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Wednesday, November 29, 2006

お父ちゃんはな、

【11月29日特記】 CMのフレーズがいつまでも心に残っているというようなことはないだろうか? しかも、何年も、十何年も、何十年も。もう、何のCMの一節であったかさえ定かではないのに、そのコピーの一部が脳内に貼りついて剥がれないような感覚──。

僕の場合、いつぞやHPのほうに書いた資生堂の「我々の異性は女性です」というキャッチはその一例である。

そして今日、突然心の中に甦ってきた表現は、何のCMであったか明確には思い出せない(焼き鳥の缶詰だったような気もする)のだが・・・。
どなたかご記憶の方はおられるだろうか。

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Tuesday, November 28, 2006

Sammy or Ray?

Toys_musium3【11月28日特記】 日曜日に有馬温泉に一泊して玩具博物館を見てきた。有馬温泉にそんなものがあるとはこの日までちっとも知らなかったし、いかなる経緯でここに設けられたのかは今もって知らないが、ともかくここにあって、また1日に何回かオモチャ解説のお姉さんが出てきていろいろ教えてくれたりして、なかなか捨てたもんじゃないのである。

Toys_musium0 西洋の非常にユニークな形をした積み木(それらを組み合わせると驚くような造形が可能になる)とか、非常に精巧な飛び出す絵本とか、大人でも結構楽しめる。

3~6階の4フロアを占有しているのだが、階段の踊り場ごとに電気仕掛けのからくり人形が置いてあって、ボタンを押すとカラカラと動き出す。その動きがユーモラスであると言うだけではなく、どういう仕組みでモーターの単純な回転運動が人形の複雑な動きに変わるのかが解ってなるほどと思う。

Toys_musium2 もちろんブリキのオモチャを展示した階もあって、当然鉄腕アトムとか鉄人28号とかも置いてあるわけだが、そういうものには懐かしさは感じるものの別段驚くものではない。

ああ、これと同じような奴持ってたなあとか、これはクラスで一番金持ちだった高島君のうちにあったなあとか、いろんなことを思い出すが、いずれも過去の存在を再確認するような感じである。

で、なんと言っても驚いたのはこれ↓である。こんなものが作られていたのか・・・。

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Monday, November 27, 2006

東京の敵を西宮で

【11月27日特記】 僕は『十年日記』をつけている。つけ始めてもう12年目である。それによると、明日は僕が自宅で初めて地上デジタル放送が見られるようになった日だ。去年のことだった。

ほんで、1年前の11月28日に書けば良かったのだが、書き忘れたので今頃になって書くことにする。“東京の敵を西宮で討つ”ことになってしまうが・・・。

2003年12月に地上波デジタル放送が始まったが、多くの民放社員と同様に、すぐにはデジタル受像機を買わなかった。何故かと言えば、自分の住んでいる地域ではすぐには映らなかったから。

映る地域が次第に拡大して、そろそろ我が家でも映るかなあと思われた頃に東京に転勤になり、それを機会に大枚はたいて AQUOS を買った(単身赴任だったので妻は依然としてアナログTVを見続けることになったが)。

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Sunday, November 26, 2006

体感温度の個人差に関する仮説

【11月26日特記】 だんだん寒くなってきた。僕は暑さには定評がある(と自分で言っている)が、寒さには弱い。

ところが、世の中には冬の寒さより夏の暑さのほうが苦手だという人もたくさんいて、決まってこんなことを言う。

寒い時にはいくらでも上に着れば良いじゃないですか。
でも、暑い時は裸になってしまうとそれ以上脱ぎようがない。

僕はこの論にはどうも共感を覚えないのである。本気でそんなこと言ってんの?っちゅう感じ。

ちょっと理屈が勝ちすぎちゃいないか?
しかも、それは空論ではないか?

