも構わないと言いながら、「面倒臭いのは嫌いなんだよね」と最初はキョンジャを起用しようとしない。監督はこのプロデューサに、かつて石原慎太郎が使って物議をかもした「三国人」という言葉をあえて口走らせている。

それに対して、藤井隆が演じた佐藤。彼は何の抵抗もなく在日の社会に溶け込む。身寄りが全くなく、国鉄職員も馘になったばかり、ということで、こちらはある程度説明がつくのだが、このあたりにやや善悪2元論的な単純さがある。小さい頃から友だちだったというケースを除けば、あの時代に果たしてこんなことってあったんだろうか?

問題なのは、キョンジャから「私、在日なんです」と打ち明けられたスター野村(西島秀俊)のケース。1974年という時代を考えれば、あの告白にはもっと「引く」だろう!?

あるいは内心穏やかでないのをカモフラージュして余裕かましてみたのかもしれないし、在日が多い芸能界では驚くほどのことではなかったのかもしれないが、このシーンを見ていると僕は自分自身の経験を思い出すのである。

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Tuesday, May 22, 2007

映画『パッチギ! LOVE & PEACE』

【5月22日特記】 映画『パッチギ! LOVE & PEACE』を観てきた。

年始にこのブログに書いている、キネ旬ベストテン予想を兼ねた僕自身の鑑賞映画総括記事の中で、僕は前作『パッチギ!』を選ばなかった。そしたらいきなりキネ旬の1位に選ばれて大いに驚いた。まあ、22~23位ってとこかな、と思っていたのである。

「どうしてそんなに低い評価をしたのか?」と問う人もいるかもしれないが、僕は低い評価をしたつもりはない。年間制作される邦画の数を考えると、22~23位というのはかなり高い評価ではないだろうか?

それと、単なるイメージ論なのだけれど、井筒和幸という監督に第1位というのは似合わない。7~8位あたりから20位台の前半くらいが一番座りが良いのではないだろうか。

そういう訳で、という訳でもないが、僕は来年の年始もまたこの『パッチギ! LOVE & PEACE』を20~30位くらいのところに位置づけるんじゃないかなという気がする。

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Sunday, May 20, 2007

Well, well, well, well

【5月20日特記】 どうも年をとるとアンテナが細くなっていけません。入ってくるべき情報が入ってこないんですよね。それは日常生活態度において「取りに行っている」姿勢に欠ける面があるからなんでしょうけど。

で、実はもう復活することはないんだと長年諦めていました。

ところが今日(読者の皆さんは「今頃になってかよ」と呆れるかもしれませんが)やっとこさ発見したんです。随分前から出てるじゃないですか。

発端は Qlick.TV でした。この携帯サイトで特別映像が公開されているのを発見して、携帯サイトにあるのならインターネット上にもっと大画面高画質の映像があるだろうと確信して Google で検索してみると、あ、なるほど確かに YouTube にはあるわな、思いつかない私もうかつでしたが。

でも、それ以外に Yahoo! で合法的な映像が公開されてるんですね。全然知らなかった。そして、Amazon で調べてみると、果せるかなDVDもCDも売ってるじゃないですか!

即買い!

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『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』

【5月19日特記】 WOWOW から録画しておいた『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』を観た。昨年のキネマ旬報では第12位にランクされた作品である。トミー・リー・ジョーンズが自ら主演して初めての監督を務めている。

いやあ、こういう見ていてやりきれない気分になる作品を年に1回くらいは観たいものだ。

カウボーイのピート(トミー・リー・ジョーンズ)の仕事仲間であり親友である、メキシコからの違法入国者メルキアデス(フリオ・セサール・セディージョ)が撃ち殺される。ピートは国境警備隊員のマイク(バリー・ペッパー)が彼を誤射したことをつきとめ、マイクを拉致して彼にメルキアデスの死体を掘り起こさせる。

彼が死んだら生まれ故郷のメキシコの街ヒメネスに埋葬するというメルキアデスとの約束を果たすためである。ピートはマイクにマルキアデスの死体をヒメネスまで運ばせる。映画の中でたびたび評されている通り、マイクはクレージーな男だ。無二の親友との約束を守るというただそれだけのことが彼を犯罪まがいの行為に駆り立てる。

