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Saturday, November 04, 2006

映画『DEATH NOTE the Last name』

【11月4日特記】 映画『DEATH NOTE the Last name』を観て来ました。前後編の後編です。前編の評はここ(その1)ここ(その2、これは余談)に書きました。

まあ、映画館中ガキだらけ。日テレさん、こないだ前編を放送した効果が出てますね。

ほんで、この映画はあまりストーリーに触れる訳には行かないので、ざくっと感想だけ書きますが、前編に引き続いてめっちゃ面白かった!

ほとんどケチのつけようがないです。娯楽大作の完成版と言っておきましょう。もっとも滅多に娯楽大作を見ない僕が書くことだから全く当てにはなりません(笑)

前回も書いたけど全く先読みを許さない展開。後編は原作とはかなり違うようだから、これはまさに脚本の力ですね。月とLとの頭脳の限りを尽くした戦いがホントにスリリングです。

原作を読んでいる人はそうでもないのかもしれませんが、およそ予想の出来ない策を月とLの2人がそれぞれ仕掛けてきます。人物の設定が見事なほどにしっかりしているので、全てがスムーズに流れて行きます。

いやあ、飽きないです。

で、画作りのテクニックが全く見えない。そういうものが見えちゃうと、きっと筋の邪魔になるんですね。全くケレン味がない。でも、全ての画がすごく良い画です。いかにしっかり作られていたかが見終ってから改めて実感できます。

僕が感じたことを2つ。

ひとつは、個人の判断によって「勧善懲悪」を実現できるのはドラマの中でしかない、ということ(この2重の意味を読み取ってもらえれば幸いです)。

もうひとつは、今回この映画を観たガキどものうち何人かは、何年か後にもう一度この映画を観て、必ず「ああ、単にストーリーが面白いと思って観ていたけど、こんなに綿密に作られた凄い映像作品だったんだ」と気づくだろう、ということ。

パンフに載っていた金子修介監督のインタビューで印象的だったことをひとつ。

月もLも天才だと言われていますけど、本当は子供なんだというのが、前編後編を通してやってみての僕の実感です。

これも深い洞察ですね。

最後に僕の感想をもうひとつ。これは紛う方なく松山ケンイチの映画でした。きっと彼の生涯の代表作になるでしょう。『NANA』の若いベーシストの役、降りちゃったんですってね。またもや『NANA2』を観る楽しみがひとつ減っちゃいました。残念です。

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