スタバでCD
【1月31日特記】 冬になるとよく会社のビルの1階に入っているスタバでトール・ラテを買ってから出社する。
今朝スタバに入って行くといきなり店内に流れている音楽に惹かれた。なんだかとても魅力的な声。いや、この声は知っている。この歌い方は知っている。
店内を見回す。・・・あった。このゴスペル唱法は、やっぱり!──メイヴィス・ステイプルズだった。
そして、その下には・・・。なんとビリー・プレストンの名前があった!
「すいません、トール・ラテと、それから、あそこのCDほしいんですが・・・」
ソウルは僕が詳しいジャンルではない。だが、ビリー・プレストンとメイヴィス・ステイプルズなら知っている。知っているし大好きだ。前者はジョージ・ハリスンの『バングラデッシュのコンサート』で、後者はザ・バンドの『ラスト・ワルツ』
で知った。
2人とも若い頃の張りと凄みは少し弱まって、その分まろみを帯びて味が出てきた。
他に3人のミュージシャン:アン・ピーブルズ、アーマ・トーマス、アラン・トゥーサンが参加してジョー・ヘンリーがプロデューサーを務めている。僕はこの人たちのことはよく知らないが、とても有名な人たちらしく、いずれも素晴らしい。録音は2005年の6月だ。
今、そのCDを聴きながらこの文章を書いている。とても良い心地だ。
音としては静かな部類だ。しかし、静かに、重く(あるいは時に軽やかに)、響いて、染みてくる。
しかし、それにしてもこのCDはスターバックスにしかないのか? コーヒー屋がCDを独占販売しているはずがないと思って調べてみたら、日本版はないようだが輸入版は売っている。
しまった! スタバで買うと2000円だが Amazon で買ったら1890円だった。
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