もう公開が終わっている映画なのでいつもよりネタバレ気味に書くが、因果が巡る作品である。

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Saturday, May 19, 2007

『うさぎおいしーフランス人』村上春樹(書評)

【5月19日特記】 いやー、なんでしょうねえ、これは。まさに、なんじゃあこりゃと呼ぶにふさわしい作品です。『またたび浴びたタマ』の時にも感じたのですが、この人、こっちの方面にはあんまり才能ないんですよね。でも、こんな本書いて出しちゃう。

ちょうど村上龍が何度も映画を監督してしまうのと似てますよね。お願いしますよ、村上さん。

こういうのを書くのは勝手ですが本来出版には適さないもので、村上春樹の死後、遠い親戚の誰かが遺稿を発見して「これは歴史的価値が高い資料だからすぐさま公開すべきなのか、それとも本人および一族にとっての恥だから密かに葬ってしまうべきなのか」と悩むにふさわしい存在ではないかな、などと読んでるこっちも変な想像が膨らんでしまいました。

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ネットの特性と人間の悪癖

【5月19日特記】 世の中にブログというものが広がってきて、その一方でブログ炎上の例をいくつか自分の目で見てきて、僕らは少し賢くなった。

学校で友だちとだべったり、近所の奥さんとの井戸端会議(こりゃ死語ですね)でペラペラくっちゃべってる時と同じつもりで、迂闊に何かを悪しざまに非難したり暴論を吐いたりすると、ネット上ではえらい目に遭うのである。

自分のブログなんて誰も読まないだろうと高を括っていると大けがをすることになる。誰も積極的に読みに来はしないのだが、それは容易に検索されて発掘されてしまうのである。

さて、このことから得られる教訓は何か?
ネットってそういう空間だから気をつけたほうが良い──か?

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Thursday, May 17, 2007

驚きを食べる

【5月17日特記】 グレープフルーツって、どうやって食べてます?

僕の場合は最近、夏みかんや八朔みたいに皮むいてひと房ずつ食べることが多いです。もうちょっとお洒落に盛り付けたければ、中の薄皮も剥いてガラス小鉢に移して(もっと格好つけるならラム酒でもふりかけるか?)。

ひょっとすると若い人から見たら凄いことかもしれないと思うのですが、考えてみれば僕なんかグレープフルーツが日本に入ってきた瞬間を経験してるんですよね。

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『朝日のようにさわやかに』恩田陸(書評)

【5月17日特記】 僕の場合、長編小説には抵抗がないのだが、短編となるとどうも腰が引けてしまう。短編の場合一般に印象が薄くなるのが怖いのである。そして、そのことを考えると短編というのは書き手にとってもとても難しい仕事ではないかなと思うのである。

いずれにしても短編の場合は余韻勝負みたいなところがある。鮮やかな余韻でも良いし、どんよりした余韻でも良いのだが、どちらの場合も書き込み過ぎてはいけない。かといって説明不足のまま終わってしまうと、読者に「こんなんだったら俺にでも書ける」と思われてしまう。

そこんところのバランスをうまく突くことができる作家にしか短編は書けないのである。

この本の著者は変幻自在の恩田陸であるだけに、予想した通り、さながら彼女の作風のショーケースのようになっている。

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Tuesday, May 15, 2007

東京と大阪と安藤玉恵

【5月15日特記】 最近この手のぼやき記事は書いてなかったのだが、やっぱり関西に帰ってきて映画を見るのが不便になったなあと時々思う。

今回なんで思ったかと言うと、東京では公開が始まっている『赤い文化住宅の初子』も『あしたの私のつくり方』も、こっちではまだやってないんだもんなあ。見たい映画が東京でしかやってないなんて、やっぱりちょっとヤキモキ。

大阪が日本で2番目か3番目の大都市であることは間違いないのだが、映画の多様性というのは日本では唯一東京でしか実現しないのである。東京でも大阪でもあるいはどっかの地方都市でも人口の同じ割合の人が見るとすれば、人数の上で採算が立つのは人口密集地の東京だけだというからくりだ。

でも、まあ上で挙げた2本はこっちでも来月公開されるのがはっきりしているから良いけど、『水の花』なんていつまで待っても来やしない、と言うか、とうとう来なかったというのが正しい。

