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Friday, February 03, 2006

僕に会いたいと言う人からメールが来た

【2月3日特記】 僕に会いたいと言う見知らぬ人からメールが来た。会いたいと言われたのは初めての経験である。某大手週刊誌の記者さんだそうだ。僕のHPの「視聴率の嘘800、ホント200」のコーナーを読んで面白かったから是非会いたいとのこと。

これって結構怖い。

断片的にではあれ、僕のほうは相手に僕の情報を随分与えてしまっている。僕のサイトの膨大なページをくまなく読めば、業界に詳しい人であれば、僕の勤務先は容易に想像がつくだろう。そして、本気になって調べまくれば、僕の役職や本名、年齢くらいまでは突き止められるかもしれない。

それに対して、僕に判るのは彼の名前くらい(ったって、これも本名かどうか判ったものではない)。いくつなのか、どういう経歴の持ち主で、どういう性格のどういう考え方の人なのかさっぱり判らない。

会いに行ったらいきなりグサッと刺されるかもしれない(どこに刺される理由があるのかと言われたら、まあ、その通りなんですけど・・・)。刺されはしなくても、待合せ場所に行ったらいきなり3人組の大男が現れて、殴られて金を奪われる、なんてことも。

彼は会社のアドレスからメールを送ってきていたので、その出版社のHPを見て同じドメインであることを確かめた。これで少し安心。

安心しながら、一方「今、俺は会社で人を判断しようとしたんだ!」と気づいて忸怩たる思いも・・・。

でも、考えてみたら突然メールを送りつけてきた見知らぬ男と会うのである。多少防衛的になるのは仕方がないだろう。そして、自己防衛のためには相手の情報が必要だ。そして、相手の会社名がもしも聞いたこともないようなものであったら、それは僕にとっては情報とはなり得ないのである。

ともかく、2~3往復メールのやり取りをして、文章を見る限り変な人ではないだろうと見切って会う約束をし、今夜新宿で飲んだ(と言うか、僕は飲めない口なので「飯を食った」と言うべきか?)。

いやあ、面白かった。楽しかった。

こういうメールを送ってくる人って「何かある人」なのである。

「何か」って何かと言えば、ひとつには僕にないものを持っている人。──僕には、HPが面白かったからと言って即刻その人に連絡を取るような発想も行動力もない。

そして、そういう人って恐らく人間が好きな人なんだ。

僕が「お互い仕事にプラスになるか、仕事にはプラスにならないけどとりあえずお互い楽しいか、どっちかにしましょう」と書き送ったら、「とりあえず楽しいところから始めさせてもらえませんか」という返事が来たのも気に入った。

人間が好きな人のところには人間が寄って来る。人間が寄ると情報が集まり、それぞれに交換される。とても楽しい夕べだった。

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