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Monday, October 30, 2006

講演と検索と墓前と

【10月30日特記】 先日、さる所で仕事上の講演をした。

今までも取引先の企業や団体に頼まれて講演めいたことをしたこともあったが、あくまでその会社の社員や団体の会員たちを対象とした、言わば閉じられた空間での講演だった。

それが今回はセミナー会社が企画して一般から広く受講者を募ったものである。しかも、結構高額の受講料を取って。

大勢の前で喋るのは久しぶりだったので最初はちょっと緊張したが、途中から調子に乗ってきて、調子に乗りすぎて気がついたらパワポのスライド5枚を残してタイムアップ。構わずすっ飛ばして10分延長して終わった(それでも最後の一番大事なパートで割愛してしまった内容が多く、非常に心残り)。

僕にとっては(今の部署に移ってからの話だが)社交界デビューみたいなもんだから、ともかく「受ける」「笑いを取る」ことに専念したのだが、まあ、思った半分くらいしか達成できなかった。

さて、今回の経験で何が変わったかと言えば、このセミナーの紹介/募集がネット上に出たおかげで、本名で検索すると僕の名前が見つかるようになったということだ。

僕の名前はどこにでも転がっているようなありきたりな名前なので、ググってみると同姓同名の人が複数見つかる。

──本を書いた人、何等かの賞をもらった人、何かのグループのリーダーを務めている人など、僕と同じ姓名で華々しい活躍をしている人がいるもんだ、と今までは他人事として眺めていたのだが、先日からその中に本物の僕が混じっているのである。

祖母は生前常々「名前が新聞に載るような人間になりなさい」と言っていたが、ネット上で名前が出たことで多少は喜んでくれているだろうか。インターネットと言ったって何のことか分からないかもしれない。いや、よく分からなくても褒めてくれそうな気がする。

いずれにしても、祖母の墓前に手を合わせたい気分である。

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