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Wednesday, September 13, 2006

ブログの牢獄

【9月13日特記】 昨今では猫も杓子もブログをやっている(斯く言う私もその猫か杓子かに相違ないが)。

特にIT関係の技術者の中ではブログを運営している人の割合が一般よりもかなり高いと聞く。

何年か前にうちの会社でもIT関係の技術者を募集したことがあって、面接を担当した人間が当日の夜帰宅してからふと気になって検索をかけてみたらしい。果たせるかな、その日面接を受けに来た人が自分のブログをやっていて、「今日○×社の面接を受けてきた」などという記事があった。

少し読み進むと「質問の趣旨がさっぱり分からなかった」等の繰り言が並んでいる。面接担当者はそれを読みながら「だから面接に落ちるんだよ」と苦笑したとか。

ブログには何を書かれるか判ったものではない。昨今ブログから企業秘密が漏れるということも少なくないとか。

これは先日IT関係の人材派遣会社の人から聞いたのだが、大企業では既に個人のブログを検索・監視する専門家が何人も配置されていて、ネット・サーファーと呼ばれているらしい。

新商品の開発・発売に関する企業秘密を日常的に入手する会社(「広告代理店など」と言っていたけど一部の会社の一部の職種だと思う)では、そこで働く人間はブログに「ここのところ忙しくて徹夜続き」みたいな記事を書くことさえ禁止されているとか。

窮屈な日常である、と他人事みたいに言ってられない。はて、自分は大丈夫だろうか、という気になる。

僕の場合は本名も会社名も明かしていないが、業界の人間なら少し読めばどこの会社かは想像がつく。究明するつもりであちこち読み込めばどこの会社であるのかは確実に特定できる。

もちろん僕を知っている人が読んだら、これが僕であることはすぐに判るだろう。

ただ、勘違いしてはいけない。僕だと特定できるかどうかという問題と、書いてまずいことを書いてないかという問題は根本的に違うのだ。

僕はどこかに書いてまずいことを書いていないだろうか?──自分では多分大丈夫だと思う。逆に、どっか他所のブログで、僕にとって書かれてまずいようなことが書かれているかもしれないが。

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