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Saturday, March 25, 2006

システムの不備を運用で乗り切る

【3月25日特記】 以前このブログでも取り上げた「電気用品安全法」がほぼ完全に骨抜きになった。PSEマークが付いていなくても「レンタル」と解釈して事実上の販売を認めるというのである。

後日漏電検査を受けることが前提となっているとのことだが、このドタバタはまさにお笑い種である。

日本人はよくこういうことをやる。法改正している暇がないという事情はあるが、そもそも抜本的な建て直しを好まず、システムの不備を運用で乗り切るのである。

たとえ法改正するだけの時間的余裕があったとしても、今さら改正すると法案提出に関わった人間の面子を潰すことになる。とは言え、このまま法を施行すると音楽関係者、リサイクル業者からの不満を抑えられない。だから、解釈を変える。これこそシステムの不備を運用で乗り切るという伝統的な手法である。

これは日本人の特技であり、欠陥である。この気質が社会のあり方にどう影響しているのか、僕たちは真剣に考え始めるべき時期に来ていると思う。

システムの不備は本来システムの改変によってこそ解決するのではないか? 運用によって問題は一時的に解消しても決して解決には至らない。運用で乗り切った後に残るのはツギハギだらけの社会である。

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