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Thursday, February 01, 2007

就活中の君に

【2月1日特記】 人事部の人間に「この日、空いてますか?」と訊かれて「そんな先、空いてるに決まってるやろ」と答えたくらいだから随分先の話ではあるのだが、今年は久しぶりに入社面談をやらされそうだ。

それで、あ、そうか、春に大学4年生になる人たちの就活はもう始まっているのか、と思い至った。

年が明けたばかりだと言うのに、来年の春の話を今からするとは、(労使ともに)ご苦労なこった、とも思うし、大変だなあ、とも思うし、特に学生諸君に対しては気の毒に思う。

もっとも学生諸君のほうがどう感じているのかは僕には解らないのだが・・・。

僕らの頃は活動を始めるのが4年生の夏からで、内定が出るのが秋の初めだった(10/1に入社試験があったが、それはうわべだけのものだった)。そして、マスコミの試験は一般企業に遅れること1ヶ月以上経った11月だった。

「優秀な人材を他の業種に根こそぎ持って行かれる」などと言う人もいるが、試験が遅かったおかげで本気でテレビ/ラジオの仕事がしたい奴しか受けに来なかったのも確かである。僕はあのほうが良かったのではないかと今もって思っている。

さて、それでは面接試験を受ける学生諸君にアドバイスを書いておこう──それは、僕が事前にできるアドバイスはほとんど何もない、ということだ。

僕が面接官を務めるときには、ひとつには、君らが自分で考えて発言しているかどうか、受け売りではない自分の考えを形作って答えることができているかどうかを見ている。前もって答えを用意してきても構わないが、それを鸚鵡返しに言うだけなのか、その答えで適切かどうかをその場でもう一度点検してから言っているかどうかを見ている。

が、もちろん、それだけを見ているのではない。僕も臨機応変に見ているので君らも臨機応変に答えてほしいのである。こうであれば通すとかこんな場合は落とすとかいう決め事は一切ない。

ただし、僕はそんなことを考えながらやっているが、僕の隣の席で僕と一緒に面談している人間は全く別の観点を持っているかもしれないし、別のブースで面談している連中はまた違う視点を持っているかもしれない。

ウチの会社の場合、面接官は前もって「こんな質問をしてはいけません」みたいな注意は受けるが、「こういう人材を通してください」みたいな指導はほとんどない。

だからみんな自分の視点で学生たちに相対している(にも拘わらず、面談員同士の採点が大きく食い違うことはあまりない)。

他の会社の中には人事部が面接官に対して事細かく指導しているケースもあるだろう。こうであれば通すとかこんな場合は落とすとかいうルールを細かく設定している会社もあるのではないかな。そういう場合は面接官の個性はかなり抹消されるんだろうな。

いずれにしても、君らが受ける会社がどんな会社で、面接官がどんな考えを持った人間であるかはその日が来るまで判らないのである。

だから、一般論として僕がアドバイスできることは何もないという訳だ。仕方ないよね。

以前にも書いたことだが、就職試験は君らの力試しでもないし運試しでもない。それはまさしく縁試しなのだから。

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