My Bookshelf
【10月28日特記】 僕の書棚の一部をカメラに収めてみた(例によってピンボケの携帯写真だが)。
クレイグ・ライスの著書が並んでいるパートである。凸凹している。
几帳面な僕が何故こんな凸凹の配置をしているかと言えば、発行年順に並べているからだ。つまり、美観よりも論理性に拘っているということだ。
一番左には一番古い作品である『居合わせた女』があり、その隣にハンサム&ビンゴのシリーズが3冊。で、ここまでの4冊がハヤカワ・ポケミス。その隣に文庫の『スイートホーム殺人事件』があり、そこからヘレン&ジェイク・ジャスタス夫妻と弁護士マローンのシリーズが、本の高さに関係なく年代順に並んでいる。
実はもう1冊、同じ著者による(と見られている)『ママ、死体を発見す』があるのだが、この本は単行本で、ここに無理やり押し込むとぎゅうぎゅう詰めになって本を引き出せない。
ま、これは確かにライスの作だと証明されている訳でもないから、ちょっと離れたところに置いておいても良いかな、と自分に対して言い訳して、別の箇所に収めている。
写真をもう1枚。
これはさっきの写真のすぐ下の部分。ポール・オースターの作品群。もちろんこっちも年代順で、文庫本の『孤独の発明』から単行本の『ティンブクトゥ』までが、高さに関してはランダムに並んでいる。あくまで僕が読んだ順ではなく、出版された順である。
実はもう1冊『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』があるのだが、この本はタッパがあり過ぎてここには収まらない。ま、この本もオースター作ではなくオースター編・朗読(付録CD)だから良いかな、と自分に言い訳してみる。
他にも村上春樹と柴田元幸の『翻訳教室』の中に「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」(村上訳と柴田訳の2編)が収められていたりする訳だが、その本までここに持ってくると、その横に村上と柴田の膨大な作品を並べる必要が出てきて収集がつかないので、ここには置いていない。
その代わりに、一番右にポツンとシリ・ハストヴェットの『目かくし』がある。この意味は解る人には解るだろう。
ところで、これらに比べてジョン・アーヴィングのパートはすっきりしている。ここに写真は掲載しないが、『熊を放つ』から『第四の手』まで、同じ高さの本が年代順に11冊並んでいる。
彼の著作が全部揃っている訳ではないが、こういうのが見ていて一番気持ちが良い。
他の人たちはどういうルールに基づいて本棚に本を並べているのだろう?
本の整理をする度にちょっと気になるのである。
Comments