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Saturday, November 25, 2006

bk1 書評の鉄人列伝

【11月25日特記】 昨日からこんなところ↓で紹介してもらってます。

書評の鉄人列伝 第48回

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Friday, November 24, 2006

解像度に降参

【11月24日特記】 11月20日の記事に書いたとおり、今週の火曜日に会社のPCが最新の Core Duo マシンに替わった。

「便利になった」ではなくて「何も不自由がない」という感じ方をしてしまう自分が恐ろしい気がする。

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Thursday, November 23, 2006

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作

【11月23日特記】 3日間かけてDVDとHDレコーダで『ロード・オブ・ザ・リング』3部作を一気に見終わった。

見終わったら何か記事を書こうと思っていたのだが、軽々しく書けない。ああ堪能した──ただそれだけは言える。溺れるほどに堪能した。

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翻訳をする者の資格

【11月23日更新】 今、柴田元幸の『翻訳教室』を読んでいる。詳しくはいずれ書評を bk1 に投稿する際に書くが、いや本当に素晴らしい。

本来は、ここまでちゃんと日本語と英語のことが解っている人でなければ翻訳などという仕事に手を染めてはいけないのではないかと思う。そう、日本語と英語と、両方の特性を深く理解していないと翻訳などという仕事はできないし、生半可にやってはならないのである。

それで大学に入学した頃のことを思い出した。

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Tuesday, November 21, 2006

足音

【11月21日特記】 犬は飼い主の足音を聞き分けると言うが、僕は妻の足音を聞き分けることができる。

例えば、デパートかなんかで2人ともトイレに行くとする。男性のほうが短時間で済むので、大抵僕が外で妻が出てくるのを待つことになる。

すると、たとえよそを向いていようとも、どんなに女子トイレの人の出入りが激しくても、僕は妻が出てくれば判る。

それは予め妻が出てくると知っているからだと思うかもしれない。でも、例えば会社の帰り、電車で座って本を読んでいると聞きなれた足音がコツコツと響いてきて、ひょっとしてと思って顔を上げたら妻だったというようなことも一度ならずあった。

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Monday, November 20, 2006

RegCleaner Pro

【11月20日特記】 部内では僕のPCが一番性能が低い。「マシン・スペックの限界ですね」といつも嗤われている。

そのPCが明日、新しいものにすげ替わる。Core Duo の“社内最速マシン”だそうである。今まで仕事上で必要な動画をたまにスムーズに見られないこともあったが、これで問題解決である。

でも、これはPCを使っていると誰もが経験すること──要するに買い換えてから何ヶ月間かだけの優位性なのである。

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Sunday, November 19, 2006

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作・序文

【11月19日特記】 僕は洋画をあまり観ていない。話題作に見向きもしないまま公開が終わってしまうことも多い。大ヒットのシリーズを全然観ていないこともざらにある。

『スターウォーズ』も最初のシリーズは観なかったし、『ロッキー』は第1作だけ、『マトリックス』も『ハリー・ポッター』も『スパイダーマン』も『ミッション・インポッシブル』も全然観なかった。

でも、そういうシリーズが全部嫌いかと言えば別にそんなことはなくて、『スターウォーズ』にしても WOWOW で追いついた後、最近の3作は全部映画館で観たし、『インディ・ジョーンズ』と『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も全部観ている。

で、『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズを夫婦で観ようということになった。第1作は以前TVで観たのだが、このたび友人から借りたDVDと WOWOW からの録画で3作揃ったからである。

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Saturday, November 18, 2006

いじめられている君へ

【11月18日更新】 何日か前から朝日新聞の朝刊1面に「いじめられている君へ」という欄が設けられて、各界の著名人がメッセージを寄せている。今朝は林家正蔵氏だった。鴻上尚史氏も書いていた。

読めばいちいちなるほどと思う。それぞれの人がいかにも自分らしいメッセージを書いていて、文章に説得力がある。

ただ、僕が納得しても仕方がない。問題は、今いじめられていて自殺しようかと考えている小中学生の目に触れて、彼らを動かすことができるかどうかである。

少しは効果があるんじゃないかな、と思う。100人に1人か1000人に1人でも、これを読んで思いとどまってくれる少年少女がいれば良いなあと思う。こういう文章を書いている人たちを応援したい気持ちで一杯になる。

