関西映画事情
【7月30日特記】 ある程度予想していたことだが、転勤で東京から大阪に戻って映画鑑賞の環境は目に見えて悪化した。
今日も『佐賀のがばいばあちゃん』でも見ようかと思ったら、(まあ封切りからかなり時間が経っているから仕方がないけど)大阪市内ではやっていないのである。
「この映画を見逃すわけには行かない」と思っている映画なら少しぐらい遠くても面倒でも足を延ばすが、「~でも見ようか」という程度の映画に関しては、こんな具合では見過ごしてしまう可能性が非常に高くなってしまう。
僕の場合、ハリウッドのメジャーどころにはあまり眼もくれず、主に邦画の渋いところを狙っているので、こういう状況は困るのである。
東京にいるときは、新宿に出れば8割がた事足りた。渋谷を加えればカバー率は優に9割を超えていた。それに銀座と恵比寿を加えればほぼ万全だろう。それでも見られなかったのは全国で唯一上野の特設劇場でしか上映していなかった『ゲルマニウムの夜』くらいのものである。
ところが大阪・キタだけでは、いや、それにミナミと三宮を加えても、取り逃がしてしまう映画は山ほどあるのである。
こうなると上映終了後のレンタルDVD頼みである。
今日は、今上映中の part2 を観る前に観ておこうと思って『パイレーツ・オブ・カリビアン』を借りに TSUTAYA に行ってきたのだが、なんと10本以上あるのに全て貸し出し中。
皆考えることは一緒のようだ。
邦画で痛い目に遭うことは予想していたが、洋画でも痛い目に遭おうとは。非常にショックが大きい。
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