関西に来てくれるだけでもしおらしく感謝して、来月の公開を待つことにしよう。

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Monday, May 14, 2007

ケータイの画と音、あるいは光と影

【5月14日特記】 買い換えた携帯電話が HSDPA、つまり High Speed Downlink Packet Access、もっと解りやすく言うとメールを取り込んだりサイトを閲覧したりするときのスピードが速い機械になったので、当面珍しいこともあって動画をよく取り込んでいる。静止画のサイトの閲覧も、以前に比べてストレスなくアクセスできるので、必然的に増えてきた。

で、当然ながらパケ・ホーダイ・フルの契約をしているのだが、以前に比べてどれくらいパケット量が増えたのか My DoCoMo のサイトで確認してみてびっくり。

僕の場合、以前はメール以外のインターネット利用はほとんどしてなかったこともあって、月間で 12,000~18,000パケットだった。それが今月は既に百数十万パケット!

いやはや動画を見るとは恐ろしいことだ。パケ・ホーダイにしてないとえらいことになる。
だからこそパケ・ホーダイの契約をしていないと加入できないサイトがあったり、接続するたびに「パケホーダイにしてますか?」と訊いてくるサイトがあったりするのだ。

パケ・ホーダイにしてても、PCに繋いでモデム代わりに使うのは対象外なのだそうで、請求書が来てからもめるケースが頻発しているとも聞く。皆さん、ご注意を。

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Sunday, May 13, 2007

611

【5月13日特記】 携帯音楽プレイヤ(何度か書いているように僕は iPod ではなく SONY の NETWORK WALKMAN なのだが)に収めた曲が600曲を突破した。半額セールに釣られて、TSUTAYA でCD10枚借りてきて何曲か収録したせいだ。

2年前の5月22日(ちょうどこのブログを始める少し前)の記事に「467に達した」と書いているから、2年間で140曲ほど。まあ、順調に増えている。

ただし、今日借りてきた10枚のうち4枚はそのままCDに焼いた。携帯音楽プレイヤに入れるのは、残り6枚の中の選りすぐり28曲だけだ。そもそも外国曲は携帯音楽プレイヤには収めない。日本の曲ばかり、しかも好きな曲だけ厳選して、1949年から2007年まで合計611曲。

これを延々シャッフル・モードで聴き続けているのだが、曲数が増えるごとに意外性が増して行く。

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Saturday, May 12, 2007

『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー(書評)

【5月12日特記】 僕がレイモンド・チャンドラーの7つの長編(『大いなる眠り』以外は清水俊二訳)を立て続けに読んだのは20年ほど前のことである。

ほんの2年前に読んだ本であっても、面白かったか面白くなかった以外何も憶えていないのが僕の特性で、20年前に読んだ『長いお別れ』がどんなお話であったかは皆目憶えていなかったし、もちろん読み進むうちに思い出すこともなかった。

ただ、この本を手に取ったときにまず思ったのは、「なんで村上が訳すとこんな大著になるのだろう?」という驚きであった。確かにハヤカワ・ミステリ文庫の時も厚手の文庫ではあったが、今回の厚さは尋常ではない。

その謎は、まだかなりのページ数を余して本編を読み終えたときに部分的に解けた。その後なんと村上春樹によるあとがきが45ページも続くのだ。そして、事前に充分に予想したことだったが、このあとがきがこの本の中で一番面白かった。

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DVDボックス『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』

【5月12日特記】 DVDボックス『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』をやっと全巻見終わった。買ったという記事を書いたのが去年の9月だから、たかだか5枚のDVDを観るのに半年以上かかってしまったことになる。

でも、確かにこれ一気には見られない。大著であり感慨が深いので1本観たら次に手を出すまで少し休息、というか熟成する必要があるんだよね──などと一応言い訳。

構成は以下の通りである。

Disc1:宮川泰 編
Disc2:すぎやまこういち 編
Disc3:筒美京平 編
Disc4:鈴木邦彦 編
Disc5:村井邦彦 編

CX『ザ・ヒットパレード 芸能界を変えた男・渡辺晋物語』を見た時もそうだったのだが、こういう番組を見ているとつくづく思うのは、時代の巨人たちは早くから(つまり売れる前から、巨人になってしまう前から)どこかで繋がっているということだ。

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Friday, May 11, 2007

車中化粧試論(いや推論と書くべきか)