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Friday, November 17, 2006

スパムTB新手法

【11月17日特記】 ウェブ上では次々と新しい手法が出てくるものである。

僕のブログではトラックバックを受けつけてはいるが、自動的にすぐ公開されるのではなく、一応僕自身が自分の目で確かめた上で公開するようにしている。

先日、『サマータイムマシン・ブルース』の記事にTBがついた。
TB先のサイトを見るとどうやら佐々木蔵之介の応援サイトのようである。『サマータイムマシン・ブルース』には確かに佐々木蔵之介が出演しているし、僕の記事でもほんの1行だがそれに触れてもいるので、普通であればこれでOKと判断してTBを公開するのだが・・・、

どうも様子が変なのである。

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Thursday, November 16, 2006

動かざること山の如し

【11月16日特記】 ウチの部員たちは会議になると全員が会議室にノートPCを持ち込むので、まるで集団魚雷船ゲームみたいな絵図になる。僕ひとりだけがモバイルPCユーザではないのだ。

僕は自分専用のPCは家の自分のデスク上か会社の自分のデスク上でしか使ったことがない。

もとより家のPCはデスクトップである。初めて買ったときから何度買い換えても一貫してデスクトップを選んでいる。だから、持ち運ぶことができない。

会社のPCは現在はノートなので、物理的に持ち運ぶことはできるのだが、昨今社外に持ち出すためには会社の許可を得なければならないのだが、その申請さえしていない。だから、他の部員たちのように出張時にPCを持って行ったこともないし持って行く気もない。

そして、それ以前に僕のノートPCは電池が1時間強しか持たない。だから持ち運んでもほとんど役に立たないのである。

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Tuesday, November 14, 2006

デジタルな擬声語

【11月14日特記】 7月に職場が変わって以来「ITな方々」「デジタルな人たち」と同じ釜の飯を食っている(ま、外から見れば僕もそのデジタルな一派のひとりなんだろうけど・・・)。

で、僕のような俄かデジタルが、前からデジタルな人たちと会話していてつくづく面白いなあと思うのは、彼らが使う独特の擬声語・擬態語である。

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Monday, November 13, 2006

『ティム・バートンのコープスブライド』

【11月13日特記】 昨夜 WOWOW で『ティム・バートンのコープスブライド』を観た。

妻は見始めて30分で、「なんか、如何にもアメリカらしい、ブラック・ジョークね」と呟くように言った。それが褒めているのだか貶しているのだかよく分からない言い方だった(見終わったら結局は「面白かったね」と言っていたが・・・)。

確かに僕も、映画館で最初に予告編を観たときには「そんなグロテスクな映画見たくない」と思ったものだ。ところが存外評判が良い。昨年のキネマ旬報の投票でも4人の審査員が点を入れて第66位に入っている。

そういう予備知識があったためか、何の抵抗もなく見始められたのだが、途中でなぜ抵抗なく見られるのかに気がついて少し抵抗感を覚えてしまったのである。

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Sunday, November 12, 2006

映画『ナチョ・リブレ』

【11月12日特記】 映画『ナチョ・リブレ』を観てきた。

最初に断っておくが、僕はこの手の映画が好きである。結構笑ったし、見終わった後に生きる力が湧いてきた。

「生きる力」だなんて大げさな、でも面白かった、という人もいるだろうし、大して面白くもなくバカバカしくて語る気にもなれない、という人もいるだろう。でも、僕は笑って感動した。それはこの手の映画が好きだとしか言いようがない。

で、そういう人は僕以外にも確かにいるみたいで、僕が観たときにもスクリーンに向かって「早く、早く!」と思わず声を掛けてしまった人もいたし、エンディングテーマが終わった後1人だけ拍手した人もいた。

ただし、これを読んでいるあなたがそういう人だかどうかは分からない。

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Saturday, November 11, 2006

『サマータイムマシン・ブルース』

【11月11日特記】 7月に WOWOW から録画しておいた『サマータイムマシン・ブルース』を漸く見た。他にも一杯溜まってるんだけど、とりあえず今日はこれ。

ROBOTである。本広克行監督である。

映画『UDON』の中にこの映画の登場人物たちが混入していた記憶はあるが、あの時には良く分からずに通り過ぎてしまった。こっちを先に見ていたら笑えたかも。

で、これ、なかなか秀逸な作品だった。

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Friday, November 10, 2006

愛します?

