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Monday, November 27, 2006

東京の敵を西宮で

【11月27日特記】 僕は『十年日記』をつけている。つけ始めてもう12年目である。それによると、明日は僕が自宅で初めて地上デジタル放送が見られるようになった日だ。去年のことだった。

ほんで、1年前の11月28日に書けば良かったのだが、書き忘れたので今頃になって書くことにする。“東京の敵を西宮で討つ”ことになってしまうが・・・。

2003年12月に地上波デジタル放送が始まったが、多くの民放社員と同様に、すぐにはデジタル受像機を買わなかった。何故かと言えば、自分の住んでいる地域ではすぐには映らなかったから。

映る地域が次第に拡大して、そろそろ我が家でも映るかなあと思われた頃に東京に転勤になり、それを機会に大枚はたいて AQUOS を買った(単身赴任だったので妻は依然としてアナログTVを見続けることになったが)。

東京の杉並区に移ったら、そこはケーブルでしか地上波が見られないマンションだった。J:COM である。で、どうかなと思ったらやっぱり地上波デジタルは映らない(ただし、BSデジタルはアンテナで受信可能)。

何故かと言えば J:COM はトランスモジュレーション方式で放送していたからである。解りやすく言うとトラモジ方式ではスクランブルがかかっている。だから J:COM に加入して有料放送の契約をして STB を設置しないと地上波デジタルは映らなかったのである。

地上波デジタル放送はノン・スクランブルの無料放送である。それを再送信する J:COM がスクランブルをかけて有料で見せるというのはおかしいんじゃないか? 我々民放は常にそういう主張をしてきた。トラモジではなくパススルー方式で再送信すべし、と申し入れてきた。

もちろん言われた J:COM さんのほうも、設備投資を伴うので急に変更できるものではない。遅まきながら設備を入れ替えパススルーで放送できるように整備を進めていたはずだ。
──そこまでは承知しているから良いのである。

問題は整備が整ったのに何のアナウンスもないことだった。今日から一般の方もデジタルが見られますよ、という連絡は全くなし。知らん振りである。

そんなアナウンスをすると、地上波デジタル見たさに J:COM に加入した客が逃げると踏んだのだろう。

僕はTV受像機本体の前面にある、エンジニアリング・サービスの更新を告げるランプが点っているのを見てピンと来た。で、チャンネルを合わせてみるとちゃんと映っているではないか。

J:COM さんよ、そりゃ、あんまりだぜ。フェアにやろうよ。親切にしようよ。
──そう憤ったのが1年前の明日である。

今年の夏に再び転勤して元の我が家に戻ってみると、我が家でもちゃんとデジタルは映るようになっていた。明日で家庭内での地上波デジタル視聴丸1年である。

皆さんの地域ではどんな具合だろう。

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