【5月11日特記】 最近電車の中で化粧をしている若い女性が多いのに驚くという話はよく耳にするが、今日は道を歩いていたら前から来る女性が歩きながらコンパクト広げてパフにファンデーション(だか何だか知らんが)つけて顔に塗りたくっていたので驚いた。

そういう光景に出くわすと我々の世代はほぼ例外なく驚くのだが、しかし、我々男性の場合は女性と違って、あまり「けしからん!」という思いはないのではないだろうか? 僕の場合はそういう思いは全くない。

「電車の中で化粧したって良いじゃないか」と肩を持つ気もまるでないのだが、逆に化粧している彼女たちに腹を立てたり憤慨したりするようなこともない。ただちょっとびっくりするだけ。

僕らより少し上の年代の女性だったりすると、マジで車中で「あなた、そんなことして恥ずかしくないの」とたしなめたりするもんなあ。ああいう"敵意"には驚く。(そして大体はキョトンとされるだけで、最終的には失意のうちに矛を収めるしかないのであるが)

多分あれは生理的、感覚的な差異が敵意になったり平気になったりするのだろう。だから、それを論理的に分析しようなどと思わないほうが良いのだが、そこは他ならぬ僕のことである、一応論理の刀で一方向から切ってみることにする。

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Wednesday, May 09, 2007

CX『カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP』

【5月9日特記】 CX『カノッサの屈辱2007 バブルへGO!!SP』を観た。

放送されたのは今年2月5日(月)の深夜なので、今ごろになって何を書いているのかと思われるかもしれないが、見ようと思いながら見逃してしまったところ突然録画していた人が身近にいることが判って、漸く先ほど貸してもらって見るに至ったのである。

この番組がレギュラーだったのは90年の4月からの1年間。僕は83年に転勤で来て以来東京暮らしが長くなっていたころだ。この当時、関東地区の深夜番組は抜群に面白かったなあ。少なくとも僕は大好きだった。大阪のベタベタの笑いに比べて、なんとも洗練されてしかも面白かった。

この番組は確か構成作家・小山薫堂の名前を一躍有名にした番組だった。一般人には「ふーん、構成作家なんて商売があったのか」と思わせ、業界人に対しては「安いギャラで放送局を梯子してる便利屋」というイメージを払拭した感がある。

後々彼らは(年収)2000万プレイヤー、3000万プレイヤーの花形となって行ったのである(ところで余談だが、小山薫堂は時々、名前を逆さに読んだ「うどん熊奴」という名前でも仕事をしている)。

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Tuesday, May 08, 2007

ひょんなところからコミュニケーション論

【5月8日特記】 自分で言うのもなんだが、僕は常日頃からこの拙い文章を読んでくださっている皆さんに対して、割合懇切丁寧な表現を心掛けている。

ただし、親切に書くことだけがあるべきコミュニケーションの姿だとは思っていなくて、意図的にそうではない書き方をすることもある。

たとえば、僕は昨日の記事に「今は村上訳の『ロング・グッドバイ』に相当時間を費やしている」と書いたが、本来ならこれは「今はレイモンド・チャンドラー著、村上春樹訳の『ロング・グッドバイ』に・・・」と書くべきところだ。「(早川書房)」とでも添えておけば、それこそ僕らしい完璧な書きっぷりになるだろう。

しかし、昨日これを書いた時には「村上訳の『ロング・グッドバイ』」で分からない人には別に分かってもらえなくて良い、と言うか、分かってもらう必要がないやという気分だったのである。

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Monday, May 07, 2007

再開×3

【5月7日更新】 僕は凡そ家で本というものを読まない。読むのはコンピュータ雑誌と野球年鑑と実用書くらいのもんだ。

本は退勤時の電車の中でしか読まない。朝の通勤時には新聞を読んでいる。今日のような休刊日は例外的に朝から本を読むことになるのだが・・・。

そういう訳で、大型連休中は読書がちっとも進まない。今は村上訳の『ロング・グッドバイ』に相当時間を費やしている。と言うか会社に行かなかったから読書に時間を費やしていなかった。

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Sunday, May 06, 2007

掴みきれない

【5月6日特記】 連休前に発表された高校生の意識調査で、日本は米中韓と比べて出世意欲が極めて低いとのことで、それをめぐって「困ったことだ」とか「いや、それでいいんだ」とか結構議論が盛んである。

