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Saturday, April 07, 2007

cherry blossoms

【4月7日更新】 去年は4月3日(月)の夜、仕事の仲間たちと靖国神社に行った。ものすごく寒かった。今年は花見をしていない。

花見ができなかったことを残念がっているのではない。あの形態の花見にはあまり魅力を感じないから。

皆で群れたり酒を飲んだりするのが気に入らないというのではない。桜は遠くから眺めるのが一番綺麗だと思うからである。木の真下に陣取って身近に見る桜よりも、僕は遠くからぼうっと眺める桜のほうが綺麗だと思う。そして、一箇所で観る桜よりも、たくさん植わった所を歩きながら眺めるのが良いと思う。

Cherryblossoms1 ということで、遠目の桜の写真を何枚か。
今日、夙川公園を移動しながら撮ってきた。

Cherryblossoms2 さらに僕は満開の桜より、散り行く桜が好き。

「散って行くのを見ると淋しくなる」などとのたまう御仁もおられるが、どうして一挙にそんなに深いところにまで思念が及ぶのかが訝しい。

風に舞い散る花びらを見てまず直観的に湧き上がるのは美しいという感慨ではないだろうか? それを人間の死や世の無常と結びつけるのは、もっと2次的な精神の働きなのではないだろうか? それは文字通り「想いを馳せる」作業である。

Cherryblossoms3 「散って行くのを見ると淋しくなる」
「おいおい、君はいつからそんな人になったんだい?」

何かを刷り込まれているのではないかという気がして仕方がない。彼/彼女は朝顔が萎れるのを見ても、椿の花が落ちるのを見てもそう思うのだろうか?

Cherryblossoms4 朝顔は萎れるところが美しい、椿は落ちるところが美しい、とは勿論言わない。でも、桜は散るところが美しい。そして満開の桜も遠目で見るとそこそこ美しい。

今日の桜はまだ散り始めていなかった。

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