楽しい器
【1月4日特記】 いただいた年賀状の中に、何年か前に定年になった元上司からのものがあって、「ボケ防止のためにウクレレを始めました」と書いてありました。うむ、こんなところにも同好の士が。
と言うか、動機はボケ防止でも何でも良くて、簡単に始められるのがウクレレの良さですよね。そのお手軽さを楽しむ人がここにもいたかっていう感じ。
で、僕もあと数日でウクレレを買って丸1年になります。
多くても週に1~2回しか手に取らないのに、不思議なもんで上手くなってるんですよね。いや、上手くなってるったって他人より上手くなってるんじゃないですよ。以前の自分より、つまり、上達してるってことです。
へたくそとは言えギター歴が長かったものでいまだにギターのチューニングとこんがらがってしまうのですが、それでも左手は以前押さえられなかったものがいつしか押さえられるようになっているし、右手も4弦の高さに惑わされずに動くようになって来ましたし、音に「切れ」も出て来ました。
元上司の文章は「が、全然上達しません」と続いていたのですが、いやいや心配ご無用。他人より上手くなろうなんて思わずにただ楽しもうとして弾いていると、不思議なもんで知らないうちに上達してるもんですよ。
そこが楽器の、とりわけウクレレという楽器の楽しさだと思うなあ。
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