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Saturday, November 19, 2005

アーヴィング追々記

【11月19日追々々記】僕の駄文を読んで、「へえ、ジョン・アーヴィングって面白そうだな。1回読んでみようかな」と思われた方がおられたら一言忠告しておく。

「私、長い文章読むの苦手だからあ、とりあえず短編の『ピギー・スニードを救う話』から読んでみようかなあ」なんて言っちゃダメ。

短編と長編は全く異質のものです。アーヴィングの短編も悪くないけど、彼の神髄は大長編小説です。

とりあえず読むなら、映画を観た人なら『ガープの世界』あたりから、あるいはこの『ドア・イン・ザ・フロア』を観た後で原作の『未亡人の一年』を読むのが一番良いかもしれない(なにしろ映画は原作の途中で終わってるから)。

間違っても最初から『熊を放つ』や『サーカスの息子』に手を出したりしないようにね。

アーヴィングの魅力に取り付かれると、ともかく長いものが読みたくなって来るよ。いやホント。

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 「ドア・イン・ザ・フロア」トッド・ウィリアムス/監督観てきました。今日は昨日書いたとおり丘陵の公園で2時間走のあと、映画館に行きました。    原作は、ジョン・アービング。原作者のファンなので観に行ったようなわけです。邦題は「未亡人の一年」。  キャストはキム・ベイシンガー、ジェフ・ブリッジス、ジョン・フォスター(この人はよく知りません)など。  ストーリーは、微妙な夫婦関係に�... [Read More]

Tracked on Sunday, November 27, 2005 19:53

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