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Wednesday, June 21, 2006

映画の招待券を考える

【6月21日特記】 今日、映画『ゆれる』の招待券をもらった。嬉しい! でも、別に「くれ」と頼んだ訳でもなく、「見たい」と宣言した訳でもない(ま、このブログには書いていたけど)。実は『初恋』も『ダ・ヴィンチ コード』も『THE有頂天ホテル』もタダ券で観た。こういう業界にいるとそういうことはよくある。

社外の人から僕が直接もらうことはあまりない。ウチの会社の誰かが「何枚かもらったから1枚(2枚のこともあるが)どうぞ」というケースもあれば、「1枚(2枚)もらったけど自分は観る気がないのでどうぞ」ということもある。そして、不思議なことに、それは僕が観ようと思っていた映画であることが多い。いや、僕にくれた人は「あいつが好きそうな映画だ」と思ってくれたのかもしれない。

こういう話をすると「いいなあ~」とえらく羨ましがられることがあるが、別に日夜目をギラつかせてタダ券を捜し求めている訳ではない。くれるんだからしょうがないっしょ。と言うか、たまたま券をもらった時だけタダになるだけのことであって、僕だって基本的には映画は自分でお金を払って観るものだと思っている。

それは演劇だって音楽だって何だって同じで、自分の懐を痛めて(とまで書くと大げさだが)観る習慣がなければ、正しい鑑賞眼は身に付かないのではないかと思う。──今日一番書きたかったのはそのことである。

タダ券を配るのは宣伝の一環である。タダ券で見せてもらった映画について、僕が知人に語ったり、あるいはここに書いたりすることで、多少ともその使命は果たされたのではないかと思っている。

もちろん、僕が貶してしまったのでは宣伝にならないかもしれない。しかし、逆に宣伝するためにむやみに褒めようという気もない。ただ、常々全面否定するのはやめようと心がけている。それはタダでもらった券かどうかということとは関係なくて、人間性の問題であると思うから。

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