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Wednesday, May 31, 2006

号外(『日本沈没』2)

Newspaper【5月31日追記】 一昨日の記事で書き忘れたのだが、試写会の会場でこんなものをもらった。なるほど、こういう宣材を作ったか。発想としては面白い。

ただ、どうなんだろう、「日本沈没」という大見出しを読むと「日本が(完全に)沈没してしまった」という意味に取らないだろうか?

そうなると、列島に暮す日本人も全て一緒に海の藻屑と化しているはずだから、ならばこの号外を誰が読むのだろう、などと考えてしまう。海外の邦人向けか? そうか、そもそも沈没してしまった日本列島では新聞なんか作れないので、この新聞は海外で刷られたと考えるべきだ──などと余計なことをいろいろ考えてしまうところが全くもって僕らしいなあと自画自賛してみる。

もし、この号外が沈みつつある日本で沈みつつある日本人読者のために刷られたものであると考えるならば、大見出しは「日本沈没」ではなく、「日本徐々に沈没中」くらいにしてくれないと、どうも僕にはしっくり来ないのである。

しかし、それではインパクトに欠ける。なんと言ってもこの宣伝材料のミソは号外の大見出しが映画のタイトルと一致しているところなのだから。

そこでウーンと考えた。僕なら大見出しをこうする──「日本沈没 始まる」。これだと日本が沈没し始めたという見出しと「日本沈没」という映画の公開が始まったという事実がうまく掛け合わされている。

ただ、言うまでもないが、宣材のコピーとしては「日本沈没」のほうが優れている。いや、そんなこと解ってんですけどね、どうも些細なところにこだわるもんで。

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