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Thursday, August 18, 2005

炎天下の散歩

【8月18日特記】 仕事で外出中に空き時間ができてしまって炎天下を散歩した。

車の多い通りから公園の森に入った。灰皿のあるベンチで煙草を吸っているじいさんがいた。こちらを見ようともしなかった。

公園を抜けてコンクリートの階段を上がった。樹木が途切れて再び太陽の熱に晒された。北風とお日様の腕比べの童話を思い出しながら背広を脱いだ。汗にぬれた腕がなかなか袖から抜けなかった。ちょっと頭がクラクラしてきた。

ふと気がつくと自分が結婚披露宴を開いたホテルの前にいた。ホテルに入って、旧館から新館へと続く渡り廊下を歩いた。ホテルの中はひんやりしていた。なのに汗が一気に吹き出してきた。すでに湿り気を帯びたハンカチでこめかみを拭いながら、僕は再び外に出た。

さっき通ってきた道に戻ったのだ。

車が走っている。
夏の厳しい陽射しが照りつけている。
肌が焼かれ、洋服に包まれれた身体が蒸されて行く。
太陽を感じ、肉体を感じる。

「暑さにやられたんじゃないの?」と言われるかもしれないけれど、僕は思う。
夏の散歩もいいもんだ、と。

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