【11月10日特記】 昨日会社である企業からプレゼンを受けたのだが、その資料の中にアイドマ理論が出てきて驚いた。僕の記憶では遅くとも90年代半ばには既に「アイドマはもう古い」と言われていたはずだ。

ご存じない方のために書くと、AIDMAの法則というのは商品購入に至るまでの消費者の心理的プロセス・モデルである。

AIDMAモデルではそれぞれのイニシャルが、

  • A:Attention(注意)
  • I:Interest(興味、関心)
  • D:Desire(欲求)
  • M:Memory(記憶)
  • A:Action(行動)

を表わしており、最初のAが認知段階、IDMが感情段階、最後のAが行動段階である。

つまり、消費者はまず広告などに注意を惹かれ、その商品に興味を持ち、やがてその商品をほしいと思うようになり、商品名を憶えてしまい、遂に購買に至る、という分析で、そのそれぞれの段階においてふさわしい働きかけをしなければ実際の購買には繋がらない、という理論である。一時はマーケティングの世界で一世を風靡したと言えるほどの理論であったはずだ。

ところが時代が進むに連れて、「もうAIDMAの5つの要素では説明しきれない」という考え方のほうが主流になってしまったのである。

それで、その後世の中にAIDMAの亜流/改良型の理論が随分あったはずだよなあ、と思ってネット検索してみたら、まあ、出てくるわ出てくるわで驚いてしまった。

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Wednesday, November 08, 2006

Browsershots

【11月8日特記】 これは良いものを見つけた。Browsershots というサイトである。

ここに行って URL を指定していくつか設定をすると、あるサイトがさまざまな OS とブラウザの組合せでどのように表示されているか、その違いを確かめられるのである。

サイトのフル・アクセシビリティを確保するために、もういろんなブラウザをわざわざインストールしたり、あるいはいろんな環境のPCから試して確かめてみたりする必要がないのである。

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Tuesday, November 07, 2006

Firefox便り(4)

【11月7日特記】 ほとんど何も意識しないくらいスムーズだったので何も書かなかったのだが、Firefox 2.0 が出て暫くしてからバージョンアップした。

Firefox というタブ・ブラウザを使い慣れれば慣れるほど、会社で使っている IE が面倒になってきたのも確か。

このバージョンの一番目立つ特徴は、それぞれのタブに「タブを閉じる」ボタン(赤地に白抜きのバッテン)がついたことである。僕自身はこれをそんなに重宝だとは感じていない。

今までだって右クリック→「タブを閉じる」で閉じられた訳だから、マウスの移動距離にしてもクリック数にしても大差ない感じがする。

それよりも、逆に慣れるまでに少し困ったことがあった。

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Monday, November 06, 2006

MOON OVER the ROSEBUD

【11月6日特記】 ムーンライダーズの MOON OVER the ROSEBUD が発売になった。今年で結成30年。通算19作目のオリジナル・フル・アルバムである。発売日に Amazon から届いたのだが、時間がなくて昨夜初めて聴いた。

もう、何と言うか、愛おしい気持ちになる。彼らの30年が骨身に沁みる思いがする。

僕は前進のバンドと言われる“はちみつぱい”の頃から聴いているが、これほど毎回音の違うバンドはないだろう。到底同じバンドとは思えない。

アルバムにより曲により、カントリー調であったり、フォークっぽかったり、ウェスト・コーストであったり、サザン・ロックであったり、はたまたパンクになったかと思うとテクノに転じ、ある時はプログレでありある時はストーンズ並みのディープなロックに戻り、最近だったら聴く人によって「これはグランジだ」と言ったり「トランスっぽいなあ」と感じたりするだろう。

アルバムごとに少しずつ曲調を変えてくるバンドはあるだろう。長い年月を経て音楽性の変わってくるバンドもあるだろう。しかし、それぞれのアルバムで音が一変するバンドは他にはないだろう。あらゆるロックのジャンルだけではなく、中近東サウンドあり北欧風あり、かと思えば沖縄民謡が顔を出し、時にはヨーロッパの映画音楽になる。