僕は昔っから「偉くなりたい」なんて思わない少年だったから、この調査結果を見て今の高校生が不甲斐ないなんて思わない。

ただ、僕(ら)と彼らの間には決定的な違いがある。

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Saturday, May 05, 2007

映画『ゲゲゲの鬼太郎』

【5月5日特記】 映画『ゲゲゲの鬼太郎』を観てきました。ああ、面白かった。

え、つまらなかった? 筋が? あーたねえ、こういうものに変な期待を抱いて見に行っちゃいけませんよ。脳が弛緩した状態で見に行かなきゃ。

しかし、まあ、妖怪たちのダンス・シーンが始まってそれで終わりかい?っちゅう気はしたなぁ、確かに。つまんねーと言えばつまんねー。でも、その緩さがたまらんと言えばたまらん。

こーゆーのは、やっぱりキャスティングが一番楽しめる材料ですよね。一昨年の『妖怪大戦争』(三池崇史監督)では近藤正臣なんてどっからみても近藤正臣には見えなかったり、竹中直人が油すましを、忌野清志郎がぬらりひょんを演じたみたいな。

その竹中直人がテレビ実写版の鬼太郎ではねずみ男を演じていて、この映画では人間の役で出ていて、ねずみ男役の大泉洋と共演してるとか。そういう非常にマニア向けの楽しみ方があります。

僕は決してマニアではないけど、それでも『墓場の鬼太郎』のかすかな記憶があったり、ねずみ男の正式名がビビビのねずみ男であることを知ってたりします。

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Friday, May 04, 2007

続・ああ、ややこしい電子マネー

【5月4日追記】 5月1日の記事に書いた"Felica"の技術を応用した10種類の電子マネーのうち Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa の4つだけがIC乗車券である。ここがまた電子マネーのややこしいところである。

Edy も QUICPay も歴とした電子マネーではあるのだが、電車には乗れない、つまり、この電子マネーは運賃には使えないのである。逆に言えば Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa の4つは単なる電車の切符の代わりではなく、電車の切符にもなる電子マネーなのである。

で、このことによって会社の経理セクションは頭が痛くなるのである。

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Thursday, May 03, 2007

サンダーバード2号発進!

【5月3日特記】 4月21日には一旦断念した Mozilla Thunderbird 2.0 を漸くインストールすることができました。

何がバッティングしているのか、ネット上でネタ漁りをして自分なりにいろいろ試してみて、どれもこれも的外れだったようなのですが、漸く原因を突き止めました。

僕と同じ環境の人はかなり少ないとは思いますが、一応参考のために書いておきましょう。

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Tuesday, May 01, 2007

ああ、ややこしい電子マネー

【5月1日特記】 ソニーが開発した非接触ICカード"Felica"を使った電子マネーは現在全部で10種類あるらしい──Edy、iD、Suica、PASMO、ICOCA、PiTaPa、QUICPay、VISA Touch、nanaco、WAON。

飯食った後 Edy でピッと支払いしてる部下を見て「こいつら俺とは人種が違うなあ」と思っていた僕だが、買い物ではなく乗車券としては結構これらの電子マネーに親しんできた。

東京ではすぐに Suica に飛びついた。長らくJRは Suica、私鉄はパスネットという棲み分けだったが、パスネットは単なるプリペイドカードだった。ここに来て私鉄・バス共通のIC乗車券である PASMO が始まり、JRと相互利用が可能になったので Suica の販売枚数まで伸びていると言う。

転勤で関西に戻ったら ICOCA ができていた。Suica はJR東日本、ICOCA はJR西日本なので両者は提携しており、僕は暫く Suica でJR西に乗っていたのだが、ほどなく関西私鉄は単なるプリペイドカードである"スルッとKANSAI"を発展させて PiTaPa というIC乗車券を始めた(関東での PASMO 開発はこれに追随した形だ)。

PiTaPa は最初からJR西と提携していたので、JRにも乗れた。ただし、JRに乗るときはポストペイではなくプリペイになる。

僕は通勤定期を PiTaPa 定期に切り替えたので、これ1枚あれば関西ではほとんど全ての電車に乗れるのである。

ところが、Suica と ICOCA は相互に利用可能で、PiTaPa も ICOCA で利用可能なのに、何故だか PiTaPa でJR東日本に乗ることはできない。そんな訳で、僕は東京に出張したときのためにいまだに Suica を財布に入れたままにしている。

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