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Tuesday, December 26, 2006

回顧:2004-2006年鑑賞映画

【12月26日特記】 僕には「50歳までに映画を(映画館や試写会で)500本観る」という目標があった。僕は目標を立てることが大嫌いなタチだが、これだけはいつからかずっと僕の目標だった。

年に100本も200本も観る人からすればなんでその程度の数字が目標になるのか解らないだろうが、それは一旦弾みがついてしまった人の感覚、慣性の法則に乗ってしまった人の感じ方である。

50年で500本と言えば確かに年間10本のペースに過ぎない。ただ、この世に生まれて何年間かは誰しも映画を観ないはずだ。9歳の誕生日から毎月1本ずつ観ても、50歳までに500本には少し足りない。今の小学生は知らないが、僕らの頃には毎月1本ずつ映画を観ている小学生なんかいなかった。

それを考えると、ある時期以降確実に月1本を上回るペースで映画を観ることが必要になってくる。

40歳を過ぎた頃に、一旦僕はこの目標を断念した、と言うか自ら絶望視した。その時点ではとても届かない目標に思えた。

ところが今年、かなりの余裕を残して一気に目標を達成してしまった。一昨年の夏から2年間に及ぶ単身赴任生活が引き鉄になったようだ。

数を稼ごうとすると、映画に時間を割くことに明確なプライオリティを置く必要がある。でなければ、いろいろとやらなければならない仕事やら雑用やら、果たさなければならない約束やら義理やら、そういうものにあっと言う間に流されてしまう。

そういう意味では単身赴任というのは映画に専念するには良い環境だった。年間に3桁の映画をこなす人たちに比べると微々たるものではあるが、少しは弾みがついた。少しは慣性の法則に乗れた。

一旦映画館に通いだすと、予告編に接する機会も多いので自ずから観たい映画が増えてくる。そして、忙しい日々の中にあっても映画館に足を運ぶのが億劫でなくなってくるのである。そして、東京という、映画を観るには一番恵まれた環境にいたことも大きかった。

2004年の途中から転勤して、その年は22本に終わったが、翌05年は一気に48本に伸びた。それまでの記録は83年の27本、それに次ぐのは84年と88年の年間24本だったから、ほぼ倍増である。

そして今年遂に、念願の年間52本に届いた(『エリ・エリ レマ サバクタニ』は2回観たので、延べにすると53本である)。週1本という、僕にとっては夢のような、一度は達成してみたかった数字である。

ここまで数字が伸びた裏には大きな要素が2つあって、ひとつは観たい映画がそれだけ存在したということ、もうひとつは観たい映画を見逃さなかったということである。邦画が豊作であったこと、東京にいたこと、この2つが大変大きい。

思えば、今年に関して言えば、「観たかったのに見逃してしまった」と言うべきなのは『虹の女神』くらいのものである。『放郷物語』のような、それまでだったら絶対に見逃していたであろう素敵な映画に出会えたのもラッキーだった。『ライブイン茅ヶ崎』も遂に観ることができた。

今年は大変幸せな映画年であった。

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Posted by: 日本インターネット映画大賞 | Tuesday, December 26, 2006 at 23:04

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