American breakfast
【4月27日特記】 一流ホテルの朝食は高い。街の定食屋でなら充分夕食ができる料金だったりする。お金がもったいないと言ってホテルで食べない人もいるが、僕は必ずホテルで食べる。僕はホテルの高い朝食が大好きなのである。
ビュッフェ(所謂バイキング)が好きだというのではない。セット・メニューで異存はない。
選ぶのはアメリカン・スタイルのブレックファスト。和洋ビュッフェの場合でも和食には手を出さない、と言うか、和食コーナーを見に行きさえしない。自分でアメリカン・スタイルのメニュを構成する。
確かに高い。今朝も税金込みで3000円近い朝飯代だ。
でも、好きなんだな、これが。同じようなメニュでもどこかの喫茶店に行けば3分の1以下の額で食べられるのであろう。でも、探すのも面倒だし、僕としてはホテルの高いレストランでゆったり朝食を摂るのが、たまにできる贅沢だと思っているのである。
これが食べられるのであれば晩飯は400円のラーメンで構わないし、コンビニのおにぎりだって構わない。
ちなみに海外旅行に行くと毎朝これである。和食を食べたいとは思わない。家でも朝食は必ず洋食である。国内旅行で朝食のチョイスが和食しかなかった時には非常にがっかりする。
父親が新し物好きの貿易屋稼業だったこともあって、僕はパンと卵で育った。今は家での朝食に卵は出ない。だからかもしれないが、ホテルのアメリカン・ブレックファストには目がないのである。
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