それどころか、もっと凄いのは1つの曲の途中でサウンドががらりと変わってしまうところである。

ここ何年間かは、例えばAA’BAの繰り返しみたいな解りやすい構成を嫌って、AA’BAで始まって途中からCDCD EE’FG CDCDみたいな途轍もない展開で、とてもじゃないけど憶えられない歌が多かったけど、このアルバムでは少し整理され単純になったように思う。

転調あり変拍子ありあの変幻自在のめまぐるしい曲がある一方で、「もう少し工夫したほうが良いのでは?」と思うほど単調な曲もある。この辺が一筋縄では行かないバンドなのである。でも基本はロック。

歌詞のほうはここのところ「行き場のない中年の○○」みたいなテーマが多い。それは行き場のない中年のエネルギーかもしれないし、憤懣かもしれない。行き場のない夢かもしれないし挫折かもしれない。あるいはある時はそれは行き場のない愛であるかもしれない。ともかく狂おしいほどの詩である。そう、それはまさしく詞ではなく詩なのである。

思えば僕は独りっきりの30歳の誕生日を、ムーンライダーズの「30 Age」を聴きながら迎えた。

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Sunday, November 05, 2006

女性の見方、男性の見方

【11月5日特記】 時として男性は女性に「女性を性の対象としてしか見ていない」と非難され、不意打ちを食らわされることがある。

うーん、困った。だって、男性にとって女性は常に性の対象なのだ。全ての女性がいつ何どきでも性の対象であると言っても過言ではない。それが男性の生理なのではないだろうか。

もちろん、だからと言って男性は隙さえあればあらゆる女性に襲い掛かろうと身構えている訳ではない。

でも、性欲(という単語で乱暴にまとめてしまって良いかどうか判らないが)は常にそこにある。ただ、不用意にそれが顔を覗かせないように周到に蓋をしているのである(それが男性の理性なのではないだろうか)。

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Saturday, November 04, 2006

映画『DEATH NOTE the Last name』

【11月4日特記】 映画『DEATH NOTE the Last name』を観て来ました。前後編の後編です。前編の評はここ(その1)ここ(その2、これは余談)に書きました。

まあ、映画館中ガキだらけ。日テレさん、こないだ前編を放送した効果が出てますね。

ほんで、この映画はあまりストーリーに触れる訳には行かないので、ざくっと感想だけ書きますが、前編に引き続いてめっちゃ面白かった!

ほとんどケチのつけようがないです。娯楽大作の完成版と言っておきましょう。もっとも滅多に娯楽大作を見ない僕が書くことだから全く当てにはなりません(笑)

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Friday, November 03, 2006

映画『ストロベリーショートケイクス』

【11月3日特記】 映画『ストロベリーショートケイクス』を観てきた。

映画を観る動機付けはいくつかある──監督で観る、役者で観る、脚本家で観る(僕はこの順かな)。もうひとつあるのは、映画評で観る。今回はこのパタン──アロハ坊主さんの評を読んで俄然観たくなった(もちろん池脇千鶴が出ているからという側面もあったが)。

彼の解説が素晴らしいので、今回僕は重複するようなことは書かないことにする。

矢崎仁司って全然知らなかったけど、そんな良い監督だったんですか。『三月のライオン』ってそんな凄い映画だったんですか。この『ストロベリーショートケイクス』を観て『三月のライオン』も観たくなった。

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Wednesday, November 01, 2006

Blowin' in the wind

【11月1日特記】 最近、新聞の書評欄でもインターネット書店の書評欄でも、実用書系が増えて次第に小説の書評が減ってきているような気がする。

そのことを妻に話したら、いみじくも彼女はこう言った。

みんな答えが書いてある本を読みたいのよ
今の時代、答えを自分で探す本は受けないのよ

うーん、これは我が妻(「愚妻」などという愚かしい表現を用いる気はもとよりないが)にしてなかなか正鵠を得た表現である。

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